互 選 句
番号 投  句 & 選  句 俳 号 得票   
1 勇壮な太鼓台ゆく秋日和 浩 風 6 票
(旅 風) 季語が良いですね。
(哲 郎) 勇壮な情景が良く出ています。
(峰 生) 胸おどる秋祭りがぐっと来ます。
( 扇 ) 実際の太鼓台は迫力り元気がでますね
( 泉 ) 秋日和に太鼓台の取り合わせ、景が浮かびます。
(そらまめ)新居浜の景色ですね。
2 満月の片影薄く蝕を見る 石の花 1 票
(そらまめ)片影薄く・・・赤銅色の月が月蝕の特徴ですね。
3 落葉踏み句は出来たかと夫煩い 媛 香 1 票
(峰 生) こんないい句が出来ましたよ。
4 やや寒し皆既月食撮影す 4 票
( 扇 ) 今年も素晴らしい皆既月食の写メールありが
     とうございました
(浩 風) シャッタースピードがむつかしいですね。
(そらまめ)長い間外に出ていたんですね。
(高 越) ちょっと雲が出ましたねー 旨く撮れましたか
5 大歩危峡きしむ櫓の音や紅葉川 高 越 3 票
( 扇 ) 大歩危ははや紅葉していたのですね
(石の花) 秋の川下り、素晴らしいでしょうね。
(媛 香) 大歩危峡の紅葉が川に反映していて綺麗だったので
     しょうね。
6 後鳥羽院流さる島の秋夕焼け 2 票
(峰 生) しみじみと哀感を覚えます。
(浩 風)  隠岐の島の夕焼けきれいでしょうね。
7 北国の友から届く秋野菜 2 票
(哲 郎) 今年は天候が不順で野菜はありがたいです。
(浩 風)  秋野菜いいですね。いい友をお持ちでいいですね。
8 コンバイン倒れた稲を起こしつつ そらまめ 2 票
( 扇 ) コンバインは倒れた稲も起こすことが
     できるのですね
(菜の花) 今年もきっと豊作でしょうね
9 秋天へ凜と聳える摩天崖 2 票
(旅 風) 情景が眼前に浮かびます。
(高 越) 秋天だからいい景色が見えるのですね
10 秋祭り統一よせの大拍手 浩 風
11 日が落ちて祭太鼓の稽古打ち 媛 香 3 票
(石の花) すべてのイベントには陰でのけいこがありますね。
(そらまめ)公民館などで練習が始まる。
(高 越) 学校を終えた子供達の太鼓や獅子舞の練習の音が
     聞こえてきます
12 掛かりたる鱸水面を横走り 哲 朗
13 友逝きて回顧をしのぶ良夜かな 石の花 2 票
(菜の花) 寂しいですね
(媛 香) 私もごく最近大切な30年来の句友と永遠の別れを
     致しました。
14 同胞や故郷を読む秋の月 旅 風
☆ 友の消息を訪ねて、故郷の新聞を見ました。
15 生きている庭にひっそり鉦叩き 峰 生 3 票
(哲 郎) 秋の風情が良く出ています。
(石の花) 秋の風情いいですね。
( 泉 ) 秋の庭は何かしら寂しいですね、でも、生きているんだ。
16 カンナ燃ゆ愚妻の如き緋色して 旅 風 1 票
☆ 庭に咲いたカンナを詠みました。
(峰 生) 何と鋭い直感でしょう。
17 秋の夕追われるごとくウオキング 菜の花 2 票
(哲 郎) つるべ落としのごとく暗くなるのが早いです。
( 扇 ) 散歩の時間が段々早くなってきて夕食や寝る
     時間も合わせて早くなりましたよ
18 名月を隠すものあり夜の風 石の花 3 票
(旅 風) 隠すものあり・・・巧みですね。
(菜の花) 感動でしたね
( 泉 ) 皆既月食の時は雲が流れて残念でした。
19 誕生日今日の夕飯栗おこわ 媛 香 2 票
( 扇 ) 誕生日何時までたっても嬉しい物です
(菜の花) 美味しそうですね、益々お元気で・・
20 満月や天体ショー時忘れ 哲 朗
21 余命言ふ友の背後(うしろ)に木の葉舞う 旅 風 3 票
☆ ガンを宣告された友の心情を詠みました。
(菜の花) 余生の寂しい感じが良く表現されていると思います
( 泉 ) 木の葉がはらはらと舞うように友の余命も、お辛いですね。
(そらまめ)ちょっとさみしい情景ですね。
22 風任せ匂い運ぶや金木犀 菜の花 3 票
(石の花) 風任せにきんもくせいの香りいいですね。
(媛 香) どこからともなく匂ってくる木犀の香り風が運んでくる
     と言う作者風任せに脱帽ですわ。
(高 越) うちからもお隣りからも
23 冬支度焼いて別れる母の絵に そらまめ 3 票
(媛 香) お母様が書かれた思い出の絵でしょうに。断腸の思いで
     燃やす作者なのです。
(旅 風) どこかで区切りをつけなければ、分かります。 
(哲 郎) 淋しさが感じられます。
24 新米の光の粒を食べにけり 哲 朗 2 票
(浩 風)  新米はいいですね。
(高 越) きらきら輝いているご飯、美味しそう
25 たそがれにあれ木犀よ嬉々の孫 峰 生
26 秋の宵皆既月食感動す   菜の花 2 票
(媛 香) 今年の皆既月食は素晴らしく綺麗でしたね。
(そらまめ)今年の月蝕は綺麗に見えましたね。
27 脱穀の藁の匂いや秋日和 そらまめ 4 票
(旅 風) 藁のにおい、懐かしいですね。
(峰 生) この日を無上の喜びとしている人々の顔々。
(石の花) 藁のにおい懐かしいです。
(浩 風) 秋の収穫の匂い、いいですね。
28 声高なお花御礼秋の空 浩 風 1 票
(媛 香) 秋祭りの太鼓台が練り歩く、恒例の御花のお包みに
     ○○さまお花有り難うございます。と太鼓台の写真を
     頂く。  
29 冷やかや稚魚のあぎとふ忘れ潮 高 越 2 票
(峰 生) 早く 満潮に なれ。可哀そうだね。
(石の花) 口をパクパク満潮を待ちわびていますね。
30 鬼太郎をカメラレンズに秋の旅 1 票
( 泉 ) 良い写真が撮れましたか?
31 障子貼りナイフ持つ手の忙しさ 2 票
(哲 郎) 冬仕度の様子が出ています。
(浩 風) 早冬支度ですね。  
32 新雪や無念御岳映ゆる富士 峰 生 3 票
(旅 風) まさに好対照、非情ですね。
(菜の花) 無情ですね
(高 越) 御岳に残された方々には本当に残念でお気の毒です
33 旬の市訪ねし夕餉栗の飯 高 越 1 票
( 泉 ) 栗ご飯、季節のご馳走ですね。
平成 26年10月 1日~平成 26年10月20日 投句分
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第 118 回 披 講