平成 20年 9月1日〜平成 20年 9月20日 投句分
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互 選 句
第45回 披 講
番号      選 句 & 披 講 俳 号 得 票
1 新涼の夫婦の夕餉長くなり 哲 朗  2 票
(千 柳) 酒も美味いし、食べ物をおいしい。会話が弾む夕餉.最高
(まこと) 食欲の秋です最高です。
 
2 老ゆる暇なし大根を蒔いていてをり 彰 子  2 票
( 泉 ) お元気で忙しいことは良いことですね。
(コスモス)素晴らしい日々ですね。羨ましいです。
 
3 水飢饉台風でもと身勝手に  峰 生  1 票
(ゆづき) 水がほしい
 
4 ひと時を古木に託しせみ時雨 千 柳  2 票
(菜の花) 今夏は暑さのせいでしょうか合唱が大きいような・・・
(そらまめ)蝉の団地?古木の元で一休み。
 
5 夜のしじま鹿鳴く声や東大寺 媛 香  1 票
(哲 朗) 情景が良く出ています。
 
6 友見舞う秋雨の道晴れやらず 峰 生  2 票
(まこと) 取り合わせをうまく読まれています。
(石の花) 道晴れやらずが病の重さを感じます。
 
7 漁火の仄かにゆらす初嵐  泉   1 票
(さつき) 漁火のゆれる情景が見えてきます。
 
8 窓越しの風に秋冷ありにけり いなご  5 票
(彰 子) 厳しかった残暑もやっと秋めいてくる。窓越しの風が心地好い。
(浩 風) 秋を感じますね。
(楓 花) 窓の外に吹く風に感じた秋。
(コスモス)きれいなお句です。
( 越) 樹木を揺らす風に晩秋を感じる
 
9 小野川の涸れてをりけり秋茜  越  1 票
(媛 香) 小野川ってどの当たりの川でしょう?水が涸れて無いのです。季語は
      重なりますがでも秋茜が美しかったのです。作者はそれに
          感動したのです。
 
10 夕顔の白き大輪優雅なり 菜の花
 
11 踏入りし竜神平に秋の風  泉   4 票
(いなご) 風は季節を正確に教えてくれます。
(菜の花) 爽やかですね
(そらまめ)踏み入りし・・・、足もとに気を付けて、花の間に入って行ったのですか?。
( 越) 汗をかきかき辿り着いた竜神平の秋風が心地良い
 
12 かなかなや面河の淵の水の蒼  越
 
13 紛れ込み厨の主とちちろかな まこと
 
14 突き抜けて畦のタイマー彼岸花 そらまめ  2 票
☆ どんなにして時期を知るのだろう、不思議です。
(菜の花) 面白い発想ですね
(楓 花) 畦のタイマーに狂いはないですね〜
 
15 このカフェのこの椅子が好き秋の午後 楓 花  5 票
(浩 風) お気に入りのカフェのこの椅子がいいですね。
( 泉 ) きっぱりと云いきるモダンでステキな俳句ですね!
(さつき) 「この椅子が好き」の中七が好きです。
(媛 香) いつも常連にしているカフェの決まった椅子、ここが好きなのです。作者は…。
      どんな素敵な方が座るのかしら?
(峰 生) この気分自分にも何処かにはと。
 
16 夕食の後の五千歩ちちろ鳴く  越  3 票
(彰 子) ちちろの鳴き声に誘われて散歩する楽しいひと時。
(浩 風) 私は思うだけで、実行は難しいです。
(媛 香) 食後に5000歩、毎日?健康のためにちちろ鳴くがいいですね。
 
17 カンバスにレトロな駅舎秋深む  まこと  4 票
☆ 建て替えの三津駅を描きました
(彰 子) 秋も深まる中、熱心にレトロな駅舎を描いている、それは和服
      の似合う女性か。
(いなご) 絵が浮かんできます。
(コスモス)カンバスの駅舎、とてもロマンチックです。
( 越) 美術の秋を楽しまれている様子
 
18 名月や愛でて語らう妻の顔 石の花  2 票
(哲 朗) 何を話しているのでしょうか、ちょつと気になりますね。
(ゆづき) 愛してます
 
19 浮見堂水に映えたる星月夜 媛 香  1 票
(峰 生) お堂の近く同窓会、芝生・名月・酔覚しでした。
 
20 鏡見て出かける夫の敬老日 いなご 10 票
(千 柳) まだ俺も捨てたものではない。色気とシャレ気をなくしたらオシマイ
(菜の花) お洒落、結構ですね
(そらまめ)男が鏡見て出かける?、めったにやらないしぐさ、観察するどい!。
(楓 花) 身だしなみを忘れないでいいですね。
(さつき) 何時までもお洒落心があって良いですね。
(まこと) 気持わかります。
(哲 朗) お洒落して出掛ける様子がうかがえます。
(石の花) 常に身だしなみ、エチケットですね。
(コスモス)いくつになっても嗜みは必要ですね。
( 越) 身だしなみの良い方ですね
 
21 軍歌だぞ敬老の日は皆元気 峰 生  3 票
(千 柳) そうです。童謡やシャンソンではサマにならない
(石の花) 現代の高齢者皆元気ですよ。軍歌が懐かしい。
(ゆづき) 老兵まだまだ元気です
 
22 深夜まで奏でる虫の二重奏 さつき
 
23 一輪の白菊手向け師の句碑に 媛 香  2 票
(菜の花) お優しいですね
( 越) 篠崎先生の句碑? 19日は糸瓜忌でした
 
24 秋燈下赤い表紙の子規俳句 いなご  3 票
( 泉 ) 赤い表紙と秋燈がぴったりです。
(まこと) 秋の夜長のひとときですか。
(峰 生) ターナー島の松は大きくなったでしょうか。
 
25 法師蝉夏の終わりを告げに来る 千 柳  1 票
(ゆづき) 今年は蝉が少なかった貴重な蝉だこと
 
26 土曜日の新聞重し桔梗かな そらまめ
☆ 広告沢山でズッシリ重い新聞、新聞受けの横に桔梗が咲きました
 
27 花束にメッセージあり敬老日 浩 風  2 票
(媛 香) やさしいメッセージが添えられている嬉しいでしょうね。
( 越) お孫さん? からの嬉しい添え書き
 
28 秋のうみ汽笛をきけばターナー島  泉   1 票
(石の花) 昔の四十島、今はその面影もないが懐かしいものです。
 
29 コスモスや背丈伸ばして蕾つけ 石の花
 
30 敬老日恵みの雨も今日は 菜の花
 
31 夕焼けや夕餉の膳を紅(あか)く染め さつき  1 票
(石の花) 夕焼けの茜色が夕餉の膳にまで差し込む景が目に浮かびます。
 
32 広辞苑開きしままの残暑かな 彰 子  4 票
(浩 風) 暑さのため一休みですか。
( 泉 ) 広辞苑がきいてますね!
(楓 花) 残暑に集中力が途絶えたのか、開けたままの広辞苑。
(コスモス)現状をさらりと読んでよいお句です。
 
33 朝市の旬の鱸が競られをり コスモス  3 票
(彰 子) 鱸が銀色に輝いて競られている。秋の鱸は大変旨い。
(いなご) 威勢のいい競りに活気を感じます。
(まこと) 朝市の情景を素直に詠まれています。
 
34 颱風のそれて困るや水飢饉 石の花  1 票
(コスモス)松山市民の切なる願いです。
 
35 無花果を買ひて無花果貰ひけり 楓 花  2 票
(千 柳) スイカや筍もどうも重なるものです。
(媛 香) そうそう重なる事って有りますね。もう少し早く頂きたかったわ(^o^)
 
36 秋の蝿エレベーターに紛れ込み 哲 朗
 
37 斎場に粛々として菊香る 千 柳
 
38 愛用の帽子出番の秋の旅 コスモス  3 票
(浩 風) 壱岐・対馬の旅に出るのでしょうか。
(いなご) 旅にはやはり愛用の帽子がいいですね。
( 泉 ) 心ウキウキステキな装いでの旅の様子がうかびます。
 
39 秋日和金婚の賞いただきぬ 浩 風  3 票
(楓 花) 金婚式おめでとうございます。色々なことがおありになったことでしょうね。
(哲 朗) おめでとうございます、いつまでも幸せに。
(媛 香) 金婚式を迎えると市町村から金一封が出る処もあるとか?
      羨ましいわ財政が豊かな市町村は…。
 
40 無花果やしこく遍路のお接待 そらまめ  1 票
☆ 無花果をお遍路さんに食べて下さいと渡していました。
(さつき) お遍路さんもきっと喜ばれたことでしょう。
 
41 方丈の開けつ放しやちんちろりん 彰 子  4 票
(浩 風) ちんちろりんがいいですね。
(いなご) 暑さが残っていても虫は秋を感じているのですね。
( 泉 ) 初秋の風情がよくわかります。
(峰 生) 近頃街の木でも青松虫の鳴き声がきれいですが、外来の害虫とは情けないですね。
 
42 久々の雨大根を蒔きにけり 浩 風  4 票
(そらまめ)私もそうします。
(楓 花) 久々に降った雨、やっと大根が蒔けましたね〜
(哲 朗) 雨の降る日を待ち侘びていたことでしょう。
(ゆづき) 日照りでお百姓大変ですね!!
 
43 コオロギの何処からとなくころころと 菜の花
 
44 ニアミスは恋の仕草か群れとんぼ まこと  5 票
(そらまめ)赤とんぼの群れ、眺めるのは楽しいですね。
(彰 子) ユーモアがあり、楽しい句。 
(千 柳) ニヤミスがやがて結ばれ連れ立って。
(さつき) 一番好きな句です。
(哲 朗) 蜻蛉が群れて飛んでいる様子が良く出ています。
(石の花) トンボの求愛をニヤミスとは良く詠んでいます。
 
45 ひと雨の一挙に秋を呼びにけり さつき  2 票
(彰 子) 厳しかった残暑もひと雨で一挙に秋めいてくる。ほっとする。
(千 柳) タオルケットが一晩で布団に変わる。
 
46 がやがやとグランドゴルフ朝の露 哲 朗
 
47 ペタル踏む右に左に今日の月 コスモス  4 票
(いなご) 右に見えていた月も角を曲がれば左にときれいな景色です。
(菜の花) 何となく ウキウキ ロマンチックですネ 
(そらまめ)右に左に、フラフラと、一杯機嫌かな?。
(ゆづき) 寄る年波で脚力が衰えふらつきますよね
 
48 辻舞は夢の一夜や風の盆 楓 花  3 票
(さつき) 風の盆を夢の一夜と言ったところが良いですね。
(まこと) 有名なおわら祭行ってみたいですね。
(峰 生) 美しい風の盆の踊りが浮かびます。