番号 |
投 句 & 披 講 |
俳 号 |
得 票 |
1 |
口紅が少し濃いめの松の内 |
千 柳 |
5 票 |
|
(そらまめ) いいっすねー。年中やっちゃーいけませんよ。 |
|
(さつき) 新しい年を迎えての心構えが伺えます。 |
|
(いなご) お正月の華やいだ気分が出ていると思います。 |
|
(彰 子) 歳をとったがおしゃれはおこたらない。特に松の内 |
|
は念入りにお化粧して寿ぐのである。 |
|
(媛 香) お正月ですものチョット濃ゆいめのお化粧も良いでは有りませんか。 |
|
|
2 |
愛犬も家族となりし賀状かな |
さつき |
5 票 |
|
(千 柳) 写真に写り、年賀をそえる犬もいる。 |
|
(浩 風) 私にも、犬と一緒の賀状が来ました。 |
|
(コスモス) 愛犬の名も連名で届いたのですね。 |
|
(楓 花) 家族の一員として写真に写っているワンちゃん!かわいいでしょうね。 |
|
(竹 豪) わんちゃんも元気かね。 |
|
|
3 |
黄水仙眺め飛び行く冬カモメ |
竹 豪 |
|
|
|
4 |
寒稽古谺となって聞こえけり |
哲 朗 |
6 票 |
|
( 越) 新聞写真の滝に打たれながらの寒稽古の様子が浮かびます。 |
|
(コスモス) 何の寒稽古でしょう、身がしまります。 |
|
(さつき) 元気な掛け声が聞こえてきて清々しいお句ですね。 |
|
( 泉 ) 凍てつく空の下の寒稽古、かけ声がきこえてきそうです。 |
|
(媛 香) 早朝からエイッヤァ〜裸足で寒稽古の少年剣士です。 |
|
山間部で寒稽古かな? |
|
(竹 豪) 大声が谺しますね。 |
|
|
5 |
救急車犬も負けじと大合唱 |
竹 豪 |
1 票 |
|
(千 柳) 近くに止まれば、覗く顔顔。 |
|
|
6 |
大寒の水豊なり手すき和紙 |
泉 |
3 票 |
|
(いなご) 厳しい中の和紙のできあがりはまた格別でしょうね。 |
|
(初 霜) 寒の雪解け水も入って冷たいことでしょうね。 |
|
(楓 花) 豊かな水で漉かれた、寒漉きの和紙は、きっといい出来でしょうね! |
|
|
7 |
菜の花やマラソン人の赤きシャツ |
そらまめ |
|
|
* 赤いジャージーが土手を駆けて行きました。 |
|
|
8 |
及び腰凍てつく道を老婆行く |
石の花 |
1 票 |
|
(菜の花) 老人の姿が良く表れていますネ |
|
|
9 |
街めけるわがふる里の明けの春 |
まこと |
|
|
|
10 |
のしかかる大絶壁のつららかな |
彰 子 |
3 票 |
|
(哲 朗) 壮大な絶壁の氷柱の情景が良く出ています。 |
|
(コスモス) すごくおおきな風景です。 |
|
(まこと) 雄大な風景をうまく詠まれています。 |
|
|
11 |
海の青水仙郷に友ときて |
菜の花 |
3 票 |
|
(いなご) いい風景に出会えて満足の一日だったことでしょう。 |
|
(楓 花) 海に連なる美しい水仙峡、友と来れてよかった! |
|
( 泉 ) 水仙峡へ友と、楽しかったでしょうね! |
|
|
12 |
お米屋の軒に一列寒雀 |
まこと |
6 票 |
|
(そらまめ) 冬場は餌がないですから、雀は喜ぶでしょう。 |
|
(千 柳) 白米より,三分搗きを拾ったほうが健康にいいよ |
|
(いなご) 雀さん こぼれたお米をいただけるのでしょうか。 |
|
(初 霜) こぼれ米でもねらっているのですかね。 |
|
(彰 子) 「お米屋」と「寒雀」の取り合わせがよい。のどかな光景。 |
|
(竹 豪) 落ち米を拾わんかな。 |
|
|
13 |
冬桜老僧ひとり庭にかな |
越 |
1 票 |
|
(石の花) 静かな光景、庭にかなが何ともいえません。 |
|
|
14 |
餅花や改札口に揺れてをり |
媛 香 |
4 票 |
|
(峰 生) 少し淋しいけど、それだけで優しい気持ちが。 |
|
(コスモス) 誰が持ってきたのか、長閑な風景です。 |
|
(楓 花) どこの改札口でしょう。可愛い餅花、いいですね! |
|
(まこと) 駅員さんのお正月のこころずかいすてきです。 |
|
|
15 |
深深と静かに積もる里の雪 |
石の花 |
1 票 |
|
(彰 子) しんしんと雪が積もっていく故郷の美しい光景で |
|
幼少の頃を思い出す。 |
|
|
16 |
初詣奉納吟を納めけり |
浩 風 |
|
|
|
17 |
初景色大師の池や閑かなる |
媛 香 |
1 票 |
|
( 泉 ) 閑かな景が浮かびます。 |
|
|
18 |
パソコンに強風波浪初日記 |
さつき |
|
|
|
19 |
初景色白にそまるる宇和平野 |
泉 |
1 票 |
|
(媛 香) 元旦に目覚めると宇和平野は一面銀世界…。 |
|
|
20 |
水仙の匂い撮れと接写する |
そらまめ |
4 票 |
|
* 匂いを感じる写真を撮りたいものです。 |
|
(菜の花) 匂いが撮れないのが残念ですね |
|
(浩 風) きれいに撮れてた水仙でしたね。 |
|
(媛 香) パソコンの画面の「花」写真を見ていると香りが漂って来るように |
|
感じるのです。不思議ですね撮影者の気持ちが通じるのかも知れませんね。 |
|
(竹 豪) 近づいてこの気持ち分かる。 |
|
|
21 |
テレビ寄席あらぬ返事で初笑い |
哲 朗 |
1 票 |
|
(石の花) 娯楽寄せ大好きです。大いに笑いました。 |
|
|
22 |
初みくじ孫に引かせる爺と婆 |
まこと |
1 票 |
|
(千 柳) 孫にひかせりゃ凶でもニコニコ |
|
|
23 |
子供等に竹馬教えて友となる |
峰 生 |
5 票 |
|
(千 柳) これがホントの竹馬の友 |
|
(菜の花) 微笑ましいですネ |
|
(彰 子) 子供に竹馬を教える。そのうち童心に返り子供と |
|
一緒に竹馬に興じるのである。 |
|
(初 霜) こうゆう光景あまり見かけなくなりましたね。 |
|
(竹 豪) 昭和のおじーちゃんの感じ。 |
|
|
24 |
電車待つ凩荒む通過駅 |
媛 香 |
|
|
|
25 |
元朝や人には言わぬ思いあり |
楓 花 |
1 票 |
|
(まこと) 新しい年こそと云う思い同感です。 |
|
|
26 |
とんど焼ゆ空より落つるもの軽し |
浩 風 |
|
|
|
27 |
時到る梅花一輪風耐えて |
峰 生 |
|
|
|
28 |
一村をまるごと包む初明り |
越 |
3 票 |
|
(哲 朗) まるごと包むが良いです。 |
|
(さつき) 村の様子が見えるようです。 |
|
( 泉 ) 初灯りが村中をつつむ、静かな風景でうね。 |
|
|
29 |
鎖場の凍てついてゐる鳥の声 |
彰 子 |
2 票 |
|
(峰 生) 若人に負けず元気でいいですね。 |
|
(いなご) 石鎚山に登った時のことを思い出しました。 |
|
|
30 |
楼門の雪解雫に頬打たる |
コスモス |
|
|
|
31 |
末吉のお神籤結ぶ寒桜?? |
さつき |
3 票 |
|
(哲 朗) きっと良い事があるでしょう。 |
|
( 越) 初詣の境内の風景。寒桜に幸せを託して。 |
|
(楓 花) お御籤は末吉くらいがいいですね。そっと結んで帰りましょう。 |
|
|
|
|
32 |
寄生木(やどりぎ)のあまた宿りぬ冬木かな |
越 |
3 票 |
|
(コスモス) よく観る風景です。お上手です。 |
|
(さつき) 寄生木が落葉した大木のあちこちに出来ている様子・・・ |
|
( 泉 ) 冬枯れの木には宿り木を良く見かけます。 |
|
寒桜の枝に・・・ |
33 |
白菜に友の名ありて里の市 |
楓 花 |
4 票 |
|
(そらまめ) 産地直売所が大流行です、生産者の名前を書くのが売りです。 |
|
ここには、まだ偽装がないですね。 |
|
(千 柳) 私が作りました。自然食です。 |
|
(いなご) 生産者がわかっていたら味もひとしおでしょうね。 |
|
(初 霜) 知り合いが作った野菜で安心です。 |
|
|
34 |
寒椿亡父が愛でた庭に咲き |
菜の花 |
2 票 |
|
(哲 朗) 亡きお父さんも今年も咲いたかと喜んでいることでしょう。 |
|
(峰 生) おやじさん、見てくれと言いたい。 |
|
|
35 |
メールにてあいさつするも賀状出し |
そらまめ |
1 票 |
|
* 年賀状を減らす方法はないですかねー。 |
|
(石の花) メールで年賀をしても、やはり賀状を出さないと、気が済みませんね。 |
|
|
36 |
餅腹にシュークリームは別腹で |
哲 朗 |
|
|
|
37 |
蝋梅の今が活け時老母訪ふ |
楓 花 |
2 票 |
|
( 越) いい香りの蝋梅を里の母へ。親孝行ですね。 |
|
(さつき) お母様への優しさが良く出ていますね。 |
|
|
38 |
今年こそ昨日の吾に今日は勝つ |
竹 豪 |
2 票 |
|
(菜の花) 意気揚々ですネ |
|
(峰 生) これからも一日一日と頑張ろう。 |
|
|
|
|
39 |
共白髪いつか傘寿の春明けり |
峰 生 |
5 票 |
|
( 越) ご夫婦お揃いでお元気で80歳の新春を迎えられた喜びが伝わってきます。 |
|
(菜の花) お元気でおめでたい春ですね |
|
(浩 風) 何時までもお元気でお達者で居て下さい。 |
|
(石の花) 月日のたつのは早いものですね。これからもお幸せに。 |
|
(まこと) お二人揃って傘寿とはすばらしいです。 |
|
|
40 |
成人式不況の風も華やいで |
菜の花 |
|
|
|
41 |
冬枯の小道てくてくとうりゃんせ |
泉 |
1 票 |
|
(彰 子) 童謡の一節である「とうりゃんせ」がおもしろい。 |
|
|
42 |
新桶の木の香匂う初湯かな |
コスモス |
5 票 |
|
(そらまめ) お正月には新しい桶がおろされるのですね、気持ちよかったでしょう。 |
|
(哲 朗) 心身が癒されるような初湯ですね。 |
|
( 越) いい木の香りのする温泉で迎える新年。良かったですね! |
|
(峰 生) 新桶はやはりいいなアとしみじみ。 |
|
(彰 子) 道後温泉の初湯は新桶で香りがぷんぷんする。 |
|
お湯に浸かりながら正月気分を満喫する。 |
|
|
43 |
松過ぎてそっと秤に乗ってみる |
千 柳 |
2 票 |
|
(そらまめ) 私もやりましたよ(^o^)。 |
|
(媛 香) お節やお餅の食べ過ぎ?秤に乗るのが怖い!あぁまた肥ったぁ。 |
|
|
44 |
四年目やパソコン上の初句会 |
いなご |
1 票 |
|
(石の花) インターネットの句会もまた楽しいものですね。 |
|
|
45 |
春待つや柱時計の捻子を巻き |
彰 子 |
6 票 |
|
(菜の花) 捻子巻き時計も貴重な存在になりましたお大切に。 |
|
(浩 風) 春を待つ気持ちがよく出ています。 |
|
(コスモス) 捻子巻きの時計がまだあるのですね。春待つ気配が伺えます。 |
|
(さつき) 踏台に上がって時計の捻子を巻いていた頃を思い出しました。 |
|
(初 霜) 捻子を巻くがよくきいていますね。 |
|
(媛 香) この時世電子時計がブーム、捻子巻き柱時計?貴重ですね。 |
|
|
46 |
神主の手より上がりぬとんどの火 |
浩 風 |
|
|
|
47 |
田や畑静かに眠り雪明り |
石の花 |
1 票 |
|
(初 霜) 雪明かりは、満月以上に明るいものですね。 |
|
|
48 |
悴(かじか)んで朝湯の列に並びけり |
コスモス |
2 票 |
|
(浩 風) 道後の朝湯はいいでしょうね。 |
|
(まこと) 悴んだ体も朝湯で温まることでしょう。 |
|
|
49 |
百万の水仙揺れる岬かな |
いなご |
1 票 |
|
(哲 朗) 情景が目に浮かびます。 |
|
|
50 |
除夜の鐘妻の寝息は静かなり |
千 柳 |
4 票 |
|
(峰 生) 今年もここまで来たねと見つめる。 |
|
(浩 風) 正月のご馳走作りで疲れたのでしょうね。いい夜ですね。 |
|
(石の花) 年の暮れの忙しさに疲れたことでしょう。愛しいことでしょうね。 |
|
(竹 豪) 奥さん紅白終わってすやすやと。 |
|
|
51 |
寒木瓜(かんぼけ)のほつほつ赤き蕾かな |
いなご |
5 票 |
|
(そらまめ) 木瓜の花を「ほつほつ」と言う表現、気に入りました。 |
|
( 越) 寒さに負けず真っ赤な木瓜の蕾が膨らむ様子が見えます。 |
|
( 泉 ) 「ほつほつ」の響きがとても良いと思います。 |
|
(楓 花) 小さな蕾でも寒木瓜は 赤い色をしている。ほつほつがいいですね。 |
|
(まこと) 木瓜の蕾をうまく捉えられています。 |