番号 |
投 句 |
俳 号 得 票 |
1 |
初夢や若草句会きらきらと |
泉 2票 |
|
(峰 生) その夢をぜひ私にも覗かせてください。 |
|
(まこと) 若草句会のますますの発展と会員皆様の健康をいのります。 |
|
. |
2 |
パソコンの除夜の鐘聴く金閣寺 |
媛 香 票 |
|
. |
3 |
除夜の鐘聞いて年明け床につく |
竹 豪 票 |
|
. |
4 |
見慣れたる壁画艶めく初湯かな |
コスモス 2票 |
|
(蝋 梅) ひと度はこんなお風呂に入りたい |
|
(彰 子) 元日の特別な思い |
|
. |
5 |
肩車凧引く細手高々と |
蝋 梅 1票 |
|
(哲 朗) 睦ましい光景ですね。 |
|
. |
6 |
冬薔薇小首かしげて咲きにけり |
楓 花 4票 |
|
(蝋 梅) 小首傾げた感じがかわいいです |
|
(コスモス) 冬薔薇の感じがよくでている。 |
|
(野 鯉) 「小首かしげて」で薔薇の表情が分かる。 |
|
(彰 子) 景のよく分かる素直な句 |
|
. |
7 |
家族連れ雪山眺め初湯かな |
しおかぜ 票 |
|
* 正月の寒い露天風呂を家族で雪山を眺めながらノンビリと |
|
. |
8 |
供花にもひともと添へる実千両 |
楓 花 2票 |
|
(彰 子) 故人への優しい心遣い |
|
(千 柳) 故人の好きな花だった |
|
. |
9 |
ともしびを消して聴き入る除夜の鐘 |
千 柳 6票 |
|
( 泉 ) 行く年来る年、今年もお元気で・・・ |
|
(いなご) しみじみと1年を振り返っている様子がわかります。 |
|
(コスモス) 除夜の鐘を聴くのはやはり暗いほうが良いですネ。 |
|
(楓 花) ともしびを消して静かに聴く除夜の鐘・・・いいですね〜 |
|
(菜の花) 今年も終わりました 感無量! |
|
(ゆづき) 新しい年を迎える風情が良い |
|
. |
10 |
年かさね懐旧の情や老の春 |
石の花 票 |
|
. |
11 |
家族連れ無事にこやかな初詣で? |
峰 生 1票 |
|
(しおかぜ) 無事に家族連れで初詣が出来たことを感謝している光景が |
|
描かれている |
|
. |
12 |
腕腰の抜糸の妻や二日なる |
浩 風 票 |
|
* 妻の付き添い介護をして |
|
. |
13 |
成人の日羽織はかまの闊歩かな |
まこと 1票 |
|
(媛 香) 日本古来の羽織袴で成人式に現れる男子が目に付来ます。 |
|
本人の意志で正装しているのでしょうか? |
|
. |
14 |
初春や同級会の賑やかさ |
しおかぜ 票 |
|
* 久し振りの再会は懐かしく自己紹介等面白いものでした。 |
|
. |
15 |
去年(こぞ)今年寝巻きのままの屠蘇酒かな |
蝋 梅 票 |
|
. |
16 |
初稽古正座することままならず |
さつき 票 |
|
. |
17 |
パラパラと音たて弾む霰かな |
いなご 票 |
|
. |
18 |
除夜の鐘よくここまでと酒しみる? |
峰 生 2票 |
|
( 泉 ) お気持ち良くわかります、今年もお元気で・・・ |
|
(野 鯉) 老人の感慨に共感する。 |
|
. |
19 |
みどり児の寝息安らか牡丹雪 |
彰 子 8票 |
|
(いなご) 暖かそうに眠っている赤ちゃん。かわいいですね。 |
|
(峰 生) シーッ! 静かですlねー。 |
|
(さつき) 寝息に牡丹雪の取り合わせがとても合っているように思いました。 |
|
(楓 花) 安らかな寝息と音もなく降る牡丹雪、春も近づいています。 |
|
(菜の花) 可愛いですネ |
|
(ゆづき) 母の愛情がしみじみと伝わる |
|
(千 柳) このごろ、あまり見かけぬ風景だが |
|
(初 霜) 可愛い寝顔が見えてます。 |
|
. |
20 |
門柱のポストに賀状のドサと落つ |
蝋 梅 1票 |
|
(コスモス) 年賀状を待っている気持ちが良く分かります。 |
|
. |
21 |
箒目をたてて迎えるお正月 |
千 柳 6票 |
|
(竹 豪) 箒目を見ると心が和みますネ |
|
(蝋 梅) 箒目のあとが新鮮です |
|
(さつき) 好きな句で一番にとらせて頂きました。 |
|
(媛 香) お正月の神様どうぞいつでもお出ましを・・・箒目がいいですね。 |
|
(初 霜) 気持ちのいいお正月が迎えられますね。 |
|
(石の花) サッパリとした気持ちでお正月を迎える。 |
|
. |
22 |
山仕事手を休めたる初音かな |
まこと 1票 |
|
(峰 生) やあ もう春が来た。汗を拭きます。 |
|
. |
23 |
三が日娘はジーパンで押し通す |
千 柳 4票 |
|
(いなご) 強い意志の表れ、それともお忙しかったのでしょうか。 |
|
(竹 豪) 最近の若者はジ−パンが晴れ着のようですネ |
|
(蝋 梅) 若い子はぴちぴちしていていいですね |
|
(媛 香) 現代っ子らしい!?親ごさんとしてはお振り袖でも着て |
|
ほしかったのかも知れませんね。 |
|
. |
24 |
落葉焚きそっと手を出し仲間入り |
哲 朗 5票 |
|
(竹 豪) オ−さむ!自然に手をかざします。 |
|
(そらまめ) ほのぼのと暖かさが伝わります。 |
|
(さつき) 「そっと手を出し」が好きでした。 |
|
(初 霜) 子供の頃が懐かしい。 |
|
(石の花) 現代では、あまり見かけない光景ですね。でも何処かで |
|
まだこの光景が? |
|
. |
25 |
初風呂や湯桶の音の清らかに |
哲 朗 3票 |
|
(峰 生) 清新、そう快の気分での初湯ですね。 |
|
(楓 花) 新年を迎えた新鮮な気持ちが素直に感じられます。 |
|
(初 霜) 初風呂では湯桶の音も気持ちよく聞こえるのですね。 |
|
. |
26 |
寺町や迦陵頻伽に初参 |
楓 花 1票 |
|
(野 鯉) リズムが心地よい。 |
|
. |
27 |
霜の華瑠璃光浴びて凜と立ち |
さつき 5票 |
|
(哲 朗) 情景がよくでています。 |
|
(浩 風) 綺麗ですね。凛と立ちの言葉が好きです。 |
|
(まこと) 凍てつく冬の風景が美しく詠まれていると思います。 |
|
(石の花) さぞ七色にきらめいて美しいことでしょう。見たいものです。 |
|
(しおかぜ) 輝く一瞬を謡っている。 |
|
. |
28 |
水仙や小さき漁港の見える丘 |
いなご 4票 |
|
(そらまめ) あの丘は急だった、上り詰めてほっとした気分ですね。 |
|
(楓 花) 絵のような情景が眼に浮かびます。 |
|
(彰 子) 素晴らしい光景が目に見えるよう |
|
(しおかぜ) 水仙の香りと漁港の先で釣り船の行き交う様子が見えるようです。 |
|
. |
29 |
戌年の明くるを待ちて初投句 |
竹 豪 1票 |
|
( 泉 ) ごりっぱです、私なんか締め切りギリギリです。 |
|
. |
30 |
孫を背に石段多き初詣 |
さつき 1票 |
|
* おんぶが好きな孫と大山寺にて |
|
(千 柳) 孫も重たくなったものだ |
|
. |
31 |
初春の湯舟で交わすご挨拶 |
ゆづき 4票 |
|
(哲 朗) あちこちで見受けられる光景ですね。 |
|
(浩 風) 裸で湯けむりの中での挨拶いいですね。 |
|
(彰 子) お決まりの挨拶も湯舟だといい気分 |
|
(菜の花) 心身共に気持ち良さそう・・・ |
|
. |
32 |
受験子の御籤見せ合う初詣 |
コスモス 3票 |
|
(そらまめ) ネッ、見て、大吉よ!。神様に頼りたい気持ちわかります。 |
|
(まこと) ほほ笑ましい姿がよく見えてきます。 |
|
(しおかぜ) 仲のよい友達の笑い声が聞こえます。 |
|
. |
33 |
涙した映画の帰り冬の星 |
そらまめ 4票 |
|
(峰 生) 寒い空です。 でも感激で胸一杯でしょう。 |
|
(楓 花) またたいている冬の星に感動も新たですね。 |
|
(まこと) 凍空の鋭い星の光との組み合わせすばらしいと思います。 |
|
(しおかぜ) あのシーンと冬空の帰り道が一致した気持ち。 |
|
. |
34 |
成人式孫の姿に感無量 |
菜の花 3票 |
|
(哲 朗) 喜びが伝わってきます。 |
|
(媛 香) 作者の成人式からもう何十年が経っているのでしょうか? |
|
孫の成人式姿が見られるなんてほんとに感無量です。 |
|
(ゆづき) よくぞ生きににけり |
|
. |
35 |
お年玉貰ってニッコリ孫の顔 |
菜の花 票 |
|
. |
36 |
クリスマス絶えて久しいプレゼント |
ゆづき 1票 |
|
* 何十年振りのプレゼントでした |
|
(そらまめ) いい年をして、でもヤッパリうれしいもんですね。 |
|
. |
37 |
ルミナリエ点灯と同時にウオーの声 |
菜の花 1票 |
|
(そらまめ) 私も思わず、「ウオー」と言いました。 |
|
. |
38 |
神妙に手を合わせてる受験の子 |
いなご 1票 |
|
(千 柳) このときばかりは |
|
. |
39 |
初日さす霊峰四方に悠然と |
峰 生 3票 |
|
(菜の花) 霊験 新たかですね! |
|
(千 柳) 規模が大きいので気分良し |
|
(初 霜) 霊峰(石鎚のことかな)壮大な景色を感じます。 |
|
. |
40 |
水仙の薫り豊かに灘の海 |
泉 8票 |
|
(いなご) きれいな景色が見えてきます。 |
|
(竹 豪) 下灘の水仙、見事でした。 |
|
(浩 風) いい景色ですね。 |
|
(コスモス) 海と丘のきれいな景色が目に浮かびます。 |
|
(さつき) 私も何回か行きましたので情景が良く出ていると思います。 |
|
(まこと) 灘の海の風景がよく見えてきます。 |
|
(菜の花) 綺麗な風景が目に浮かびます |
|
(ゆづき) 写真家の一念良い写真が撮れましたね |
|
. |
41 |
妻につく介護の玻璃に初日かな |
浩 風 2票 |
|
* 妻の付き添い介護をして |
|
( 泉 ) 暖かになったらきっと良いことありますよ! |
|
(野 鯉) 万人に分け隔てなく初日は照らす。 |
|
. |
42 |
初句会心新たに引き締める |
石の花 票 |
|
. |
43 |
骨壺を抱き温か冬最中 |
媛 香 票 |
|
. |
44 |
黄泉に母訪れるや年明けて |
石の花 1票 |
|
(媛 香) このお句に悲しみが込められていて泣いてしまいました。 |
|
私も母を亡くしたばかりですので・・・。作者の気持ちを思うと・・・。 |
|
. |
45 |
鶯のこゑや嬰児の歩み初む |
彰 子 票 |
|
. |
46 |
虫蛙身動きもせず寒返し |
そらまめ 2票 |
|
* 寒返し:真冬に、殺虫目的で、田畑を深く掘り返すこと |
|
(蝋 梅) いい句と思いました |
|
(石の花) 少し、冬眠からさめるのが早すぎたのですかね。 |
|
. |
47 |
嬰(やや)眠る遠山に雪うっすらと |
彰 子 1票 |
|
(浩 風) 心安らぐ静かな雰囲気ですね。 |
|
. |
48 |
リハビリのもうすぐ来るぞおらが春 |
浩 風 票 |
|
* 妻の付き添い介護をして |
|
. |
49 |
福引や縁起はじめの招き猫 |
まこと 票 |
|
. |
50 |
新年の願いを込めて万灯会 |
泉 1票 |
|
(竹 豪) 本年も幸せでありますように・・・ |
|
. |
51 |
銀天街当たりのくじはしゃぶり飴 |
竹 豪 票 |
|
. |
52 |
初詣幸せ祈る共白髪 |
ゆづき 6票 |
|
( 泉 ) しみじみと幸せを感じます。 |
|
(哲 朗) 老夫婦の祈る姿が目に浮かびます。 |
|
(浩 風) 上品な和服姿の老夫婦が目に浮かびます。 |
|
(コスモス) 今もこれからもお幸せなお二人です。 |
|
(さつき) 加齢になるとお祈りすることは同じですね。 |
|
(石の花) 共白髪まで、初詣ができる幸せを満喫しているのですね。 |
|
. |
53 |
新桶の湯に馴染みたる小正月 |
コスモス 票 |
|
. |
54 |
母逝きしある冬の日の引潮に |
媛 香 1票 |
|
(野 鯉) 冬の日に逝った母の思い出が伝わる。 |
|
. |
55 |
伊佐爾波の朱塗りの社初日影 |
哲 朗 1票 |
|
(いなご) 新春の神々しさが伝わってきます。 |
|
. |
56 |
水仙の匂いに酔いてカメラ振る |
そらまめ 1票 |
|
(ゆづき) 花を愛し写真に思いを託す気持ちが良く判る |