番号 |
選 句 & 披 講 |
俳 号 |
得 票 |
1 |
水仙の香そっと頬なで風にのる |
菜の花 |
1 票 |
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(まこと) きれいに詠まれています |
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2 |
蕎麦掻きや故郷の味満喫す |
石の花 |
1 票 |
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(まこと) 昔懐かしいですね |
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3 |
大晦日恩師の墓を訪ねけり |
さつき |
1 票 |
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(浩 風) 今年も無事過ごさせて戴いたお礼参り、いいですね。 |
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4 |
一年の抱負語りて屠蘇祝ふ |
媛 香 |
4 票 |
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(浩 風) 家族揃って新年の挨拶は、いいですね。 |
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( 扇 ) 毎年の家族の願いを話し合い希望に胸が膨らみます |
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(峰 生) 屠蘇をふっと口にする。しみじみの想いがありますね。 |
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(石の花) 昔が懐かしいです。家族の多い子供時代を思い出します。 |
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5 |
お正月一つ増えたるポチ袋 |
扇 |
2 票 |
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(楓 花) 増えるのは嬉しいですね。 |
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(菜の花) 嬉しそうな可愛いお顔が見えるようです |
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6 |
冬曇りカ-ブの多し峠みち |
石の花 |
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7 |
年男老いて寝床にテレビ視る |
峰 生 |
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8 |
熱き子や襷でつなげ箱根路を |
旅 風 |
2 票 |
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☆ 箱根駅伝の応援歌です。 |
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(菜の花) 若さみなぎり拍手ですね |
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(ゆづき) 正月の風物詩若い力はたのもしいね |
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9 |
二つ食べ三つ食べけり雑煮餅 |
哲 朗 |
1 票 |
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(旅 風) わが家の新年も同じでした。 |
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10 |
寒雀より来し数や甃(いしだたみ) |
まこと |
1 票 |
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(浩 風) 可愛い景ですね。 |
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11 |
凧揚げの子も空もなき世の移り |
峰 生 |
1 票 |
(旅 風) 遠い昔が懐かしく想われます。 |
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12 |
寒の入り何時もと違う犬の声 |
さつき |
5 票 |
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( 泉 ) 犬の遠吠えも一段と寒さが身にしみるようです。 |
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(そらまめ)犬だって寒いんだね。 |
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(楓 花) 犬の鳴き声が、ひときわ冴えわたって聞こえたのでしょうか? |
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(石の花) 犬も寒くなると声をからしますかね。 |
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(髙 越) 犬も感じる今年の寒さ? |
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13 |
三人の孫にそれぞれちゃんちゃんこ |
楓 花 |
2 票 |
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(まこと) やさしいおばあちゃんですね |
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( 扇 ) 暖かいちゃんちゃんこですね |
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14 |
年賀状元気のあかし笑みこぼれ |
菜の花 |
3 票 |
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(哲 朗) 賀状を見る様子が良く出ています。 |
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(媛 香) 何十年も続いていた賀状…途切れると案じますね。 |
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届くとホットしますね。笑みこぼれがいいです。 |
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(石の花) 確かに年賀状でお互いの元気を確認しますね。 |
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15 |
かの人と絆で結ぶ初詣 |
旅 風 |
2 票 |
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☆ 東北大震災の被災者に想いを寄せました。 |
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(菜の花) いつまでもお幸せに |
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(峰 生) 美しい句ですね。かの人?それで良いのでした。 |
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16 |
調弦のラの音響く年の暮れ |
そらまめ |
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17 |
初夢や言ふに言われぬ夢でした |
媛 香 |
3 票 |
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( 扇 ) どんな夢をみたのでしょう |
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(ゆづき) いい夢を見たんでしょう! |
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18 |
学童の吐く息白し冬の朝 |
泉 |
1 票 |
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(髙 越) 元気で登校する学童の姿 |
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19 |
校庭にとんど構えて明日を待つ |
浩 風 |
3 票 |
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(そらまめ)準備できたな、明日はカメラ持って来よう。 |
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(さつき) どんど焼きも都会では見かけなくなりましたね。 |
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(媛 香) 校庭でとんど焼きをですか?珍しいですネ! |
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大抵は神社とかお寺ですものね。 |
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20 |
新年を絆の文字で誓うなり |
菜の花 |
2 票 |
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(旅 風) 思いは同じです。 |
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(哲 朗) 人と人との絆は大事にしたいです。 |
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(ゆづき) 正月の風物詩若い力はたのもしいね |
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21 |
碧天にとんどの炎昇りけり |
浩 風 |
2 票 |
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(媛 香) 澄み切った青空にどんどの炎が真っ直ぐに昇っている |
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情景が見えます。 |
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(髙 越) 新年への祈りが感じられる |
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22 |
年玉を貰ひたる歳至福なり |
媛 香 |
3 票 |
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( 扇 ) 予期せぬ出来事でさぞ嬉しかったことでしょう |
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(石の花) 微笑ましいですね。こんなになりたいです。 |
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(ゆづき) 夫婦の絆をより深める夫婦愛良い人生だ |
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23 |
駅伝の極限にあり神渡り |
哲 朗 |
1 票 |
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(旅 風) なんとか襷をつないだ、あのシーンでしょうか。 |
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24 |
大寒や庭木のすずめふるえおり |
石の花 |
1 票 |
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( 扇 ) 実のなっている木々は賑やかですよね |
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25 |
雪囲いして合掌の村眠る |
そらまめ |
6 票 |
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( 泉 ) 雪の多い北国は雪囲いをします、でも中はストーブの |
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火で暖かですよ。 |
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(旅 風) 情景が目に浮かびます。 |
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(哲 朗) 雪の村の様子が良く出ています。 |
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(浩 風) 静かな景ですね。 |
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(さつき) 冬の静かな光景ですね。 |
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(峰 生) 厳しくも暖かい情景が浮かびます。 |
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26 |
ひばり観てウイーンフィル聴くお元日 |
髙 越 |
1 票 |
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(そらまめ)演歌もクラシックもごちゃ混ぜで楽しめるお正月 |
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27 |
青竹の清々しさや年明ける |
泉 |
3 票 |
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(さつき) 何処の庭園でしょう。新年の清々しい気持ちが伝わります。 |
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(まこと) 季語が生かされています |
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(髙 越) 門松の青竹と読みましたが? |
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28 |
老人会自慢の味の卵酒 |
楓 花 |
1 票 |
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(さつき) さぞかしよく温もることでしょう。 |
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29 |
初氷鳩は背中丸を丸くして |
さつき |
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30 |
穭田の実ることなき青さかな |
まこと |
4 票 |
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(旅 風) 実ることなき青さかな、に感銘 |
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(さつき) 穭田の儚い思いが感じられます。 |
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(媛 香) 穭田の青々とした情景…今にも稲穂が…って思いますね。 |
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同感です。 |
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(石の花) 確かに青々と茂っても実はなりませんね。寂しいかぎりです。 |
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31 |
初めての手製掛け軸冬座敷 |
扇 |
4 票 |
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(哲 朗) 手製の掛け軸がいいです。 |
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(浩 風) 初めての作品ご満足でしょうね。 |
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(楓 花) いいお正月になりましたね。 |
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(峰 生) 何時までもお手製の掛け軸として。いいですね。 |
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32 |
育毛剤少し多めや初鏡 |
髙 越 |
4 票 |
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( 泉 ) 今日はお正月だからたっぷりと、ちょっぴりユーモアが |
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あって楽しい句ですね。 |
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(そらまめ)無駄な抵抗だと思うよ。 |
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(楓 花) 面白い内容ですね。 |
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(菜の花) 効能がありますように?・・・ |
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33 |
年毎に消えた車の注連飾り |
峰 生 |
3 票 |
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( 泉 ) 同感です、大型スーパーの駐車場に並ぶ車も注連縄を |
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付けているのは数えるほどでした。 |
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(媛 香) ~注連縄お飾りも少なくなりましたね。何故なら環境汚染が |
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言われるようになって地域によってはどんど焼きが |
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廃止され燃やすところがなくなったからのようです。 |
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(石の花) 今年も、車の注連飾りは見かけませんでした。 |
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34 |
ひれ酒に目もとが緩む老夫婦 |
扇 |
4 票 |
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(まこと) 至福のひとときですね |
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(菜の花) お元気でいつまでも仲睦まじく・・・ |
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(峰 生) 仲良くひれ酒。羨ましいですよ。 |
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(ゆづき) 良い夫婦ですねほほえましい限り |
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35 |
短日をうまくこなして八十路かな |
まこと |
2 票 |
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(楓 花) お元気なのですね。 |
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(髙 越) 年の功ですね、お元気で |
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36 |
消防士のとび口構えとんどかな |
浩 風 |
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37 |
境内に辰の大絵馬除夜詣 |
髙 越 |
2 票 |
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(浩 風) 新年を迎える、心あらたまるときですね。 |
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(まこと) 除夜詣で格別の感があります |
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38 |
年の瀬や金粉入りの酒を買ふ |
楓 花 |
1 票 |
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( 扇 ) 金がパラパラと浮いたお酒は心も暖かくなります |
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39 |
これきりと添え書きされし年賀状 |
旅 風 |
8 票 |
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☆ 年賀状はもう今年で終りにしよう、 |
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と添え書きされていました。その理由は? |
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( 泉 ) 年々、寂しくなりますね。 |
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(哲 朗) 一言の添え書きは嬉しいですね。 |
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(そらまめ)賀状を減らしたい・・・気持ち解る。 |
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(楓 花) 寂しいけれど、書き手の気持ちもわかりますね。 |
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(媛 香) わが家にも俳句は続けるけれども老齢故え年賀状の |
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謹呈はご辞退をさせて…と |
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(峰 生) 淋しいことですね。私などもいずれご同様。 |
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ただお元気でと思いつつ賀状を擱くのみです。 |
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(ゆづき) 淋しいことですね。私などもいずれご同様。 |
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(髙 越) 電子や画像の世とは言え淋しいですね |
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40 |
山眠る雲の切れ間の朝日かな |
哲 朗 |
1 票 |
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(菜の花) 雲間からの朝日気持ちいいですね |
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41 |
真っ青な空に霧氷の花咲けり |
泉 |
1 票 |
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(まこと) |
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(そらまめ)綺麗ですね、写真撮りたいような。 |
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42 |
大寒やオリオンの星輝けリ |
そらまめ |
2 票 |
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( 泉 ) 冬空にキラキラ輝くオリオン座、寒いけれどきれいですね。 |
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(さつき) 冷たい夜の星の輝きは一段と素晴らしいですね。 |