番号 |
披 講 |
俳 号 |
票 数 |
1 |
リユック背に若き女性の徒歩遍路 |
哲 朗 |
2 票 |
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(コスモス) 徒歩遍路が多くなりました。 |
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(千 柳)信心というより、楽しみの境地かな |
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2 |
風邪いえて命?いとしむ喜寿の坂 |
峰 生 |
2 票 |
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(初 霜) 加齢につきお体を大切に。 |
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(彰 子) 年をとると体力は衰えるもの。命を大事にしましょう。 |
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3 |
去年よりきれいに咲いた梅の花 |
千 柳 |
1 票 |
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(さつき) メロディが浮かんできます♪♪♪ |
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4 |
開花宣言今宵の月は桜色 |
楓 花 |
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5 |
寺町を婆に連れられ知恵貰い |
まこと |
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6 |
菜の花や四万十を行く一両車 |
いなご |
7 票 |
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(コスモス) 広々とした美しい風景が見えます。 |
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(哲 朗) のどかな風景が目に浮かびます。 |
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(浩 風) ローカルのきれいな景ですね。 |
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(楓 花) 四万十にぴったりの風景が眼に見えるようです。 |
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(初 霜) 田舎の綺麗な景が目に浮かびます。 |
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(まこと) うららかな土佐の春の風景が良く出ています。 |
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(彰 子) 四万十川の長閑な素晴らしい光景。 |
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7 |
草萌えを踏みゆく朝の散歩道 |
哲 朗 |
5 票 |
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( 泉 ) 春のきざしを感じます。 |
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(いなご) 気持ち良さそうな朝ですね。 |
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(ゆづき) 春の兆しがひたひたと感じます |
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(石の花) いい散歩道に恵まれていますね。 |
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(まこと) いつもの散歩道に春を見つけましたか。 |
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8 |
枝先の花のふくらみ明日を待つ |
浩 風 |
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* 彼岸前の墓参にて |
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9 |
木蓮の花ほどけゆき空の青 |
初 霜 |
6 票 |
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(峰 生) 同じ木蓮の状景の作句に私は挫折。美しい描写と軽妙な |
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タッチに感服してます。 |
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(楓 花) ほどけゆき・・が 花開く感じを綺麗に表現していますね。 |
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(そらまめ) 「花ほどけゆき空の青」の表現うまい!、感心しました。 |
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(媛 香) 木蓮の花がほどけてゆく空の蒼さの中に綺麗なお句。 |
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(さつき) 木蓮の花の開いて行く様子が良く出ているとおもいます。 |
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(まこと) 白木蓮と空の青との対比が素敵です。 |
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10 |
沈丁花一輪咲きて春近し |
竹 豪 |
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* 春を待ちわびてやっと一輪咲きました |
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11 |
冬木の芽庭の隅に見て日向ぼこ |
竹 豪 |
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* 枯れ木だった冬木ににやっと芽がでました |
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12 |
句の友と出会う堀端梅日和 |
まこと |
4 票 |
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(コスモス) 穏やかな梅日和、句友に遭って嬉しかったでしょう。 |
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(哲 朗) 観梅日和で良かったですね、いい句が出来ましたか。 |
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(いなご) 筆記用具を持って散策している人を見かけます。 |
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情景がよくわかります。 |
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(そらまめ) 「いい句が浮かびましたか?」と挨拶をして・・・。 |
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13 |
手のひらに乗せてやさしき布の雛 |
楓 花 |
4 票 |
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(菜の花) 手作りの感触が 何ともいいですネ |
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(初 霜) こんな句が作ってみたかったです。 |
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(媛 香) 掌に乗るほど小い布の雛は手触りが優しく感じたのです。 |
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(さつき) とても優しい句で好きな一句です。 |
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14 |
公園の紅白の梅水面に浮き |
菜の花 |
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15 |
はらはらと散る花びらに春の雪 |
泉 |
3 票 |
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(菜の花) ロマンチック・・・ |
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(石の花) 綺麗な情景ですね。 |
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(彰 子) はらはらと散る花びらに春の雪風情がありますね。 |
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16 |
白木蓮箒もつてに風そよぐ |
石の花 |
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17 |
春泥を避け葬送の列に就く |
コスモス |
4 票 |
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(竹 豪) あいにくの雨でしたね |
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(浩 風) 先日、田舎ですが、義父の葬送は残念ながらバスでした。 |
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(楓 花) 「春泥を避けて 葬送の列に就く」のが、 自然の行為なのに |
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悲しみまで 表せているように受け取れました。 |
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(さつき) 情景が目にうかびます。 |
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18 |
山茶花も掃き集めれば紅の山 |
初 霜 |
2 票 |
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(竹 豪) 山になるほど散りましたね |
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(媛 香) 山茶花の花はほんとに掃けども掃けども積もるほど散るのです |
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掃き寄せれば紅の山全くその通りです。 |
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19 |
こたえます挨拶交わすもどり寒 |
まこと |
1 票 |
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(初 霜) 私も寒さには弱いです。 |
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20 |
梅一輪ゆれて羽虫の飛び立ちぬ |
千 柳 |
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21 |
晩酌に新タマネギで舌つづみ |
そらまめ |
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22 |
春めきてくしゃみ鼻水杉花粉 (季重ねか?) |
ゆづき |
1 票 |
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(そらまめ) 季語を重ねて強調しているんでしょう。お大事に。 |
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23 |
遅ればせながら咲いたと梅だより |
千 柳 |
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24 |
啓蟄や家庭菜園土匂う |
哲 朗 |
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25 |
菜の花の流れる車窓国なまり?? |
峰 生 |
2 票 |
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(石の花) 鈍行列車の旅も風情がありますね。 |
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(彰 子) 長浜の海岸でしょうか車窓よりの美しい眺め。 |
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26 |
けきょけきょと片言鶯春浅し |
竹 豪 |
2 票 |
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* 早く上手になって春を呼び込んでネ |
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(そらまめ) 「ホーホッ」の声が出ない新米ウグイスですね。 |
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(千 柳)まだ不慣れで練習不足 |
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27 |
ふくよかなお地蔵並ぶ花菜風 |
彰 子 |
1 票 |
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* 優しそうなお地蔵さま。花菜風が心地よい。 |
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(浩 風) 遍路道でしょうか、いい景ですね。 |
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28 |
遊泳すハングライダ−春の色 |
さつき |
1 票 |
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(峰 生) 爽快な気分のパノラマが眼前に浮かびます。 |
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29 |
春炬燵疎まれつつも団欒に |
コスモス |
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30 |
故郷の父遺した杏花今さかり |
峰 生 |
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31 |
ザワザワとあたたかき宵春一番 |
そらまめ |
1 票 |
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(石の花) 春一番の嵐、春の終わりを知る。 |
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32 |
観梅の児童の列のにぎやかに |
浩 風 |
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* 七折れ梅まつりに行って |
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33 |
蕗味噌の苦みも残す厨かな |
さつき |
1 票 |
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( 泉 ) 私の所まで香りが届きましたよ! |
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34 |
里山に土筆の親子微笑みて |
泉 |
2 票 |
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(哲 朗) 土筆の親子が笑っているように見えたのでしょう、可愛いですね。 |
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(ゆづき) 春を呼ぶ土筆卵とじの珍味を覚える |
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35 |
合格の知らせ春寒吹き飛ばし |
いなご |
2 票 |
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(竹 豪) 合格おめでとう |
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(千 柳)うれしいですね |
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36 |
すみれ草妻と向き合い朝の善 |
石の花 |
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37 |
エンドウよかき付き登れネット張る |
そらまめ |
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38 |
風にのり甘い香りの沈丁花 |
菜の花 |
2 票 |
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(ゆづき) 行きずりに沈丁花の香りに心休まる |
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(彰 子) 風にのり甘い香りの沈丁花いい香りが漂ってきます。 |
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39 |
白木蓮はしやぎ駈ける童たち |
石の花 |
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40 |
差し交わす枝に紅白梅の花 |
さつき |
1 票 |
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(まこと) 古歌を引用された表現と思います。 |
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41 |
敷石のたがひちがひに草萌ゆる |
コスモス |
3 票 |
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( 泉 ) 敷石の間から小さな芽が出て春を感じます。 |
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(菜の花) 春ですネ |
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(楓 花) 庭石の配置によって発見した 草萌えの面白さ。「互い違いに」が |
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いいですね。 |
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42 |
探梅や野径を行けば香り満 |
媛 香 |
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43 |
生かされて生きる遠くに雪の嶺 |
彰 子 |
2 票 |
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* 生かされて生きると言う言葉が大好き。 |
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(いなご) 「自然や人々によって生かされている」ということを |
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しみじみと感じているのでしょうか。 |
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(峰 生) 「近くは春の野辺」と読者を催促。大自然に感謝ですね。 |
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44 |
町興し雛開放奥座敷 |
媛 香 |
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45 |
卒園児紙いっぱいに保母の顔 |
いなご |
4 票 |
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(コスモス) 子供達は保母さんが大好きなんです |
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(菜の花) 無邪気で可愛い・・・ |
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(哲 朗) 思い出が出来たことでしょう。 |
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(まこと) 大好きな保母さんとのお別れ可愛いですね。 |
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46 |
梅まつり古木に吊りし一句かな |
浩 風 |
4 票 |
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* 七折れ梅まつりに行って |
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(コスモス) 俳句を作るから古木に吊られた句が気になります |
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(ゆづき) 俳人の心意気 |
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(楓 花) どんな句が 吊ってあったのでしょうか? |
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(千 柳)花あり,詩あり、名画を見ているようです。 |
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47 |
木々芽吹き春遠からじと知る季節 (季重ねか?) |
ゆづき |
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48 |
二月堂火の粉求めるお水取り |
ゆづき |
3 票 |
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(菜の花) 荘厳ですネ! |
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(峰 生) 2月堂が紅蓮の炎を呼ぶってかっこいいですよ。 |
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(媛 香) お水取が終わると本格的な春が訪れるのです。 |
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49 |
フイギュアの華麗な金に感無量 |
菜の花 |
1 票 |
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( 泉 ) 本当に感激しましたね! |
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50 |
眼を閉ぢて踊る白魚飲み込めり |
楓 花 |
5 票 |
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(竹 豪) 勇気がいりましたね |
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(浩 風) 酒とともに、舌の感触を味わったのかな。 |
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(いなご) 様子がよくわかります。 |
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(さつき) ・・・・・・・・ |
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(千 柳)川柳的ですが、面白い |
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51 |
来し方に悔いなし桜ひらひらと |
彰 子 |
3 票 |
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* 平凡に生きてきたが悔はない。 |
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(哲 朗) 情景が良く出ています。 |
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(浩 風) 人生、花と散るのは、ちょっと早いのではないですか。 |
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(いなご) 「悔いなし」と言えるような人生を歩みたいです。 |
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52 |
春という季節に心かるくなる |
初 霜 |
3 票 |
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( 泉 ) 本当に春が待ちどしいですね! |
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(そらまめ) おっしゃる通りです、それをどう読むかが句の難しさですね。 |
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(媛 香) 四季の中で一番心も体も軽くなりますのね。 |
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一枚ずつ脱いでゆく・・・心も軽やかにらんらららん♪♪ |
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53 |
天気予報花粉情報始まりぬ |
媛 香 |
2 票 |
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(竹 豪) いま、盛んに鼻水たらたら・・・・・ |
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(石の花) アレルギーは本当につらいものです。 |
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54 |
巣立つ子の胸ふくらます梅日和 |
泉 |
3 票 |
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(峰 生) 希望に満ち溢れた素晴らしい日だね。 |
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(ゆづき) 巣立ち行く子等の希望の膨みが伺われる |
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(初 霜) 学業を終えてこれからの人生に幸あれと。 |