順番 |
投 句 & 選 句 |
俳 号 |
得 票 |
1 |
夫の干す布団に深く陽の匂ひ |
さつき |
2 票 |
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(いなご) 暖かみの感じられる句だと思います。 |
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(そらまめ) 深く陽の匂い・・・ふっくらとふくらんだ布団 |
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気持ちいいですね。いい表現です。 |
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2 |
庭先に仲間を見つけた木瓜(ぼけ)一輪 |
そらまめ |
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3 |
初句会今年こそはと誓ふ我 |
泉 |
3 票 |
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(哲 朗) 頑張って良い俳句を詠んでください。 |
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(菜の花) お気持ち解ります |
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(コスモス) 決意の程が伺われます。 |
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4 |
甲冑を纏い太刀振る初泳ぎ |
さつき |
3 票 |
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(媛 香) 古式床しい泳法に則って初泳ぎ、身体から湯気が |
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立ち上り見応えがあります。 |
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(石の花) 毎年恒例の、古式を交えた寒中水泳、見事です。 |
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(彰 子) 勇壮。今年も大いに頑張ろう。 |
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5 |
遠山に茜さしゐる冬帽子 |
彰 子 |
3 票 |
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( 泉 ) 冬帽子が効いていますね! |
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(浩 風) いい景ですね。 |
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(初 霜) 綺麗な光景ですね。すがすがしい心になります。 |
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6 |
晩学の俳句楽しむ去年今年 |
いなご |
3 票 |
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(まこと) お互いに頑張りましょう。 |
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(楓 花) 句作を共に楽しみましょう。 |
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(初 霜) 実感です。 |
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7 |
空っ風落ち葉走らせ何処までも |
ゆづき |
1 票 |
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(コスモス) 落葉を走らせる表現が面白い。 |
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8 |
正月や鶴舞い降りし伊予の里 |
泉 |
2 票 |
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(浩 風) 伊予に鶴が舞い降りることは、うれしいことですね。 |
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(媛 香) お正月に鶴が舞い来るなんて素晴しいですね。 |
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ただ鶴と(秋)季重ねに成りますが、お目出度い |
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お正月に鶴、とても良いなと成りますが、お目出度い |
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9 |
富士明けて羽衣舞ふと初謡ひ |
峰 生 |
1 票 |
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( 泉 ) さぞかしすばらしいお声なのでしょうね! |
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10 |
瀬戸の峰鳥雲に入る風車かな |
石の花 |
2 票 |
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(さつき) 景が見えて大好きな一句です |
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(楓 花) 「鳥雲に入る」の使い方が 綺麗ですね。 |
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11 |
稜線の待ちに待ちたる初日かな |
浩 風 |
4 票 |
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( 泉 ) 寒空に初日を待つ姿が目に浮かびます。 |
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(哲 朗) 日の出を待つ気持ちがよく出ています。 |
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(菜の花) 好天に恵まれ良かったですネ |
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(楓 花) 待ちに待って拝む初日の出・・・今年はいい年に |
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なりますよ! |
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12 |
幸せの鐘鳴り止まぬ初詣 |
哲 朗 |
4 票 |
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(彰 子) 「幸せの鐘」はしまなみ海道沿いの鐘でしょうか。 |
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大勢の人が並んで「幸せであるように」と撞いている。 |
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(ゆづき) 何を祈るか、神様も忙しいね |
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(浩 風) 今年こそはと、幸せ願い鐘を打つ、いいことですね。 |
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(菜の花) お正月ならではの風景ですね |
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13 |
風化せる句碑の字なぞりて凍て返る |
コスモス |
1 票 |
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(媛 香) 句碑の字をなぞると凍る程に冷たい… |
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「凍て返る」が良いなぁと思いました。 |
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14 |
九つの児の読む歌留多たどたどし |
楓 花 |
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15 |
下灘に水仙咲いたと友の便 |
竹 豪 |
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16 |
大凧や地上で操り宙に浮く |
媛 香 |
1 票 |
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(哲 朗) 凧を操る様子が出ています。 |
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17 |
戌走り亥を追いかけて除夜の鐘 |
ゆづき |
4 票 |
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(竹 豪) 除夜の鐘迄に戌が亥に間にあったか? |
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(峰 生) 面白いですね。亥年に入ったので亥も負けていません。 |
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「亥もこらえ戌突き飛ばし初笑い」となったそうです。 |
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(コスモス) 干支を擬人化しているところ上手ですね。 |
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(初 霜) 年越し除夜をうまくまとめていると思います。 |
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18 |
乱立の風車をまわし風光る |
石の花 |
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19 |
初詣おみくじ引いてはしゃぐ声 |
菜の花 |
3 票 |
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(ゆづき) 初詣の風景ほほえましい |
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(そらまめ) おみくじねー、わらをつかむよりマシかな?、 |
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賑やかな雰囲気が浮かびます。 |
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(千 柳) 晴れ着姿の娘たち、大吉でも引いたのでしょうか。 |
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20 |
子ら三人かわるがわるの破魔矢かな |
まこと |
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21 |
艀ゆく港にかもめ瀬戸の春 |
石の花 |
2 票 |
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(峰 生) 静かな美しい新春が浮かびます。 |
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(浩 風) 春の港、いい景ですね。 |
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22 |
蛇口から若水迎え神棚へ |
千 柳 |
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23 |
訪れし大洲盆地に冬の霧 |
泉 |
1 票 |
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(竹 豪) 大洲の霧はお昼頃までありますネ |
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24 |
無言館届かぬ願い冬木立 |
媛 香 |
2 票 |
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(まこと) 無言館が静けさに包まれています。 |
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(さつき) 季語の使い方がとても良いと思います。 |
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25 |
一つある幸せ抱き今朝の春 |
楓 花 |
1 票 |
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(石の花) 一つの幸せを大事に、毎日を送りましょう。 |
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26 |
母の忌や一年の微笑(えみ)返り花 |
媛 香 |
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27 |
冬ざるる砂丘や吾と妻の影 |
彰 子 |
2 票 |
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(いなご) 物寂しい感じ |
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(浩 風) 砂丘の冬の景は、また格別だった事でしょう。 |
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28 |
初雀鳩と睦みて餌を食む |
コスモス |
1 票 |
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(峰 生) 初春だからことさら新鮮で可愛いい思いがしますね。 |
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29 |
元気かと達筆で来る賀状かな |
浩 風 |
5 票 |
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* 賀状の整理中 |
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(いなご) 文字の上手な人はいいですね。 |
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(竹 豪) 判る、わかる・・・・・お見事! |
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(哲 朗) 今はパソコンでの賀状が殆んどですが達筆の |
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賀状はいいです。 |
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(さつき) 手書きの年賀状は温かくて良いですね。 |
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(千 柳) 本当はこうありたいもの。 |
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30 |
書初めや融通無碍(むげ)の筆下ろす |
さつき |
1 票 |
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(まこと) 素晴らしい作品が出来上がったことでしょう。 |
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31 |
電飾の役を終えたる冬木かな |
コスモス |
4 票 |
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(彰 子) 大木は今年の大役を終え、いよいよ冬木となって |
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しずかに春を迎える。 |
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(楓 花) 最近は冬木にも、大変なお役目が待っていることも |
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ありますよね。電飾の役ご苦労様でした。 |
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(石の花) 木にもそれぞれの役目があるのですね。 |
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(千 柳) また来年もよろしく。 |
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32 |
茜さす庭に来ており初雀 |
哲 朗 |
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33 |
汗みどろ切磋琢磨の寒稽古 |
峰 生 |
1 票 |
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(媛 香) 武術や弓矢の寒稽古ですね。汗(夏、季重)みどろに |
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成る程一生懸命に鍛錬している様子が「汗」で伺えます。 |
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34 |
花鰹雑煮の上でイナバウワ |
千 柳 |
5 票 |
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(いなご) 花鰹をよく見ていますね。 |
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(まこと) 取り合わせが奇抜です、 |
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(竹 豪) 年に一度の音信ですネ |
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(そらまめ) 雑煮の上でイナバウワ、これ面白い!座布団 |
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3枚あげて。 |
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(菜の花) おもしろい発想ですね・・・ |
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35 |
蝋梅の香がふとうれし庭を掃く |
峰 生 |
1 票 |
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(菜の花) 蝋梅、私も好きです |
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36 |
鬼瓦どっかと座るお元日 |
彰 子 |
1 票 |
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(千 柳) 年中座っているのだろうが、正月に見ると感慨深し。 |
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37 |
冬凪の水面に揺れるマストかな |
そらまめ |
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38 |
寒空に星を見つめて句をひねる |
菜の花 |
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39 |
干し魚の一つ一つに空っ風 |
まこと |
2 票 |
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(峰 生) 干し魚が何か応援のウエーブでしょうか。 |
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(さつき) 美味しそうな干し魚が見えて来ます。 |
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40 |
初稽古帯締めぎゅっと結びけり |
いなご |
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41 |
爺ちゃんが見直されたる独楽廻し |
楓 花 |
6 票 |
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(彰 子) 爺ちゃんの得意満面の姿が見えるようです。 |
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(竹 豪) 爺ちゃん、昔とった杵柄で・・・・・ |
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(峰 生) 先日小学校で一年生達に竹馬を伝授しました。 |
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やはり昔の遊びも残して行きたいものです。 |
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(ゆづき) 昔取った杵柄、昔を思い出す |
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(そらまめ) そうだソウダ、これぞじいちゃんの出番だ(^o^)。 |
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(コスモス) 家族団らんの様子がよく分かります。 |
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42 |
数聞きて支度始める雑煮かな |
いなご |
8 票 |
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(彰 子) みんなに食べる餅の数を聞いてから雑煮を作るという。 |
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素直な句。 |
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( 泉 ) 我が家も同じです。 |
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(そらまめ) じいちゃんは3つ食べるの・・・餅の数を |
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聞いいてからですね。ウマイ!。 |
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(さつき) お雑煮を召し上がっていらっしゃるご家族のお顔も |
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見えて来ます。 |
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(楓 花) いつまでも、忘れたくないお正月の風景ですよね。 |
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(石の花) 雑煮は、男の役でこの光景が微笑ましいと思います。 |
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(初 霜) お正月の、主人を思い出します。 |
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(千 柳) 年齢の数は到底無理。 |
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43 |
夕焼けに慌てたカメラ間に合わず |
竹 豪 |
1 票 |
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(ゆづき) 何時もカメラは身近に置くべし |
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44 |
年の瀬にホッカイロ貼って墓掃除 |
菜の花 |
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45 |
どんどの火願ひの紙を舞ひ上ぐる |
浩 風 |
1 票 |
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* 注連縄を焼くときに戴いた願いの短冊でした |
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(哲 朗) どんど焼きの火柱は壮観です。 |
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46 |
御降りやわがふる里を包みけり |
まこと |
3 票 |
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(いなご) 清らかな景色を想像します。 |
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(媛 香) 新年の二日は雨でした。御降りに包まれた、がいいですね。 |
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(コスモス) 雨の正月も良いものです。寝正月にしますか。 |
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47 |
水仙の匂い香し灘の海 |
そらまめ |
1 票 |
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(まこと) 水仙の芳香と青い海出かけて見ます。 |
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48 |
山茶花の散りて吾が庭赤く染め |
竹 豪 |
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49 |
そっと手を火鉢に当たり列車待つ |
哲 朗 |
4 票 |
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( 泉 ) 懐かしき光景ですね! |
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(ゆづき) 宇和の卯之町の風景が浮かぶ |
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(石の花) 田舎の駅舎、懐かしいです。 |
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(初 霜) 懐かしい心の和む風景ですね。 |
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50 |
年頭の誓いはお屠蘇までのもの |
千 柳 |
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