
| 番号 | 投 句 | 俳 号 | 票数 |
| 1 | 川沿いの足湯に浸り春の雪 | さつき | 1票 |
| ※湯村温泉にて | |||
| (哲朗) 足湯をしていると牡丹雪が降ってきたのでしょう。 | |||
| 2 | 鳥の来て遊べる畑のはだら雪 | 浩 風 | 1票 |
| ※2月末ごろ午前中の草引き、午後には雪、裏庭の畑の景色をよみました。 | |||
| (いなご) 同じような景色を見ました。 | |||
| 3 | 野良生えの数多(あまた)芥子菜濃き緑 | 初 霜 | |
| 4 | 庭の木々あれよあれよと雪花なる | 媛 香 | |
| 5 | 春の雪犬も喜ぶ散歩道 | 初 霜 | 1票 |
| (菜の花) 以前飼っていました犬を思い出し微笑ましい光景です | |||
| 6 | 受験生いよかん食べていい予感 | そらまめ | |
| ※エヒメいよかんのPRを兼ねて、これ川柳かな?。 | |||
| 7 | 日差し浴び梅の香りを潜りゆく | 哲 朗 | 3票 |
| (彰子) 今日はまさに梅日和。梅林を巡っている楽しい一日。「香りを潜り」がいいですね。 | |||
| (媛香) 探梅行のお句ですね、香りを潜りゆくがいいな〜と | |||
| と思っていただきました。 | |||
| (峰生) 美しい梅の下道を辿る。いいですね。 | |||
| 8 | 小雀の笑顔夢見て雪払う | 蝋 梅 | |
| ※黒土の部分を広げてやりました | |||
| 9 | 草の芽に大きな名札そっと付け | いなご | 2票 |
| (蝋梅) 草花を大切にしておられ 家族たちに知らせる光景が分かります | |||
| (ゆづき) どの句もいい句なので、選句に困るリました。 | |||
| 10 | 夢二庭オブジェの舟の春深む | 媛 香 | |
| 11 | 新築の鍵を受け取り苗木植う | いなご | |
| 12 | 欄間漏る影絵伸びたる雛灯し | コスモス | 2票 |
| (彰子) お雛さまを飾っている床の間から雛灯り。おもしろいところに | |||
| 目をつけられましたね。 | |||
| (初霜) 良いところに目をつけられましたね。 | |||
| 13 | 川岸の風に触れ合う猫柳 | 哲 朗 | 1票 |
| (浩風) 春の息吹が感じられます。 | |||
| 14 | 眉目なき紙の雛の小さきこと | 媛 香 | 3票 |
| (紫水) お孫さんが作った雛かな? いずれにしても微笑ましい景ですね。 | |||
| (いなご) 「雛の小さきこと」 かわいい表現ですね。 | |||
| (そらまめ) 小さな紙雛の顔、真っ白だけど、心の顔が見える。 | |||
| 15 | 春の土草をもたげてをりにけり | 浩 風 | |
| ※2月末ごろ午前中の草引き、午後には雪、裏庭の畑の景色をよみました。 | |||
| 16 | 梅祭り口尖らせて実(たね)を吹く | さつき | 3票 |
| ※七折梅祭りにて | |||
| (浩風) 梅祭りの様子がよくわかります。 | |||
| (彰子)梅祭りで実を吹く行事があったのでしょうか。おもしろい | |||
| ところを詠まれています。実を「たね」と読むのかどうか。 | |||
| (哲朗) 「たね」を吹き飛ばす様子がよく出ていますね。 | |||
| 17 | 春昼や口笛軽く童行く | 初 霜 | 1票 |
| (いなご) 明るくうきうきした感じがよくでていると思います。 | |||
| 18 | 雪晴れて今朝大いなり峰つづき | 峰 生 | 2票 |
| (蝋梅) 一夜明けてから 全山が雪化粧し 大きく迫ってくる様子が | |||
| ( 泉 ) 雄大な情景が浮かびます。 | |||
| 19 | 鶯のこえ城北の裏通り | 彰 子 | |
| 20 | さくら咲く声弾ませて電話口 | 千 柳 | 4票 |
| (初霜) 電話口の話し声が聞こえてきそうですね。 | |||
| (哲朗) 花見の誘いの電話だろうか。 | |||
| (ゆづき) どの句もいい句なので、選句に困るリました。 | |||
| (コスモス) 合格の喜びが伝わってきます | |||
| 21 | 子供らの声華やぎて山笑ふ | 紫 水 | 2票 |
| ※そう、嬉しい春休みも近いようですから・・・。 | |||
| (初霜) 子供たちの元気な声の情景が浮かびます。 | |||
| (媛香) 子供の歓声が聞こえて来るようです。 | |||
| 山笑うと言う季語がよく逢ってると思いました。 | |||
| 22 | 菜の花を黄金に染める夕日かな | そらまめ | |
| ※黄色の菜の花が金色になる、暮色。 | |||
| 23 | 北国の春を見つけに一人旅 | 泉 | 2票 |
| (さつき) 素晴らしい春が見つかることでしょう | |||
| (ゆづき) どの句もいい句なので、選句に困るリました。 | |||
| 24 | 小雨降るしまなみの橋霞みけり | 石の花 | |
| 25 | 青色の申告おわり堀眺む | 菜の花 | 3票 |
| ※今回は勉強のつもりで自分で申告しました。 | |||
| (千柳) 税務署の近くにお堀がある。ホッとした気分がよく出ている | |||
| ( 泉 ) 大仕事が終わってやれやれですね! | |||
| (そらまめ) 苦労して確定申告を終えて、ほっと一息、お堀に白鳥がいる。 | |||
| 26 | 終電車過ぎてより消す雛の部屋 | コスモス | 1票 |
| (蝋梅) 夜半の雛壇の部屋の様子が伺えました | |||
| 27 | 吹き飛ばすセピア色した梅の実(たね) | さつき | |
| ※七折梅祭りにて | |||
| 28 | 引鶴に空あをあをとありにけり | 彰 子 | 2票 |
| (紫水) 引鶴とは羨ましい! この里では 精々”大小の池こもごもに鴨帰る” です。 | |||
| (浩風) 引鶴の前途を空が祝しているようです。 | |||
| 29 | 古傷や暖炉見据えてほぞを噛む | 峰 生 | 1票 |
| ※人に言えない自分だけの後悔 割切った積りがまた浮かぶ | |||
| (石の花) 人生過去に色々なことがありました。みんな同じです。 | |||
| 30 | 木漏れ日をあびて童ら笑い顔 | 泉 | |
| 31 | 啓蟄を告げて小鳥の飛び立ちぬ | 千 柳 | |
| 32 | 啓蟄の土黒々と道普請 | コスモス | |
| 33 | 啓蟄の土持ち上げて蟻の列 | 哲 朗 | 1票 |
| (コスモス) 春の息吹が感じられます | |||
| 34 | 寒厨夫(つま)が十八番(おはこ)の夕餉菜 | 石の花 | 2票 |
| (さつき) 美味しさが出ています。 | |||
| (媛香) 夫が十八番のお総菜!!何でしょうか? | |||
| 奥さまお幸せ(^^)私も夫の手料理を食べて見たいです。 | |||
| 35 | 又光るつららも今は生命あり | 峰 生 | |
| ※一滴づつ光り落ちている 明日はともかく今生きてるのだ | |||
| 36 | 晴天に童子思い出す土筆採り | 菜の花 | |
| ※思いつくままに | |||
| 37 | 春雪のドサリと落ちる夕べかな | 浩 風 | |
| ※2月末ごろ午前中の草引き、午後には雪、裏庭の畑の景色をよみました。 | |||
| 38 | 目覚ましを止めてしばしの寒い朝 | 千 柳 | 1票 |
| (石の花) 実感です。朝は起きにくいものです。 | |||
| 39 | しだれ梅庭を従え毅然たり | 蝋 梅 | 5票 |
| ※花のない庭を圧倒していましたので | |||
| (千柳) 自慢の梅でしょう。庭の王様のよう。 | |||
| (紫水) 遅い雪でも懸かればなおさらでしょうね | |||
| (さつき) しだれ梅見てみたいですね。 | |||
| (そらまめ) 唯一花を着け庭の王者になった、しだれ梅、毅然たりがいい。 | |||
| (コスモス) 立派な庭を想像します | |||
| 40 | 残雪や畑に横たうバーコード | 蝋 梅 | 1票 |
| (千柳) 白と黒とのだんだら模様。バーコードとは面白し。 | |||
| 41 | うら若き初音追ひ越す山路かな | 紫 水 | 1票 |
| ※ことし初音を聞き口笛で戯れたのは2月21日でした。 | |||
| (峰生) うぐいすが峠道へと誘っているの?。 | |||
| 42 | 高速の春多工事の片車線 | 石の花 | |
| 43 | 空晴れて菜の花畑に集う波 | 泉 | |
| 44 | 囀やひとり遺(のこ)りしとき想う | 彰 子 | 1票 |
| (石の花) 年老いて行く時の実感です。 | |||
| 45 | 六時すぎてまだ日が残る土筆つみ | そらまめ | |
| ※日が長くなった、土筆ん坊が出た、春が来た。 | |||
| 46 | 老人の蜜柑畑やいぬふぐり | 紫 水 | 1票 |
| ※「後継ぎが・・・」と。 最近、やけに寂しい放置園が目立ちます。 | |||
| (峰生) 手に余る雑草。見事なコントラストは皮肉ですね。 | |||
| 47 | 道の駅夫の土産に草の餅 | いなご | 1票 |
| (菜の花) 夫婦円満 羨ましいです | |||
| 48 | 好々爺逝きて寂しい春の宵 | ゆづき | 1票 |
| ( 泉 ) 同感です! | |||
| 49 | 大寒の夜空瞬く北斗星 | ゆづき | 1票 |
| (菜の花) 綺麗に澄んだ夜景ですね ロマンチック! | |||
| 50 | 椿さん呼び声高し露店かな | ゆづき |