番 号	俳　　　句	俳 号	得票
1	朝日射す燦燦と部屋元旦に	媛　香
2	年頭の天平地異寒の民	はなぶさ	2 票
	(石の花)　自然の禍いだとてたまりませんね。
	(媛　香)　元旦早々の驚く強震日本中皆心を痛めました
3	川べりの肌を突き刺すからつ風	鶴	2 票
	(　凡　)　川や海・湖の傍の風は冷たい、おまけにからっ風とき
	ている。「肌を突き刺さるほどの」冷たさ！！
	(高　越)　中七で空っ風の厳しさを表現されています
4	十七番春待つ青きユニフォーム	高　越	2 票
	(　鶴　)　今シーズンは敬遠が減りますように
	(　凡　)　「１７番、青いユニホーム」と言ったら、大谷さん。
	活躍の希望の春を願うのは作者以外同じ。
5	しがらみにまとわれしまま去年今年	凡	３票
	(べいこう)選句６句受け取りましたしがらみが煩わしい時もあります。
	(　鶴　)　何歳になってもしがらみはつきまとうものですね
	(逸　茶)　御同慶の至り
6	石鎚の雲に隠れし初日かな	石の花	1 票
	(　鶴　)　初日の出を拝めなかった無念さが伝わります
7	賀状来る希望の一句添えられて	はなぶさ	４ 票
	(べいこう)希望の1句がたのしみです
	(　凡　)　疎遠な人の年に一度の賀状は懐かしい。作句は新年の
	希望に満ちた俳句か短歌が肉筆で書かれているのでしょう。
	温かい心が伝わり、有難いですね。
	(高　越)　ちょっと一筆、ちょっと一句の手書きがあると暖かい
	(媛　香)　流石俳人ですねどの様なお句だったのでしょうか
8	初茜誓い新たに昇り龍	逸　茶	2 票
	(はなぶさ)勢いがある句ですね、締めが効いている
	(高　越)　東の茜空を誓い込めて龍が登る、力強い句。
9	庭木揺れくゆる冬日を手の平に	べいこう
10	独り者気の済むような年用意	石の花	４ 票
	(はなぶさ)(はなぶさ)平穏ですよね。
	(べいこう)気楽な正月に我が家もかえました
	(高　越)　歳とると気の済む程度がだんだんと、、、
	(媛　香)　お節料理を好きな物で用意したのですね独り身の気軽さです
11	月光の射し込む部屋や吾独り	媛　香	2 票
	(　凡　)　美しい月光をもったいなくも独りで楽しんでいるのか、
	それとも寂しさ侘しさの感傷に浸っているのか。
	(逸　茶)　月見て独り何思う
12	着ぶくれて庭に朝日の入るを待つ	逸　茶	2 票
	(　鶴　)　朝日を待ちわびている様子がみえる
	(石の花)　寒い日には日が射すのを待ち遠しいですね。
13	震災地すべてを隠す雪化粧	鶴	３票
	(　凡　)　すべてが意味することは周知のごとく悲喜こもごも、、。
	雪でなく安心息災な化粧で覆って欲しい。
	(逸　茶) なんとも痛ましい
	(媛　香)　倒れた家屋や被災地をすべて雪が隠しているのです
14	箴言を余白にメモの初暦	べいこう	４ 票
	(　鶴　)　真面目さがにじみでている
	(　凡　)　２５年の真新しい暦・カレンダーに早速に箴言や年頭
	所感なる格言などを、またメモの書き込みが余白にいっぱい
	でしょうか。
	(高　越)　目に付く場所で毎日忘れない様に。
	(逸　茶)　一年の計は神妙に
15	つわの花葉の艶競う雨あがり	鶴	2 票
	(べいこう)石蕗の花のたくみな句がいいです
	(石の花)　雨上がりの様子を上手く表現しています。
16	初詣絵馬の辰追う年男	高　越	2 票
	(はなぶさ)何回目の年男ですかな
	(媛　香)　辰の絵馬を年男でいらっしゃる貴方が見えるようです
17	年用意はたきを掛ける神棚に	石の花
18	冠雪の霊峰染めし初茜	凡	1 票
	(はなぶさ)さわやかな句ですね
19	口すぼめ百寿すこやか七草かゆ	はなぶさ	３票
	(石の花)　百寿とは、白寿+１ですか、七草かゆををすこやかに、
	良いですね。下五の字余りなんとかならないか。
	(逸　茶)　格別の年はじめですね
	(媛　香)　百歳で七草粥を召し上がっていらっしるお目出度うございます
	何時までもお健やかにお暮らし下さいませ
20	有り合わせ野菜で作る七草粥	媛　香	３票
	(はなぶさ)どこも一緒かな
	(べいこう)粥だけでも結構です
	(高　越)　年男なので健康を祈念して食べました。
21	七日粥ここは胃腸科クリニック	高　越
22	窓越しの寒月なりや暖炉端	逸　茶	1 票
	(石の花)　壇炉端で温もりながら外の寒月を愛でている。
23	闇隠す虚飾の街の聖夜の灯	凡	３票
	(べいこう)意味深な句になりました
	(　鶴　)　虚飾の街の表現が素晴らしい
	(逸　茶)　虚飾もまた楽し
24	新年の挨拶したく妻起こし	べいこう	2 票
	(はなぶさ)ほほえましい光景です
	(石の花)　良い光景ですね。