番号 |
選 句 & 披 講 |
俳 号 |
得票 |
1 |
白鷺の飛び立つ雄姿春の川 |
さつき |
2 票 |
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(千 柳) 春を象徴する美しく清らかな風景 |
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(峰 生) 飛び立ちを雄姿と捉え、引き締まった美しい句になってますね。 |
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2 |
菜の花や入り江は夕日のミュージアム |
コスモス |
3 票 |
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(いなご) 菜の花を見て夕日を見て幸せ気分ですね。 |
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(媛 香) 菜の花の真っ黄色さと入り江の夕日の燃えるような赤に作者は |
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感動したのでしょうね。景が」見えるようです。 |
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(楓 花) 菜の花の黄色と夕日の色で、素晴らしい景色だったのですね! |
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3 |
桜咲く出会い別れの刻の声 |
泉 |
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4 |
黄砂降る日本列島包み込む |
媛 香 |
3 票 |
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(哲 朗) 今年も黄砂で悩まされます。 |
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(まこと) 素直に詠まれています |
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(ゆづき) 毎年の事ながら、今年は酷かったね |
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5 |
春雷に頭抱えて走り込む |
石の花 |
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6 |
昨年の発芽は今日と花日記 |
千 柳 |
2 票 |
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(そらまめ)去年のことが思い出される、花日記いいですねー。 |
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(さつき) お花作りのお好きなですね。好きな句です。 |
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7 |
麗らかや時刻正しき花時計 |
コスモス |
3 票 |
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(さつき) 綺麗に咲いた花時計が目に浮かんできます。 |
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(まこと) うららかな春の風情が出ています |
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(彰 子) 手入れが良いのであろう。咲き誇る花時計が美しい。 |
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そして時刻を正確に刻んでいる。美しい景。 |
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8 |
満開に人々癒し寒桜 |
菜の花 |
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9 |
春の夕菩薩のごとき師を仰ぐ |
泉 |
2 票 |
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(峰 生) 夕日に向かい毅然とした恩師の銅像が浮かびます。 |
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(彰 子) 慈愛に満ちた、まるで菩薩のような師と共にひととき |
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を過ごす。しみじみと幸せを感じる。 |
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10 |
太陽に向かひて咲きぬ黄水仙 |
浩 風 |
2 票 |
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(千 柳) 日光を浴びると、皮膚がんになるというの人間だけ |
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( 越) お日様とお見合いしながら綺麗に咲いている様子 |
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11 |
春の野にジャンケンポンの靴の跡 |
さつき |
9 票 |
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(そらまめ)かわいい足跡、レンゲ畑かな?。 |
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( 泉 ) 子供達の明るい笑い声がきこえてきそうです。 |
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(哲 朗) 春到来情景が良く出ています。 |
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(峰 生) 夕暮れです。友達はもう居ない。一人ぼっちの子供の私です。 |
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(媛 香) 子供の溌剌さジャンケンで負けたら鬼のかくれんぼ! |
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でも靴の跡で見つかっちゃう可愛らしさ… |
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(菜の花) 子供の元気な姿が目に浮かびます |
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(彰 子) のどかな春の野で楽しく遊んでいたのであろう。ジャン |
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ケンポンの足跡が無数についている。微笑ましい句。 |
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( 越) 春泥に小さな靴跡が見えて来ます |
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(初 霜) 柔らかい草原でしょうか,靴の後が可愛いですね。 |
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12 |
春風や昇段決まる帯の色 |
越 |
5 票 |
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(さつき) 柔道ですね。良かったですね。 |
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(まこと) 昇段決まる心地よい春の風最高です |
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(浩 風) おめでとう。黒帯ですか春風が似合いますね。 |
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(コスモス)昇段の帯の色は春の色でしょうね。 |
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(彰 子) 精進の甲斐あって念願の黒帯になる。春風が心地良い。 |
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13 |
流氷の軋むはるかにハバロスク |
彰 子 |
3 票 |
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(哲 朗) 雄大な風景が目に浮かびます。 |
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(いなご) 風景がよく見えます。 |
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(ゆづき) ハバロスクとは懐かしい思いがする |
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14 |
句の一つ悩む一日や地虫出ず |
まこと |
1 票 |
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(コスモス)啓蟄の句を詠むつもりでしょう。 |
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15 |
巣立つ子の未来を夢に春立ちぬ |
泉 |
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16 |
春を待ちゐる一筋の水光り |
彰 子 |
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17 |
水温む白鳥ゆったり尾を引いて |
菜の花 |
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18 |
病床に猫の恋路がけたたまし |
千 柳 |
1 票 |
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(そらまめ)病気でなくても、うるさいですね、全く腹が立つ!。 |
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19 |
古刹庭涅槃桜の咲き乱れ |
石の花 |
3 票 |
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(浩 風) いい景ですね。 |
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(媛 香) 古刹の涅槃さくらどのサクラよりも早咲きですね。古刹庭だから |
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句が生きているように感じました。が、でも付きすぎかも… |
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(初 霜) 古寺でも涅槃桜が綺麗に咲き賑わしますね。 |
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20 |
雪山河晴れわたりけり鳥の声 |
彰 子 |
2 票 |
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( 泉 ) 春もそこに、鳥がさえずっている。 |
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(いなご) 空の青さがよく見えます。鳥も鳴いて気持ちのいい景ですね。 |
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21 |
八十路来て菠薐草(ほうれん)草も好物に |
まこと |
4 票 |
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(そらまめ)かなり偏食の強い方と、お見受けします。 |
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( 泉 ) きらいだったほうれん草を食べていつまでもお元気で。 |
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( 越) 好きになって良かったですね。野菜色々食べてお元気で! |
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(初 霜) 年取ると野菜がyくなりますね。 |
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22 |
咲きゐたる彼岸桜や主亡し |
浩 風 |
1 票 |
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(菜の花) あちらこちらで空き家を見受けます。淋しい現象ですネ |
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23 |
園児等の願いを込めし流し雛 |
哲 朗 |
8 票 |
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(浩 風) いい光景ですね。ニュースでも見ました。 |
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(コスモス)流し雛の果てはどうなるのでしょうか。 |
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(菜の花) 可愛いですね |
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(彰 子) 園児らの手作りの雛を願いを込めて次々と流されていく。情景が見える。 |
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( 越) みんなで折った折紙雛を流しているのでしょうか?かわいいですね |
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(ゆづき) 何を願うの子供達は? |
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(楓 花) 手作りのお雛様でしょうか? |
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(初 霜) 園児等の手作り雛の川流しでしょうか,可愛いですね。 |
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24 |
菜の花やリズムを刻む耕耘機 |
そらまめ |
2 票 |
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☆ 久しぶりのお天気、エンジンは快調でもしんどい作業です。 |
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(浩 風) のどかな春の日の田園風景ですね。 |
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(媛 香) リズムを刻む良いですね。土を掘り起こすダダダダと…。 |
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25 |
三月やピンクの服の似合うひと |
哲 朗 |
2 票 |
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( 泉 ) ステキですね。 |
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(石の花) どんな人でしょうか,目に浮かぶようです。 |
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26 |
春泥や野点帰りのおんな下駄 |
越 |
4 票 |
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(そらまめ)あそこの公園で、野点楽しんだのだな、下駄を見れば判る・・・。 |
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(さつき) 着物の下から少し足首が・・色っぽいですね。 |
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(いなご) 何となくひかれました。 |
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(峰 生) 飾らない日常の一こま。何かを想像させてくれます。 |
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27 |
白鷺がヒョイと飛び立つ花曇 |
そらまめ |
1 票 |
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☆ びっくりしたなー。 |
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(浩 風) ヒョイとがいいですね。 |
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28 |
香りよりまず流れ来て花菜風 |
楓 花 |
1 票 |
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( 泉 ) 花菜風が良い季語ですね。 |
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29 |
塀越しに物々交換春隣 |
コスモス |
5 票 |
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(千 柳) 暖かくなったと挨拶交わしながら |
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(そらまめ)野菜と伊予かんの交換ですか・・・。 |
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(さつき) 春隣りがいいですね。 |
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(まこと) 取り合わせが面白いです |
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(楓 花) 春が近づくと頂き物も多くなりますね。微笑ましい関係。 |
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30 |
目に浮かべ心に描き初桜 |
楓 花 |
1 票 |
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(石の花) 病床の人でしょうか,桜を見ることも出来ず,ありし日を思い出しますね。 |
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31 |
揚げひばり脚が気になる名古屋便 |
そらまめ |
1 票 |
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☆ 着陸態勢に入ったボンバルディア機(名古屋便に就航)脚は出てるかな?、 |
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といつも見上げるのです。 |
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( 越) 片足や胴体着陸はもうご免ですね |
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32 |
落ちてなお輝きのある椿かな |
いなご |
3 票 |
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(コスモス)椿は散るでなく落ちるですね。落ちてもなお美しい。 |
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(彰 子) 椿の花は落ちてもなお美しものです。しばし眺め改めて感慨にふける。 |
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(楓 花) 落ちても綺麗ですよね〜 |
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33 |
空晴れて大地伝いに花便り |
峰 生 |
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34 |
縄張りのあるやも知れず鴨の陣 |
媛 香 |
2 票 |
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(コスモス)鴨の陣の縄張りとは知りたいです。 |
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(菜の花) 面白いですね |
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35 |
花の芽がもういいかいと顔を出す |
千 柳 |
3 票 |
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(哲 朗) もういいかいが良いです。 |
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(菜の花) 待ちに待った春ですネ |
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(石の花) 可愛い光景ですね。早く咲くのを楽しみに。 |
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36 |
卒園児にがほとゆめをカプセルに |
越 |
3 票 |
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(媛 香) 後何年先にカプセルを開けるのでしょう?今6歳として10年後だと |
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高校生ですね大いに夢が膨らみますネ。 |
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(菜の花) 何年か先が待ち遠しく、楽しみ・・・ |
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(ゆづき) 大人になってカプセルを開けたら恥ずかしい思い がしませんか |
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37 |
山の辺の道のそこここいぬふぐり |
いなご |
1 票 |
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(まこと) 季語をうまく使われています |
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38 |
春雨に傘遠慮して濡れねずみ |
峰 生 |
3 票 |
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(千 柳) 濡れていこうと粋がって |
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(哲 朗) 春雨じゃ濡れて行こうではないですが無理は禁物です。 |
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(石の花) 気の弱い方でしょうか,借りてゆけば良かったのに。 |
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39 |
手作りの卵豆腐や山椒の芽 |
いなご |
6 票 |
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(さつき) トッピングの山椒の芽の香り美味しそうですな。 |
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(媛 香) 手作りの卵豆腐美味しそう 山椒の芽のかほりが良いですね。 |
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( 越) いい香り、そして美味しそう! |
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(楓 花) 美味しそう!手作りだからこその木の芽ですね。 |
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(初 霜) 手作りは何でもよろしいですね。 |
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(石の花) 山椒の芽は何とはなくいい香りがします。 |
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40 |
月命日涅槃ざくらや満開に |
媛 香 |
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41 |
海水を舐めて春なる潮かな |
浩 風 |
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42 |
みちくさの児らスカンポにまっしぐら |
まこと |
2 票 |
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( 泉 ) すかんぽ、なつかしいですね。 |
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(いなご) 自然に親しむ子の姿がよくわかります。 |
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43 |
風強く白木蓮の散る悲し |
石の花 |
2 票 |
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(浩 風) もう少し長く咲いてほしいですね。 |
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(ゆづき) 木蓮の散り際は哀れですね |
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44 |
鶯の声の彼方をさがしけり |
哲 朗 |
3 票 |
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(千 柳) 声はすれども姿は見えず |
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(いなご) 私も鳴き声を聞いたらすぐ振り返ってみたりします。 |
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(峰 生) 姿を見つけるのは中々難しいのでは。そこが良いのですね。 |
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45 |
春の宵窓に映りし月の影 |
菜の花 |
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46 |
しばし手を休め楽しむ落椿 |
さつき |
4 票 |
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(千 柳) 咲いているとき以上に落ち椿は美しい |
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(コスモス)掃き寄せていたのでしょうか。そのままにしておきましょう。 |
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(楓 花) 私にも経験があります。じっと見ていたいですね。 |
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(初 霜) ぽとりと落ちた音に手を休め椿の花を・・・ |
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47 |
庭の花手入れ忘れも咲いて来る |
峰 生 |
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48 |
そっと見て誰に知らそか春の月 |
楓 花 |
5 票 |
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(哲 朗) ふっくらと重みのあるだいだい色の月は綺麗です。 |
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(まこと) 春の月人それぞれに思いがあります |
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(峰 生) ふと誰かとこの月影をいっしょに眺めたいのです。 |
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(ゆづき) 繊細な感情の持ち主ですね |
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(石の花) 春の月がいいですね。何を見ているのでしょう |
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