| 番号 | 選 句 & 披 講 | 俳 号 | 得 票 | |
| 1 | 小春日や終着駅で母の待つ | 峰 生 | 3 票 | |
| (旅 風) 終着駅とお母さんとの組み合わせに感じ入りました。 | ||||
| (媛 香) お母様が来られる駅が終着駅なのです、ですから | ||||
| 安心して待つことが出来ますね。帰りは当然始発駅です。 | ||||
| これもまた安心してお見送り出来ますね。 | ||||
| (さつき) 親孝行出来る時が良いですね | ||||
| 2 | 散歩道可憐に咲きし野菊かな | 菜の花 | 2 票 | |
| (まこと) 素直に詠まれています | ||||
| (髙 越) 野菊を眺めながらの散歩とはいいですね | ||||
| 3 | 電線の椋鳥今日も群れてをり | 浩 風 | ||
| 4 | 竜巻にまたも災害寒見舞い | 石の花 | ||
| 5 | 半島に咲く野路菊や海蒼し | 泉 | 6票 | |
| (まこと) 野菊と海の青さいいです | ||||
| (旅 風) 半島の情景が目に浮かびます。 | ||||
| (浩 風) いい景ですね。 | ||||
| (哲 朗) きれいな風景が目に浮かびます。 | ||||
| (楓 花) 高茂岬でしょうか?景色が目に浮かびますね。 | ||||
| (初 霜) 何処の半島でしょう。道ばたの菊の白さと | ||||
| 海の蒼さがよくマッチしています。 | ||||
| 6 | おのおのに選びし肴おでん酒 | 哲 朗 | 4 票 | |
| ( 泉 ) 仕事帰りでしょうか、屋台での情景が見えます。 | ||||
| (楓 花) お好みのおでんを選んで・・・いいですね。 | ||||
| (初 霜) おでんの好みの肴でのお酒・・・いいですね。 | ||||
| (そらまめ)好みのおでんを選んで、乾杯!。 | ||||
| 7 | 名も知らぬ花をと辞典冬灯火 | 初 霜 | 2 票 | |
| (まこと) 俳句のおかげで物知りになりました | ||||
| ( 泉 ) 冬灯火の季語がいいですね。 | ||||
| 8 | 秋深し松山城の高きこと | 菜の花 | 1 票 | |
| (旅 風) 天気によっては、お城も高く見えますねえ。 | ||||
| 9 | 残る蚊の右手の甲へ不時着す | 扇 | 1 票 | |
| (楓 花) 蚊がいつまでもいますね。下五が面白いですね。 | ||||
| 10 | 熱燗に湯豆腐が合う一人酒 | そらまめ | 6 票 | |
| (石の花) 熱燗に湯豆腐いいですね。 | ||||
| ( 泉 ) ちょっぴり淋しい一人酒、湯豆腐で温まって下さい。 | ||||
| (ゆづき) 一人で楽しむ独り酒良いもんですね | ||||
| (初 霜) 熱燗と湯豆腐がいいとりり合わせですね。 | ||||
| (媛 香) 熱燗に湯豆腐合いますね、一人酒がチョット寂しい、 | ||||
| でも実感でしょう。 | ||||
| (さつき) 寂しい替わりに自由がいいですね | ||||
| 11 | 招かざる木枯し一陣老いの背に | 旅 風 | 2 票 | |
| ☆ 突然、風が一陣吹いて、思わず身をすくめました。 | ||||
| (初 霜) 予期せぬ木枯らしで思わず身をすくめますね。 | ||||
| (そらまめ)木枯らしが堪える年になりました。 | ||||
| 12 | 紅葉を愛でて別れぬ歌仲間 | 楓 花 | 3 票 | |
| (浩 風) いつまでも素晴らしい景色に見とれている様子。 | ||||
| いいですね。 | ||||
| (峰 生) 楽しい1日と振り返り自然に出来たいい句だと思います。 | ||||
| (髙 越) 紅葉の下でカラオケ会をしていたのだろうか | ||||
| 13 | 山の端に誰を待つかや神無月 | 旅 風 | 1 票 | |
| ☆ よろづの神々が出雲へ集う10月、この夜の満月は、 | ||||
| 誰を待っているのか、と。 | ||||
| (菜の花) 幻想的で綺麗ですね | ||||
| 14 | たわわなる隣の柿をいただきぬ | 浩 風 | 3 票 | |
| (哲 朗) 沢山なっているので頂戴したのでしょう。 | ||||
| (ゆづき) 隣の柿も我のもの | ||||
| (さつき) 今年の柿はとても美味しいですね | ||||
| 15 | 秋の田に雀踊りて餌あさる | 菜の花 | 2 票 | |
| (石の花) 無邪気な雀の姿がよく分かります。 | ||||
| ( 扇 ) 新米を美味しそうに食べている様子が見えます。 | ||||
| 16 | 滝壺に紅葉舞い落ち三段峡 | 扇 | 3 票 | |
| (浩 風) いいところへ行ったのですね。 | ||||
| (髙 越) 秋の渓谷の美しい景色が見える | ||||
| (菜の花) 秋の光景が目に浮かんで来ます | ||||
| 17 | 衣被味噌田楽で夕餉膳 | 石の花 | 4 票 | |
| (まこと) 最高ですね | ||||
| (初 霜) 里芋での味噌田楽、美味しそうですね。 | ||||
| (媛 香) 寒くなりますと温かい湯豆腐とかおでんとか鍋物が夕 | ||||
| 食にはいいですね。味噌田楽が美味しそう。 | ||||
| (さつき) 美味しそうですですね私大好き好きです | ||||
| 18 | 万歩計カチカチカチと秋日和 | まこと | 4 票 | |
| ( 泉 ) 秋日和でのお散歩、お元気ですね。 | ||||
| (楓 花) 万歩計の音も軽やかな秋日和! | ||||
| ( 扇 ) 散歩の季節万歩計が気になりますね。 | ||||
| (そらまめ)今頃は音の出る万歩計はめづらしくなったね。 | ||||
| 19 | 七五三父母祖父母宮参り | 媛 香 | 2 票 | |
| (ゆづき) 三世代の宮参り微笑ましい限り | ||||
| (髙 越) 家族総出での宮参りの幸せな風景 | ||||
| 20 | 頂の色葉に咲きし初霧氷 | 髙 越 | 2 票 | |
| ☆ 紅葉の盛りに付いた霧氷はすごく綺麗かった。 | ||||
| 敢えて季重なりで投句します。 | ||||
| (哲 朗) 霧氷の様子が良く出ています。 | ||||
| (楓 花) さぞかし綺麗なことだったでしょう~ | ||||
| 21 | 道の駅迷い迷って栗を食む | さつき | 1 票 | |
| (峰 生) 何か食べなくてはと迷う気持ちが素直に伝わってきます。 | ||||
| 22 | 島つなぐ橋渡りても蜜柑山 | まこと | 5 票 | |
| (旅 風) 蜜柑また蜜柑の島々なのですねえ。 | ||||
| (哲 朗) 瀬戸の島々の蜜柑山の風景を良くとらえています。 | ||||
| (峰 生) 次も次も俺の山なら良いと思うかどうか美しい景色です。 | ||||
| (菜の花) ミカン県の島の感じが良く出ていますね | ||||
| (そらまめ)しまなみ海道の景色ですね。 | ||||
| 23 | 渋柿や渋抜けきれずお茶を飲む | そらまめ | ||
| 24 | 冬晴れや自家用車で遠出する | 初 霜 | 1 票 | |
| ( 扇 ) 天気のいい日は 遠出楽しみですね。 | ||||
| 25 | 連れだって鴛鴦舞い降りし出合橋 | 哲 朗 | ||
| 26 | 夜食とる油であげたパンのみみ | 泉 | 1 票 | |
| (峰 生) こんなの食べたら悪い。また太ると思いつつも~~私。 | ||||
| 27 | 大根を漬け物にして夕暮るる | さつき | 2 票 | |
| (石の花) 一仕事してああしんど。一安心ですか。 | ||||
| (まこと) おいしい漬物が食べられる事でしょう | ||||
| 28 | かの城に届くや一声天高し | 旅 風 | 1 票 | |
| ☆ 眼下に見下ろす松山城に、思わず声を発して | ||||
| みたくなりました。 | ||||
| (峰 生) 実際にはやりにくいよ。然しとても気持ちのいい句だね。 | ||||
| 29 | 北国の初雪の報ありにけり | 浩 風 | 2 票 | |
| ( 扇 ) ようやく北の方から寒波がやって来ましたね。 | ||||
| (媛 香) 北国の冬は早い、もう雪なのですね。 | ||||
| 30 | 一万本コスモスの海友と行く | 楓 花 | 2 票 | |
| (まこと) 風景が見えてきます | ||||
| (髙 越) 波打つ広大なコスモス畑をコスモスの海と表現 | ||||
| 31 | クリスマス金銀の花売られいし | 初 霜 | ||
| 32 | 雪吊りやマストそびえる風情かな | そらまめ | 3 票 | |
| (哲 朗) 情景が良く出ています。 | ||||
| (ゆづき) 北陸地方で見かける風物詩ですね | ||||
| (菜の花) 雪吊りをマストに・・・面白い発想ですね | ||||
| 33 | 影落とし鳩群れて飛び秋入り日 | 媛 香 | 2 票 | |
| (旅 風) 秋の寂しさを感じます。 | ||||
| (そらまめ)夕日を鳩の影で詠んだのは気に入りました。 | ||||
| 34 | のめり込む話にいつか秋暮れぬ | 楓 花 | 7 票 | |
| (石の花) どんな話にのめり込むのでしょうか | ||||
| (ゆづき) 友と時間忘れ語れる仲間は良いものですね | ||||
| ( 扇 ) 時間がたっぷりある私達は一日が直ぐ過ぎます。 | ||||
| (初 霜) 話に花が咲くと日暮れも忘れますね。 | ||||
| (菜の花) 秋の夕日はツルベ落としとか?・・・ | ||||
| (媛 香) 秋の日暮れは早いですね。話に花が咲くとあっと | ||||
| いう間に釣瓶落しですネ。 | ||||
| (さつき) 秋は陽の落ちるのが早いですものね | ||||
| 35 | 落鮎を甘露煮にしてバスに乗り | さつき | ||
| 36 | 冬ぬくしダム湖に休む鳥の群れ | 髙 越 | 3 票 | |
| (浩 風) いい景ですね。 | ||||
| ( 泉 ) 遠い旅をしてきた渡り鳥の群れ、ゆっくりとした時間ですね。 | ||||
| (そらまめ)ダム湖には沢山の渡り鳥が来ていますね。 | ||||
| 37 | 鉢植えの葉ボタン哀れ水わすれ | 石の花 | 2 票 | |
| ( 扇 ) お正月まで枯らさないで楽しんで下さい。 | ||||
| (峰 生) 自分に腹を立てながらのこんなことよくありますね | ||||
| 38 | 湖に遊覧船で秋深し | 扇 | 1 票 | |
| (石の花) 十和田湖で遊覧したことを思い出しました。 | ||||
| 39 | ベスト編む毛糸の色はローズなり | 媛 香 | 2 票 | |
| (哲 朗) 良くお似合いでしょうね。 | ||||
| ( 泉 ) リズムあるとても好きな句です。 | ||||
| 40 | 黄葉のブナ林めでる昼下がり | 泉 | 1 票 | |
| (髙 越) 日光を透かし見るブナの黄葉の美しさ | ||||
| 41 | 日だまりに欠伸殺して好き小春 | 峰 生 | 1 票 | |
| (ゆづき) 天下泰平ですね | ||||
| 42 | 早起きの大根(だいこ)間引きぬ二畳畑 | 髙 越 | ||
| 43 | 昔から同じ絵柄の千歳飴 | 哲 朗 | 2 票 | |
| (浩 風) いいところを見てますね。 | ||||
| (菜の花) その様ですね | ||||
| 44 | 凧揚げや亡き兄の影重ね見る | 峰 生 | 2 票 | |
| (旅 風) 亡きお兄さんの面影が、天空に浮かんでいるようですね。 | ||||
| (楓 花) 凧揚げの風景を見ることも少なくなりましたね~ | ||||
| お兄様を思い出されたのですね。 | ||||
| 45 | 地震(ない)あとの瓦礫のまヾに冬に入る | まこと | 4 票 | |
| (石の花) 瓦礫の処理がなかなか進みませんね | ||||
| (浩 風) 大震災のつめあと、早く整理してほしいですね。 | ||||
| (媛 香) 冬到来にほんとにお気の毒!何とか早い復興が | ||||
| 成されなかったのかと思いますね。 | ||||
| (さつき) 地震に遭われた方にお見舞い申し上げます | ||||
