番号 |
投 句 & 披 講 |
1 |
日本丸凛々しい勇姿無事祈る |
菜の花 |
1 票 |
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(ゆづき) 季語は何でしょう? |
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2 |
持ち歌を一つこなして忘年会 |
まこと |
4 票 |
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(媛 香) 十八番はなんの歌でしょう?持ち歌を一つこなして、ですから何曲も |
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得意な歌をご披露なさったことでしょうね。忘年会ならではですね。 |
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(楓 花) 一つでも おはこがあっていいですね。 |
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(そらまめ) 歌えない忘年会は寂しい、持ち歌を先に歌われないためには、 |
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サッサと歌うこと。 |
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(ゆづき) 同感 |
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3 |
明けぬればほのと紅葉の浮かび出る |
千 柳 |
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4 |
大鍋の汁のこぼるる大根焚 |
いなご |
3 票 |
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(まこと) 立ちのぼる湯気を囲む笑顔すてきです。 |
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(楓 花) ぐつぐつ煮えている おいしそうな お大根が眼に浮かぶようです。 |
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(哲 朗) 大勢の参拝者が食べられたのでしょう。 |
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5 |
足病みて初めて夫と日向ぼこ |
さつき |
1 票 |
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(楓 花) 初めて・・と言わずこれからは度々ご一緒に「日向ぼこ」を |
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なさってくださいね。 |
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6 |
くくくくと折れ枯蓮や土の色 |
媛 香 |
3 票 |
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( 泉 ) 茎から折れた蓮の情景が“くくくくと”で良く表現されておもしろい |
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と思いました。 |
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(いなご) 「く」の字が蓮のおれた茎に見えておもしろい。 |
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(哲 朗) 情景がよく出ています。 |
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7 |
秋空に白黒冴える天守閣 |
竹 豪 |
2 票 |
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( 泉 ) 改修された松山城の晴れ姿が目に浮かびます。 |
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(まこと) お化粧直しをした天守閣が眩しいぐらいです。 |
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8 |
イヤリング深紅と決めて忘年会 |
楓 花 |
6 票 |
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(千 柳) ついでにカラオケでパシッと決めましょう |
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( 泉 ) おシャレをして忘年会、楽しかったですか? |
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(浩 風) 貴方の心がよくでていますね。いい日た゜ったて゜しょうね。 |
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(峰 生) 我が胸も紅く燃やせど君に夫 (わが1ー峰生) |
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(さつき) 深紅と決めたところが良いですね。 |
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(彰 子) ルビーのイヤリングが、輝いています。華やいだ気分で |
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忘年会に出かける。 |
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9 |
年暮るる生命線を見詰めをり |
彰 子 |
4 票 |
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(千 柳) 今年も何とか無事。来年も良いことあるように。 |
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(いなご) 元気で長生きしましょう。 |
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(峰 生) そのとおりあと何年の我が命 (わが2−峰生) |
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(コスモス) これからの人生を考えられましたか。 |
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10 |
欠礼の便り眺める師走かな |
石の花 |
2 票 |
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(峰 生) この句読む我が妻もいつ君へあて (わが3−峰生) |
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(ゆづき) 思わぬ人の欠礼通知侘びしさを感ずる |
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11 |
大安日ジャンボ宝くじ師走かな |
媛 香 |
2 票 |
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(峰 生) この日だけ我が必勝と決めてくれ (わが4−峰生) |
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(石の花) 夢を買うのも良いですね。 |
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12 |
猫の手も借りたい暮れの障子張り |
石の花 |
3 票 |
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(峰 生) 我が家のは猫ひっかいて大破れ (わが5−峰生) |
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(さつき) 私も昨日障子貼りを致しました。実感です。 |
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(そらまめ) 人間は手が3本あるといいなと思います。それとも猫が破った障子 |
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だからお前も手伝え!と言いたいの?。 |
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13 |
杉苔にフワリ載りたる散紅葉 |
そらまめ |
4 票 |
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* 雨の三千院のお庭はきれいでした。 |
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( 泉 ) 緑の杉苔に散り紅葉が1枚、きれいですね! |
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(いなご) きれいな景色です。 |
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(コスモス) 色の鮮やかさが目に浮かびます。 |
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(哲 朗) 庭園の苔に一面の散紅葉は綺麗ですね。 |
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14 |
並木路を染めて銀杏の散り急ぐ |
千 柳 |
2 票 |
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(浩 風) すばらしい景ですね。 |
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(石の花) 木枯らしに銀杏の激しく散る景がよく見えます。 |
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15 |
大銀杏黄金に染めて秋の空 |
ゆづき |
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16 |
壁色に迷う我が家や十二月 |
浩 風 |
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* 新築の隣横の家のリホームで壁色あれこれと |
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17 |
夫婦してホットミルクや初時雨 |
楓 花 |
3 票 |
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(まこと) 暖かいミルクと初時雨の取り合わせがよいです。 |
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(石の花) 時雨日に微笑ましい光景ですね。 |
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(彰 子) 安らぐひととき。いつまでも仲良く。 |
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18 |
スクランブル行き交う人の師走かな |
まこと |
2 票 |
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(楓 花) スクランブルの交差点は行く先が様々で、 |
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師走の気忙しさがいっそう感じられますね〜 |
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(コスモス) 年末はみないそがしいかおですね。 |
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19 |
早朝に霧笛響く瀬戸海峡 |
媛 香 |
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20 |
初しぼりあと幾とせと指を折る |
千 柳 |
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21 |
全山の紅葉映してダム眠る |
コスモス |
2 票 |
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(そらまめ) 紅葉映してダム眠る・・、静寂な景色が感じられます。 |
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(彰 子) ひっそりと静まりかえっているダム。全山の紅葉が美しい。 |
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22 |
年の瀬やトラベーターを大股で |
哲 朗 |
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23 |
どっこいしょ同時で可笑しすす払い |
峰 生 |
4 票 |
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* 「さあ始めよう」と年寄り達が立ち上がり……そこここで「どっこいしょ」です。 |
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(まこと) どっこいしょ自分たちも同じです。 |
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(そらまめ) かけ声がないと動けない・・・歳ですなー。 |
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(ゆづき) お互い年を取りましたね |
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(竹 豪) 二人一緒に休憩から立ち上がった処かな。 |
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24 |
白装束紅葉に映ゆる高野山 |
泉 |
1 票 |
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(菜の花) 光景が見えるようです |
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25 |
父漬けし酒なつかしや花梨の実 |
楓 花 |
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26 |
年賀状印刷終わりホッとする |
菜の花 |
1 票 |
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(媛 香) 最近は年賀状印刷終わり…以前は今ほどパソコンが普及してない時代は |
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賀状書き終わりホットする。現代風のお句と感心いたしました。 |
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27 |
石鎚の白銀染めて初茜 |
ゆづき |
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28 |
富有柿の熟るるを待ちて鳥来る |
竹 豪 |
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29 |
吊し柿耳たぶほどのやわらかさ |
いなご |
1 票 |
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(さつき) 干し柿は耳たぶぐらいが一番美味しいですよね素直な表現がいいです。 |
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30 |
落葉踏む音そこにあり朝の道 |
哲 朗 |
3 票 |
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( 泉 ) 早朝での落葉踏む音がカサコソ聞こえてきそうです。 |
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(いなご) 静かな朝の景を思い浮かべました。 |
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(菜の花) 朝のお散歩気持ち良いでしょうネ |
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31 |
伊佐爾波の木々の彩り秋ふかし |
ゆづき |
2 票 |
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(石の花) お宮の境内ですか、木々の彩りに深い秋を感じますね。 |
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(哲 朗) 情景がよく出ています。 |
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32 |
草ひきの背中に夕日モズが鳴く |
そらまめ |
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* 野良仕事も日差しが恋しくなりました。 |
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33 |
蘭の花新築祝届きけり |
浩 風 |
1 票 |
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* 思わぬ人より新築祝いに送られる。 |
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(コスモス) 新築おめでとうございます |
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34 |
仏壇の母にしきびと菊も添え |
竹 豪 |
2 票 |
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(千 柳) シキビだけでは一寸寂しい。母さんは菊が好きだったなー |
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(媛 香) 樒だけでなく菊も添えたと言う思いやりお母さまキットお喜びでしょう |
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35 |
賀状書く君の笑顔を想ひつつ |
泉 |
3 票 |
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(浩 風) いいですね。きっと心情が届くでしょう。 |
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(さつき) 賀状を書かれている方のお顔の表情も目に浮かんで来ます。 |
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(彰 子) 彼女への賀状でしょうか。賀状を書くのも楽しい。 |
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36 |
苦吟中柚子湯が呼ぶも生返事 |
峰 生 |
1 票 |
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(そらまめ) 苦吟中・・・ワカルわかる。 |
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37 |
12月投句終えたる安堵かな |
いなご |
2 票 |
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(浩 風) たった3句が出来なくて苦労しています。 |
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(竹 豪) やれやれの気持ち、わかるわかる。 |
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38 |
金のなる木花のかんざしちりばめて |
菜の花 |
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39 |
年ごとの無情迅速口に出ず |
泉 |
1 票 |
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(菜の花) 年負う毎に一年が早いですネ |
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40 |
咳き多き待合室の人となり |
さつき |
4 票 |
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(コスモス) 風邪が流行しています。気をつけましょう。 |
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(ゆづき) 風邪が流行してます、お気をお付けあそばせ! |
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(哲 朗) 待合室の様子がよく出ています。 |
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(竹 豪) 少し離れて座りなはれや、風邪移るぜ。 |
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41 |
宝鐸の鳴る一山の底冷へに |
彰 子 |
3 票 |
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(千 柳) 冬山の厳しい寒さが偲ばれる。 |
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(まこと) 身の引き締まるような音を感じます。 |
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(さつき) 山の静けさも感じられ情景が見えてきます。 |
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42 |
振り袖が携帯かざす紅葉狩り |
そらまめ |
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* 京都にて、ヤケに和服が多いと思ったら、和装は入場無料の寺がありました。 |
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43 |
返事来ぬ友は逝去と知る師走 |
浩 風 |
3 票 |
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* 毎年出席する人、懇親会の出欠はがきを出したが、来ない。 |
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やっと電話で、訃報を知る。 |
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(菜の花) だんだん淋しくなりますね |
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(彰 子) 年をとってくると友人も一人、二人と亡くなっていき寂しい。 |
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(竹 豪) 師走になって友の死を知ることが多いネ。 |
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44 |
澄む湖畔燃ゆる紅葉に故郷(くに)偲ぶ |
峰 生 |
1 票 |
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(菜の花) 故郷を思われるお気持ち、綺麗ですね |
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45 |
救急車夜の師走に谺して |
哲 朗 |
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46 |
石山の石切る音や年の暮 |
彰 子 |
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47 |
奥院の紅葉且つ散る景極む |
コスモス |
1 票 |
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(浩 風) 良い句ですね。盛りを過ぎて散る景もいいですね。 |
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48 |
旅人も愚陀仏庵の秋惜しむ |
さつき |
3 票 |
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(いなご) 愚陀仏は静かでいいところですね。 |
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(媛 香) 愚陀仏庵を去りがたい気持ちが秋惜しむで感じられます。 |
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(楓 花) 「秋惜しむ」の季語が よく合っていると思いました。 |
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49 |
娘の土産シーサー届く冬うらら |
まこと |
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50 |
年老いてテレビ楽しむ冬炬燵 |
石の花 |
3票 |
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(千 柳) 昔は、コタツにラジオというのが相場でした。 |
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(媛 香) あぁよく判るお句ですね。炬燵のお守りよぉなんて言いながら…。 |
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(竹 豪) テレビばかり観てたらボケますヨ。 |
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51 |
寺苑寂銀杏黄葉の散りつくす |
コスモス |
1 票 |
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(石の花) すっかり散った銀杏の木寂しさを感じますね。 |
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