番号 |
投 句 |
俳 号 |
得 票 |
1 |
名古屋場所青息吐息の相撲界 |
菜の花 |
1 票 |
|
(ゆづき) 相撲界は昔からテキヤの世界でした、 |
|
テキヤと暴力団は違いますよ |
|
|
2 |
友も老い病む夜を静か初夏の風 |
石の花 |
1 票 |
|
( 泉 ) 友のことを心配する静かな夏の夜、情景がうかびます。 |
|
|
3 |
団扇持ち若沖の墓訪ねけり |
いなご |
|
|
|
4 |
梅雨最中コインランドリーフル回転 |
哲 朗 |
2 票 |
|
(コスモス)梅雨は洗濯物が乾きませんのでランドリーの |
|
世話になります。 |
|
(媛 香) 毎日雨でジメジメと家の中では乾かなくてやはり |
|
コインランドに行きますね。ラッシュです。 |
|
|
5 |
突然の別れ早やしや青しぐれ |
泉 |
|
|
|
6 |
電線に一羽の燕羽根休め |
媛 香 |
1 票 |
|
(菜の花) たまには静かに一羽で・・・ |
|
|
7 |
大滝に我はしぶきにつつまるる |
哲 朗 |
2 票 |
|
(そらまめ)マイナスイオンを浴びて。 |
|
(菜の花) 身も心も引き締まる一時ですね |
|
|
8 |
梅雨明けを待ちに待ちたる畑仕事 |
浩 風 |
3 票 |
|
(コスモス)畑仕事の嬉しさが伝わります。 |
|
(さつき) 梅雨明けを待っている様子が良く出ています。 |
|
(ゆづき) 今年は長雨で困りましたね |
|
|
9 |
伸びし伸ぶ菜園の草梅雨明けぬ |
髙 越 |
3 票 |
|
(浩 風) うちの畑も雑草は伸びきっています。 |
|
(石の花) 梅雨には雑草も良く伸びますね。 |
|
( 扇 ) 雑草も梅雨を満喫したことでしょう。 |
|
|
10 |
一陣の黒南風(くろはえ)抜けりブナ林 |
扇 |
|
|
|
11 |
梅雨開けて遠くにはしゃぐ子等の声 |
菜の花 |
2 票 |
|
(髙 越) 今年の梅雨は雨が多かったから子等の喜びも大きい! |
|
(梅雨明け?) |
|
( 扇 ) 長かった梅雨が明け子供の世界になりましたね。 |
|
|
12 |
にがうりのほどよき頃をもぎにけり |
浩 風 |
2 票 |
|
(いなご) 景がよく見えます。 |
|
(楓 花) もぐ時期に悩みますね。 |
|
|
13 |
この刻を大事にしよう夏来る(なつきたる) |
泉 |
1 票 |
|
(石の花) 残り少ない日々を大事に生きて行きたいですね。 |
|
|
14 |
目はなれてますます怖し肝試 |
哲 朗 |
1 票 |
|
(楓 花) 考えただけで、怖いのですが。 |
|
|
15 |
ひともとの南瓜あまたの実のふとり |
浩 風 |
1 票 |
|
(コスモス)一本の蔓にかぼちゃの大小がたくさんなっている |
|
光景ですね。 |
|
|
16 |
傘寿来て今年また買ふ夏帽子 |
まこと |
6 票 |
|
( 泉 ) ステキな夏帽子を被っていつまでもお元気で。 |
|
(いなご) まだまだお元気で出歩かなくっちゃね。 |
|
(媛 香) 老いて来ると一年が早く感じ今年の夏も無事越せます |
|
ようにと夏帽子を買ったのです。 |
|
(さつき) 前向きの気持ちが良く現れていていいですね。 |
|
(楓 花) いくつになっても、おしゃれ心は忘れないで。 |
|
(髙 越) お元気な様子が伺えます |
|
|
17 |
茅葺家心の中も梅雨最中 |
さつき |
1 票 |
|
(石の花) 心の中に何かわだかまりでもあるのでしょうか。 |
|
|
18 |
夏山や夫に手渡すカンロ飴 |
いなご |
7 票 |
|
(そらまめ)上手い×美味い。 |
|
( 泉 ) ご夫婦で登山できる幸せ。 |
|
(哲 朗) 奥様の気配りが感じ取れます。 |
|
(菜の花) 仲睦まじくお元気で・・・ |
|
(まこと) ご夫婦の細やか愛情いいですね |
|
(峰 生) さり気ない所をさり気なく1句にまとめてるね。 |
|
(髙 越) 夫婦仲良く山登り いいですねー!! |
|
|
19 |
青葉木菟(あおはづく)巣立ち見守る母濡れて |
そらまめ |
2 票 |
|
☆ まだ洞の中には2羽いる、早く出ておいで、 |
|
母は濡れながらまっている。 |
|
( 泉 ) 母は強し、人間よりえらいですね。 |
|
(菜の花) 心温まる光景ですネ人間も見習いたいような・・・ |
|
|
20 |
踏み跡の窪みを埋める余り苗 |
コスモス |
4 票 |
|
(そらまめ)田の端っこは足跡だらけ、無造作に投げ出されたあまり苗。 |
|
(媛 香) 田植機で田植えをしているこの頃…踏み跡の窪みに余り |
|
苗千枚田を想像します。 |
|
(まこと) 田んぼの隅の余り苗もこれで安堵 |
|
(峰 生) 私等はまだ人生の余り苗ではない。頑張ろうですね。 |
|
|
21 |
昼下がり鼻唄歌い鮓つける |
石の花 |
|
|
|
22 |
線路まで風の悪戯夏帽子 |
媛 香 |
4 票 |
|
(哲 朗) 突然の風で帽子が飛ばされた様子が良く出ています。 |
|
(峰 生) 無事だったからこの名句が出来てる。何よりですヨ。 |
|
(さつき) 実感がこもっていて良いですね。 |
|
(髙 越) 不意に吹き出した風に攫われた驚きの様子を |
|
「風の悪戯」とうまく表現されていると思いました。 |
|
|
23 |
朝顔の鉢の並びし投票所 |
いなご |
3 票 |
|
(哲 朗) 生徒さんが植えられたのか、なごみます。 |
|
(まこと) 朝顔と選挙の取り合わせ成功です |
|
(ゆづき) 投票所の方の思いやりが伺える、良い人選んでね |
|
|
24 |
噴水が気合を入れる梅雨晴間 |
そらまめ |
1 票 |
|
☆ 雨が止み、カッと日が差し、噴水が元気出した。 |
|
(菜の花) 気持ち壮快ですね |
|
|
25 |
皺しわの手編む麦藁蛍籠 |
髙 越 |
|
|
|
26 |
我が庭の唯一収穫茗荷掘る |
楓 花 |
2 票 |
|
(ゆづき) 茗荷は今が旬、爽やかな風味がいい |
|
( 扇 ) 茗荷の香りを楽しめますね。 |
|
|
27 |
田水張る逆さの吾を連れ歩く |
まこと |
6 票 |
|
(そらまめ)イケメンが着いてくる。 |
|
(浩 風) 水面に映る自分の姿をよく見ていますね。 |
|
(コスモス)逆さの吾を連れ歩くの表現が面白い。 |
|
(媛 香) 田水を張った畦を歩いているのでしょうね。 |
|
(峰 生) 面白い所を目が歩いてる。目だけは泥をかぶるなよ。 |
|
(楓 花) 吾を連れ歩くが、面白いなと思いました。 |
|
|
28 |
竿売りの間延びする声梅雨明ける |
コスモス |
6 票 |
|
( 泉 ) 竿竹~って声が聞こえてきます。 |
|
(哲 朗) 竿売りの声が梅雨明けたよとも聞こえます。 |
|
(浩 風) のんびりした静かな風景ですね。 |
|
(いなご) マイクを通しての声が聞こえてくるようです。 |
|
(さつき) 竿売りの車から流れてくる様子を上手く捉えていますね。 |
|
(髙 越) 梅雨明けと洗濯竿がよく結び合っていると思いました |
|
|
29 |
遠き日の恋の余韻や合歓の花 |
泉 |
4 票 |
|
(まこと) 季語ぴったりです |
|
(峰 生) 私の余韻は年相応にもう枯れススキに近いです。 |
|
(さつき) 素敵にまとまっていて好きな一句です。 |
|
(石の花) いい季語が回想をよく引き立たせています。 |
|
|
30 |
田舎バス母娘二人は夏の風邪 |
峰 生 |
1 票 |
|
(楓 花) 何かドラマがありそうな、お句ですね。 |
|
|
31 |
傘をさしトマト育つを待たれおり |
楓 花 |
|
|
|
32 |
昨夜(よべ)の雨胸に抱えて花南瓜 |
さつき |
1 票 |
|
( 扇 ) 南瓜の花を大事にしていますね。 |
|
|
33 |
開け放つ部屋いっぱいの青田風 |
コスモス |
9 票 |
|
( 泉 ) 部屋いっぱいに青田風、気持ちが良いですね。 |
|
(哲 朗) 気持ちのいい風ですね。 |
|
(いなご) 風が気持ちよさそう。 |
|
(媛 香) 開け放った部屋を青田風が吹き抜けてゆく大の字に |
|
なってお昼寝などしてみたいですね。 |
|
(菜の花) 自然の風が一番良いですネ |
|
(まこと) 素直に詠まれている |
|
(石の花) 清々しい気持ちが良く表現されています。 |
|
(髙 越) いい風ですねえー! |
|
(ゆづき) 田舎の広い家の面影、マンションでは味わえない風 |
|
|
34 |
師は逝きぬテープの声や古扇 |
峰 生 |
1 票 |
|
(浩 風) ご指導戴いた師の想い出。寂しいですね。 |
|
|
35 |
梅雨晴れ間洗濯物のさおかざる |
扇 |
|
|
|
36 |
霊峰にホラ貝響く山開き |
さつき |
3 票 |
|
(浩 風) 山開きの景、いいて゜すね。 |
|
(媛 香) 今でも山開きには山伏が法螺貝を吹くのですね。 |
|
何年かまえに始めて法螺貝の音色を聞きました。 |
|
大きなホラ貝でした。 |
|
(ゆづき) 石鎚のお山開き、六根清浄・六根清浄、法螺の音響く |
|
|
37 |
陽の香宿りしもぎたてのトマトかな |
扇 |
3 票 |
|
(そらまめ)お日様の色真っ赤に熟れたトマト |
|
(いなご) おいしそうなトマトですね。 |
|
(石の花) まだ暖かい新鮮なトマトよく表現されています。 |
|
|
38 |
水田に灯り点るやビルの影 |
菜の花 |
|
|
|
39 |
初蝉や生命しみじみ共白髪 |
峰 生 |
1 票 |
|
( 扇 ) 蝉の短い一生に我が人生をしみじみ感じます。 |
|
|
40 |
讃岐にはさぬき富士あり虹架かる |
媛 香 |
3 票 |
|
(いなご) きれいな句ですね。 |
|
(コスモス)大きな景色です。さぬきと虹の取り合わせが良い。 |
|
(さつき) 綺麗な虹が目の前に浮かんできます。 |
|
|
41 |
住む人の消えし社宅や枇杷熟るる |
髙 越 |
4 票 |
|
☆ NTT北梅本アパート1~8棟 |
|
(そらまめ)NTTの社宅だろうなー。 |
|
(浩 風) 世の移り変わり、寂しさを感じますね。 |
|
(コスモス)時勢をあらわした句です。 |
|
(峰 生) 今やどうにもならんのでしょうね |
|
|
42 |
朝顔の蔓迷いをる昨夜の雨 |
まこと |
1 票 |
|
(楓 花) 一晩で急に伸びましたね~ |
|
|
43 |
梅雨晴れ間わが足弱り畦の道 |
石の花 |
|
|
|
44 |
棒のごと胡瓜三本届きけり |
楓 花 |
2 票 |
|
(哲 朗) 見事な胡瓜でしょうね。 |
|
(まこと) 我が家も棒のよおな胡瓜がぶら下がっています |
|
|
45 |
ヒマラヤの芥子(けし)青く咲きメール来る |
そらまめ |
|
|
☆ 風穴には青く可憐な芥子がさく。今年も写真が届いた。 |