
| 番号 | 投 句 | 俳 号 | 票数 |
| 1 | 野も山も赤と黄色に染められて | 菜の花 | |
| 2 | キャンプ場空き缶一つ秋の風 | コスモス | 3票 |
| (千 柳) 古戦場を尋ねる想い。下五は空っ風のほうが | |||
| (いなご) 寂しくなったキャンプ場の様子がよくでていると思います。 | |||
| (さつき) 情景が良く出ていると思います。 | |||
| 3 | 同窓会秋の夜長に更けるまで | 菜の花 | |
| 4 | 身にしみる網目を抜ける空っ風 | 蝋 梅 | |
| *目の粗い上着は何の役にも立ちませんでした | |||
| 5 | 鉢植えの銀杏も日々に色づいて | 千 柳 | |
| 6 | かずら橋いにしえの里深紅葉 | 石の花 | 2票 |
| (竹 豪) かずら橋の紅葉綺麗でしょうね | |||
| (千 柳) 平家の落人に紅葉を愛でるゆとりがあったかな | |||
| 7 | 近景も遠景もよし紅葉山 | いなご | 4票 |
| (石の花) 全山紅葉、秋たけなわですね。素晴らしい景色です。 | |||
| (初 霜) 素晴らしい秋ですね。 | |||
| (コスモス) 紅葉全山の美しさが目にみえます。 | |||
| (媛 香) どこから眺めても紅葉の美しさは最高です。 | |||
| 8 | 昼下がりオカリナ聞きて秋深む | 初 霜 | 1票 |
| (峰 生) 秋の日の午後が静かに過ぎて行きます | |||
| 9 | みかん買う缶にカランと百円玉 | 哲 朗 | 4票 |
| (竹 豪) 無人小屋の感じがよく出ています | |||
| (初 霜) 田舎の光景が目に映ります。 | |||
| (コスモス) 一袋100円のみかん、缶にカランが面白い。 | |||
| (そらまめ) 無人の良心市、「缶にカランと」 が気にいりました。 | |||
| 10 | 母想ふ金木犀の香りをり | 彰 子 | |
| *金木犀が咲くと母を思い出す | |||
| 11 | 十二月来るふるさとの海の紺 | 彰 子 | 1票 |
| *寒くなると海の色も深まる | |||
| ( 泉 ) 12月の海の色は寒々とした紺色でしょうか?故郷はいつでも | |||
| 良いものです。 | |||
| 12 | 冬近し毛がにづくしのおしながき | 浩 風 | 2票 |
| *同期会に出席して | |||
| (石の花) 蟹づくしのお膳目に浮かびます。おしながきとの表現が気に | |||
| 入りました。 | |||
| (さつき) 美味しい毛がに料理が目に浮かんで来ます。 | |||
| 13 | しお風にコスモスなびく撮影会 | そらまめ | 1票 |
| (哲 朗) 良い写真が撮れましたか。 | |||
| 14 | 日暮れどき殊にさやけき蕎麦の花 | 泉 | 3票 |
| (初 霜) 蕎麦の白い花が夕闇によく浮かんでいるのでしょうね。 | |||
| (浩 風) きれいな句ですね。 | |||
| (楓 花) 14:秋の夕暮れ時の一瞬をとらえて美しい。 | |||
| 15 | 手を打って鯉寄す池の夕紅葉 | コスモス | 3票 |
| (いなご) きれいな景色ですね。 | |||
| (さつき) 沢山の鯉が集まって来る様子が解ります。 | |||
| (楓 花) よくある情景ですが「夕紅葉」が似合っていると思いました。 | |||
| 16 | 空澄みて殺し屋百舌の鳴き叫ぶ | 峰 生 | |
| 17 | 鵙鳴けり賽の河原に石積みし | 媛 香 | |
| 18 | 図書館へ桜紅葉の回り道 | 楓 花 | 5票 |
| (峰 生) ちょっと回り道でも紅葉のある方がいい | |||
| (いなご) 桜紅葉きれいだったのでしょう。 | |||
| (そらまめ) あそこの桜も紅葉しているだろうと、回り道、私もそうします。 | |||
| (蝋 梅) 遠廻りして行く気持ちが嬉しいです | |||
| (ゆづき) 図書館も良いけど、紅葉もいいね | |||
| 19 | 寒風にさらされ野道をトボトボと | 蝋 梅 | |
| *市主催の囲碁大会で負けが込みまして | |||
| 20 | 紅玉のジャム煮る午後はワルツ聴く | 楓 花 | 2票 |
| (さつき) ワルツのリズムの合わせ混ぜて居られたのでしょうか・・・ | |||
| (媛 香) 林檎ジャムを作るのは時間が掛かります。甘酸っぱいいい匂いの | |||
| 林檎コトコトと煮るその間ワルツを聴きながら・・・ | |||
| 21 | OBの人生談義温め酒 | 浩 風 | |
| *地域交流会に出席して | |||
| 22 | いつになく澄まし顔の子七五三 | いなご | 6票 |
| ( 泉 ) 元気に育ってください。 | |||
| (初 霜) やんちゃ子が正装してすましているのでしょうね。 | |||
| (哲 朗) 晴れ着を着ての宮参り緊張します。 | |||
| (そらまめ) きれいな着物着せられると、ヤンチャな孫もカッコつける。 | |||
| 写真撮りましたか?。 | |||
| (蝋 梅) 七五三の様子が良く出ていると思いました | |||
| (菜の花) 可愛いですネ | |||
| 23 | 秋澄みてセールドリルや日本丸 | そらまめ | 7票 |
| ( 泉 ) 紺碧の秋空のもとすばらしきや日本丸ですね! | |||
| (哲 朗) 帆を張っての日本丸は勇壮です。 | |||
| (峰 生) 若者達のさわやかで勇壮な姿が浮かびます | |||
| (コスモス) セールドリルの様子メールで拝見しました。 | |||
| (彰 子) 素晴らしい光景。男のロマンを感じる。 | |||
| (菜の花) 日本丸、見たかったです | |||
| (ゆづき) 日本丸はすばらしい | |||
| 24 | 天高く全開帆船華麗なり | そらまめ | 4票 |
| (浩 風) 海からの写真も素晴らしいですね。 | |||
| (蝋 梅) 豪快な句も素晴らしいです | |||
| (菜の花) 勇壮ですネ | |||
| (媛 香) 風いっぱい受けた真っ白い帆巨大船は華やかで美しい! | |||
| 25 | あわあわと空あわあわと枇杷の花 | 彰 子 | 2票 |
| *青空に枇杷の花が侘びしく咲いている | |||
| (哲 朗) 枇杷の花は目立たないけど香りがよく花はあわあわとした様に | |||
| 見えます、良く観察されています。 | |||
| (浩 風) 何か惹かれる句です。 | |||
| 26 | 競い合う大輪小輪菊花展 | 石の花 | |
| 27 | 内閣がどう替わらうと冬支度 | 竹 豪 | 2票 |
| *内閣がどう替わっても、関係ネ−ヤ | |||
| (哲 朗) なかなか面白い句です。 | |||
| (媛 香) 世の中どう変わろうと確かに冬は訪れます。さぁ〜冬支度です。 | |||
| 28 | バラの虫刺まで食わん面構え | 竹 豪 | 1票 |
| *刺のあるバラの木に大きな毛虫がエッチラエッチラ | |||
| (千 柳) 憎さも憎し可愛いらし、そっとしておきますか、踏み潰しますか | |||
| 29 | 父逝きし年を数ふる吾も歳 | 竹 豪 | 1票 |
| *父逝きて40余年、おらも歳取ったナ− | |||
| (千 柳) よく考えて見ると自分のほうが上。 | |||
| 30 | 何事もなく片隅に石蕗の花 | 哲 朗 | 2票 |
| (いなご) 穏やかな日々が石蕗の黄色い花に現されている様です。 | |||
| (彰 子) 何事もないのが幸せなのです。季語が良く効いています。 | |||
| 31 | 銀杏のナメコに落つる音さえる | 蝋 梅 | |
| *高所からの落下音は相当のものでした | |||
| 32 | 飛行機雲西から東尾を引いて | 菜の花 | 1票 |
| (竹 豪) 一週間ほど前にありました早速パチリと | |||
| 33 | 故郷の空気は旨し紅葉狩り | さつき | 2票 |
| (石の花) 澄み切った空気の中に紅葉がさえるのでしょう。 | |||
| (彰 子) 故郷をこよなく愛する。 | |||
| 34 | 仁王門猫ひたひたと冬に入る | 哲 朗 | 1票 |
| (浩 風) 静かな山門の景ですね。 | |||
| 35 | ちちははの眠れる寺に銀杏散る | 楓 花 | 2票 |
| (竹 豪) 淋しい風景ですね | |||
| (菜の花) 合掌! | |||
| 36 | 遙かなる母へ文書く夜長かな | 媛 香 | 1票 |
| (彰 子) 母への熱い想い。 | |||
| 37 | 一草庵ひとりじめして落葉踏む | さつき | 3票 |
| (コスモス) 一草庵の感じが良く出ています。 | |||
| (蝋 梅) ひとりじめして幸せでした | |||
| (ゆづき) 名句が出来るかも | |||
| 38 | 湧ヶ淵一人たたずむ菊日和 | 泉 | 2票 |
| (峰 生) 秋風に乗って菊花展からの香りも届く思いでしょう | |||
| (ゆづき) 菊花展が一人占めでいいなー | |||
| 39 | 老猫の日なたぼこだけ遊園地 | 峰 生 | 2票 |
| (そらまめ) 猫は暇さえあれば寝ているもの、そこを老猫とは、うまい表現、 | |||
| ひっそりした遊園地の情景が浮かびます。 | |||
| (楓 花) 老猫のひなたぼこの雰囲気がいいなと思いました。 | |||
| 40 | 寝る前に二人で飲みし卵酒 | 初 霜 | 2票 |
| (竹 豪) 二人仲良くお風邪? | |||
| (媛 香) ご夫婦仲良く風邪予防です。さぁ温まってオヤスミナサイ! | |||
| いいですね。 | |||
| 41 | 一服の抹茶点ており文化の日 | いなご | 3票 |
| (千 柳) 今日一日は文化人でおりましょう | |||
| (浩 風) 赤毛氈に紅白の幕の中で、・・・・・心静かですね。 | |||
| (楓 花) 穏やかな文化の日、気持ちのいい句。 | |||
| 42 | 菊花展松山城を飾り付け | 石の花 | 1票 |
| (コスモス) 菊花展の菊に飾られた松山城は本当に美しかったです。 | |||
| 43 | 一人膳向かえば親し秋の蝿 | コスモス | 2票 |
| (初 霜) 一人でいると蠅も友達親しく感じますね。 | |||
| (さつき) 蝿とどんな会話をなさったのかな?いろいろ想像できで | |||
| 好きな句です。 | |||
| 44 | 四方の闇物音もなく冬迫る | 初 霜 | 1票 |
| (石の花) 深々と、夜が更けて行く様ですね。 | |||
| 45 | 石鎚の紅葉背(そびら)にうつさるる | 泉 | 2票 |
| (菜の花) 紅葉が素晴らしかった事でしょう | |||
| (ゆづき) 石鎚の紅葉は雄大で見も心も紅模様 | |||
| 46 | 虫集く湯殿に手足伸ばしけり | 千 柳 | 3票 |
| (石の花) 露天風呂でしょうか、虫の声効きながらゆったりと。 | |||
| (峰 生) 社宅の浴室の隣りは鈴虫が沢山鳴いている石垣でした | |||
| (いなご) 心身共に疲れが取れそうな気分です。 | |||
| 47 | 夕紅葉湯ぶねにひたり同期なる | 浩 風 | |
| *同期会に出席して | |||
| 48 | 紅葉風揺れて歩止めるかずら橋 | 媛 香 | 1票 |
| (楓 花) 「紅葉風」の語が 素敵です。 | |||
| 49 | 病床に詠みし句集や秋の遺書 | さつき | |
| 50 | カーナビのリードにまかせ紅葉狩り | 千 柳 | 2票 |
| ( 泉 ) そう!カーナビって便利でおもしろいですね!紅葉狩りとは | |||
| シャレていますね! | |||
| (そらまめ) 今のカーナビはよくできていますね、地図を繰らなくていいので、 | |||
| ドライブも楽になりました。 | |||
| 51 | 枯葉舞ふ路地早々と暮初めり | 峰 生 | 3票 |
| ( 泉 ) 初冬の夕暮れの情景が良く表現されています。 | |||
| (蝋 梅) いよいよ暮れ間近かの感じですね | |||
| (彰 子) 掃いても掃いても葉が落ちる。? | |||