番号 |
投 句 |
俳 号 |
得票 |
1 |
甲子園熱き闘い玉の汗 |
ゆづき |
1票 |
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(菜の花) 一生懸命の姿に感銘します |
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2 |
サルスベリ暑さにめげず拳上げ |
菜の花 |
1票 |
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(そらまめ) サルスベリの花を拳とは、面白い表現ですね。 |
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3 |
朝露を浴びて輝く稲穂かな |
泉 |
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4 |
阿波踊りありし日の夫想い出し |
菜の花 |
2票 |
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※ 徳島の時一緒に踊った思い出です |
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(千 柳) ご主人もさぞかし酒と踊りにうつつを抜かしていたのでしょう |
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(媛 香) 阿波踊りを見ていて、生前ご主人さまときっとこの場所で… |
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懐かしさがこみ上げてきてチョット悲しかったのですね。 |
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5 |
炎道に蝉を弔う蟻の列 |
千 柳 |
1票 |
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(蝋 梅) 蝉を弔うが面白い表現と思いました |
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6 |
健康という幸せやビール飲む |
いなご |
5票 |
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(初 霜) 実感です |
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(峰 生) ビールが何より。飲まなくちゃアー。 |
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( 泉 ) 何はともあれ健康が一番幸せ! |
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(彰 子) 幸せをしみじみ思う |
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(コスモス) まず健康ですね。ビールのおいしいこと。 |
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7 |
夜濯ぎに傷めし紙幣(お札)の洗い張り |
蝋 梅 |
1票 |
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(媛 香) ポケットに入ったまま洗濯をしてしまったのですね。 |
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そのお札を丁寧に洗い張りのように延ばして干したのです。 |
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元のように使えるようになりましたか?(^^) |
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8 |
熱帯夜一機の蚊来襲大捜索 |
野 鯉 |
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9 |
笹飾り色鮮やかに宙に舞ふ |
哲 朗 |
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10 |
大欠伸移され小欠伸蝉時雨 |
媛 香 |
3票 |
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(いなご) おもしろい句だと思います。 |
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(野 鯉) |
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(楓 花) 表現がユーモラスですね。 |
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11 |
日差し受け雲海怒涛の如くなる |
コスモス |
2票 |
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(峰 生) 日差しに照る怒涛の雲海とは強烈です。 |
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(石の花) 雲海の荒々しい雲の様子がうかがわれます。 |
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12 |
やり場なき運転席の大西日 |
哲 朗 |
5票 |
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(初 霜) 運転席では避けようもありませんね |
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( 泉 ) うん!わかるなぁ~その気持ち! |
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(さつき) 実感です。素直に詠まれていいですね。 |
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(浩 風) よく経験する景です。 |
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(コスモス) クーラーで早く涼しくなりましょう。 |
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13 |
金蔵の描きし屏風夜の祭 |
浩 風 |
1票 |
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※ 赤岡町の絵金まつり屏風絵の作者は素晴らしい。 |
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(哲 朗) 見事に描かれた屏風の絵に感動したのでしょう。 |
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14 |
ふるまわる絵金まつりの酒うまし |
浩 風 |
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※ 赤岡町の絵金まつり氷で冷やした樽酒を升酒で戴いた。 |
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15 |
父の忌や大夕焼けを眺めをり |
媛 香 |
3票 |
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※ 北条の日没の夕焼けが美しく地平線に沈んで行く情景が心に残りました。 |
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(いなご) お父さんと見た夕焼けを思い出しているのでしょうか。 |
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(彰 子) 尊敬した父をしのぶ |
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(哲 朗) 夕焼けを眺めながら、亡き父上を思い出していたのでしょう。 |
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16 |
よしこのの音に誘われにわか連 |
泉 |
2票 |
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(菜の花) 迫力のある楽しい一時でしたね |
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(ゆづき) よしこのの囃子につい踊りたく成りますね |
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17 |
蓑虫の顔出している童唄 |
彰 子 |
4票 |
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※ 蓑虫が童唄を聞いているのか。 |
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(いなご) 顔を出している蓑虫かわいく見えます。 |
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(初 霜) 蓑虫の顔出しているが童歌に良くマッチしています。 |
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(野 鯉) |
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(浩 風) 景と言葉の調子が好きです。 |
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18 |
諸人や駈けだしている夕立に |
石の花 |
1票 |
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(媛 香) 思いかけずザァッ〜と来る夕立にみんな一斉に我も |
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駈けだして行ったのです。 |
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19 |
一陣の風吹きそよぎ夕立来(き) |
石の花 |
1票 |
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(蝋 梅) 夕立前には必ず風邪が吹き込んできますね |
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20 |
戯れて鐘撞く兄弟夏帽子 |
コスモス |
4票 |
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(千 柳) 真っ黒に日焼けした兄弟、仲がよいのでしょうね |
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(初 霜) 兄弟の仲の良さがほほえましいです |
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(楓 花) 可愛い兄弟の姿が目に浮かびます。 |
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(哲 朗) 情景が良くでています。 |
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21 |
蟻が行く体に余る荷物持ち |
初 霜 |
3票 |
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(さつき) 蟻の力に驚きます。 |
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(媛 香) ホントに小さな身体に大きな荷物を担いで…蟻とキリギリス |
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の物語を思い出しました。 |
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(竹 豪) エッチラオッチラ頑張ってますね |
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22 |
虹立つや草木そよぎて川広し |
峰 生 |
1票 |
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(そらまめ) 雨上がりの重信川を連想します。 |
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23 |
ふと吾にかえれば沁みる蝉の声 |
千 柳 |
1票 |
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(彰 子) 思いに耽っている |
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24 |
蝉取りの声賑やかに遠ざかる |
コスモス |
2票 |
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(いなご) 蝉に負けないぐらいの声でお喋りしながら家へ帰っているのでしょう。 |
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(竹 豪) 子供達のワイワイガヤガヤが聞こえてきます。 |
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25 |
雷鳴に座布団かぶる幼き子 |
いなご |
2票 |
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(石の花) ビックリして頭を隠したのでしょう可愛い光景です。 |
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(菜の花) 怖さ解ります でも可愛いしぐさ・・・ |
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26 |
孫たちの去りたる庭に夏の月 |
そらまめ |
7票 |
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(峰 生) 孫の帰った後は、しんみりとお月さまですね。 |
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( 泉 ) にぎやかだったお孫さん達も帰りお月様も淋しそう・・ |
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(さつき) お孫さんのお帰りになられた後のお気持ちが良く現れているとおもいます。 |
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(竹 豪) 孫達帰って静寂に・・・ |
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(菜の花) 孫は着てよし帰って良しの例えお気持ち解ります |
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(楓 花) この月はいろいろな思いで見ておられますよね〜 |
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(哲 朗) お孫さんが帰ってしまい、静かな庭に月が照らしている何とも寂しいですね |
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27 |
トンボ取り爺の手しっかり握りしめ |
泉 |
1票 |
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(菜の花) 頼りにしてます・・・ |
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28 |
蝉しぐれ思考回路を断たれたり |
楓 花 |
2票 |
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(そらまめ) まさに音のバリヤーです、脳みそ真っ白の感覚ですね。Good!。 |
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(媛 香) 余りにも喧しい蝉時雨に考えていることも判らなくなるほど |
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イライラがつのったのです。思考回路がいいなぁと思い頂きました。 |
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29 |
俄雨しばしの涼風満喫す |
石の花 |
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30 |
びょうぶ絵の修羅の浮きたつまつりかな |
浩 風 |
2票 |
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※ 赤岡町の絵金まつりどぎつい2枚屏風絵が蝋燭で照らされていた。 |
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(彰 子) 見事な修羅の絵 |
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(楓 花) 土佐の絵金祭の様子、いきいきと捕らえられていると思いました。 |
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31 |
暮れなずむ白き葉裏の合歓の花 |
さつき |
2票 |
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(蝋 梅) 綺麗な句ですね |
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( 泉 ) きれいな表現ですね! |
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32 |
滴りや水琴窟の妙なる音 |
初 霜 |
2票 |
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(浩 風) いい音でしょうね。心を癒してくれそうです。 |
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(コスモス) 綺麗な句です。水琴窟の涼しい音が聞こえてきます。 |
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33 |
うだる日に蝉はしきりに空見上げ |
蝋 梅 |
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34 |
ヂーチャンとゼンゴ釣り上げ帰省孫 |
そらまめ |
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35 |
夏は朝体操会や共白髪 |
峰 生 |
1票 |
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(石の花) 現代の老人社会での明るい光景です。 |
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36 |
ポンポンとたたきてすいか採りにけり |
いなご |
2票 |
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(千 柳) 早速、井戸で冷して味見をするか |
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(彰 子) 西瓜が美味しそう |
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37 |
慈雨しばし土の匂いの中に居る |
楓 花 |
4票 |
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(千 柳) ありがたい天地の中にいる。 |
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(野 鯉) |
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(浩 風) 久しぶりの雨、土の匂いが好きです。 |
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(石の花) 乾いた土に暫しの雨土の匂いを残す程度ですね |
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38 |
墓洗う手押しポンプの水錆て |
媛 香 |
2票 |
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(いなご) 「手押しポンプ」懐かしいです。 |
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(楓 花) 「墓洗う」の季語を知りました。手押しポンプの水は赤茶色に錆び |
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ていることが多いですよね。しばらく押していると綺麗な水になります。 |
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私がお参りするお墓にも こういうのが 一箇所あります。 |
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39 |
麦茶煮る長き季節を思ひつつ |
楓 花 |
1票 |
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(峰 生) 長い季節は過去・未来どっちでもいいのでしょう。 |
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40 |
法師蝉鳴き出し胸をなで下ろす |
初 霜 |
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41 |
すててこは何故か疎まれ手酌酒 |
峰 生 |
3票 |
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(蝋 梅) ステテコ姿では誰も寄ってきませんね |
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(そらまめ) 奥さんに怒られてもステテコはいいですね。手酌はチト寂しいけど。 |
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(さつき) 情景とお気持ちが良く現れていますね。 |
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42 |
雨あがり波打つ稲穂心地よく |
菜の花 |
1票 |
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(そらまめ) 夕立でちょっと涼しくなった心地よさが、うまく表現されています。 |
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43 |
夏草の匂い蒸せくる夜の窓 |
野 鯉 |
1票 |
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( 泉 ) 暑い熱帯夜が続きましたね! |
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(石の花) むしむしする夜は窓を開けても、なほなま暖かい風が吹き込んできます。 |
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44 |
白蓮の葉陰にちらり緋鯉かな |
千 柳 |
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45 |
虫干しや妣(はは・亡母)の晴れ着を胸に当て |
さつき |
4票 |
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(初 霜) その感傷良くわかります |
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(峰 生) 故人のものには、どうしても色々と想い入れがありますね。 |
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(ゆづき) 母への思い偲ばれる |
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(哲 朗) 情景がよくでています。 |
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46 |
雷鳴の響きのあとの静けさや |
蝋 梅 |
1票 |
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(ゆづき) 一雨来た一陣の涼風の心地良さ |
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47 |
大広間冷しそうめん味談義 |
さつき |
1票 |
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(竹 豪) 涼しそうですね。 |
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48 |
海よりはプール通いの都会孫 |
そらまめ |
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49 |
滝しぶき吹き割る風に人の群れ |
哲 朗 |
2票 |
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(野 鯉) |
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(ゆづき) 荘厳な滝より水しぶき共に吹く涼風良いですなー |
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50 |
雲上の穂高三山岩ひばり |
彰 子 |
5票 |
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※ 穂高三山が雲上にそそりたつ。 |
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(蝋 梅) 素晴らしい景色だったでしょうね |
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(野 鯉) |
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(浩 風) 景が大きくきれいです。 |
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(ゆづき) 苦労して登った頂上で聞く小鳥のさえずり何とも言えませんね |
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(コスモス) 雲上の人にのみ体験できるもの、うらやましいです。 |
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51 |
白靴の歩幅の先へ紋白蝶 |
竹 豪 |
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52 |
明日は登頂満天の星こぼれをり |
彰 子 |
3票 |
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※ 山小屋にて満天の星を眺める。 |
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(千 柳) 今夜ぐっすり眠れるかな |
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(さつき) 私も冨士山登頂の前夜を思い出しいただきました。 |
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(コスモス) 登山妙味につきますね。 |
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53 |
モロヘイヤ猛暑の庭の薄緑 |
野 鯉 |
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54 |
よしこのでやっとやっとな阿波踊り |
ゆづき |
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55 |
野球拳よよいのよいや夏祭り |
ゆづき |
1票 |
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(竹 豪) 野球拳踊りの威勢が目に浮かびます。 |