
| 番号 | 選 句 & 披 講 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | 亡き母のキャンバス整理福寿草 | そらまめ | 2 票 |
| (髙 越) 在りし日の面影を想い出しながらされているのでしょう。 | |||
| 季語が合っていると思いました。 | |||
| ( 泉 ) 絵をかかれておいでた母上様が偲ばれます。 | |||
| 2 | ものの芽を誘うがごとき昨夜の雨 | まこと | 1 票 |
| (哲 朗) ひと雨ごとに芽も膨らんできますね。 | |||
| 3 | 老いてなお小さき望みは葱坊主 | さつき | 4 票 |
| (まこと) 季語がぴったりです | |||
| (媛 香) 小さき望み…葱坊主がいいですね。 | |||
| ( 泉 ) いつまでも望みは捨てないで下さい。 | |||
| (緑 風) 何時までも希望を持って行きたいものですね。 | |||
| 4 | 句集読む夜半(よわ)の耳打つ春霰 | 髙 越 | 4 票 |
| (峰 生) 静かな夜。熱心に読書のようですね。 | |||
| (浩 風) 静かな夜半に霰の音、句集を読むがいいですね。 | |||
| (楓 花) 静かな夜に霰の音・・・詩的世界ですね。 | |||
| ( 泉 ) 静かな情景が現れています。 | |||
| 5 | 冬寒にサーフィン遊ぶ波高し | 泉 | 2 票 |
| ( 扇 ) 見ていると危険がいっぱいでもスリルいいでしょうね | |||
| (そらまめ)サーフィンは年中やれるんだ、融通のきかない | |||
| 季語は無視すべきだ。 | |||
| 6 | ?梅の黄ひと色に庭光る | まこと | 3 票 |
| (哲 朗) 蝋梅が庭を独り占めしているようです。 | |||
| (峰 生) 寒々とした冬の庭の蝋梅。嬉しい迎春の一景ですね。 | |||
| (さつき) 蝋梅の花の美しさえで庭が華やかに成りますね | |||
| 7 | 節分や手からこぼれる豆の数 | さつき | 3 票 |
| (菜の花) 年の功ですネ?・・・ | |||
| ( 扇 ) 同感です | |||
| (ゆづき) 家々の豆まきの声も疎らとなりましたね。 | |||
| 8 | 冬枯れにこぼれるほどの紅い花 | 旅 風 | 1 票 |
| ☆通りかかった家の軒先で見かけました。 | |||
| (さつき) 赤い花は何のお花でしょうか? | |||
| 9 | 年の豆食べきれぬ母九十六(くじゅうろく) | 髙 越 | 7 票 |
| (哲 朗) 益々お元気で長生きしてください。 | |||
| (まこと) お元気で何よりですね | |||
| (菜の花) あやかりたいですね | |||
| (楓 花) 多くなったなあ~と私自身も思った今年ですが、 | |||
| 96歳のお母様にはかないませんね!! | |||
| (ゆづき) 長寿ともなれば豆も食べ切れませんね。 | |||
| (緑 風) 確かに年を取ると豆の数を消化出来ませんね。 | |||
| きな粉にして食べれば々ですかね。 | |||
| (媛 香) お母様はご高齢ですね。お元気でなによりです。 | |||
| 福豆は九つと六つで=96なので15粒 召し上がれば | |||
| 良いのですわ。96個はとてもネ。亡き母から教わりました。 | |||
| 私は七粒と六粒=で13粒食べました、あと幾つでも(^^) | |||
| 10 | 雪が降る幾歳(いくとせ)振りかこの地にも | 石の花 | 3 票 |
| (菜の花) 近年珍しい雪でしたね | |||
| (楓 花) 雪の美しさまで感じられますね! | |||
| (そらまめ)ほんと久しぶりの積雪でしたね、いい年してもチョット | |||
| 嬉しくなったりして。 | |||
| 11 | また一人友去りし冬銀河 | 旅 風 | 4 票 |
| ☆かっての同僚が癌で他界ししました。 | |||
| (哲 朗) さびしさが伝わってきます。 | |||
| (媛 香) お友達がまた一人黄泉の国へ寂しいですね。 | |||
| 字足らずが惜しいですね。 | |||
| (ゆづき) 段々と友も去り我只一人生きながらえ何となくわびしい限り。 | |||
| (そらまめ)身近な人が逝くと、寂しさもひとしお。 | |||
| 12 | 難病を抱えて今年も春を待つ | さつき | 4 票 |
| (菜の花) お大事に・・・ | |||
| (楓 花) 早く暖かくなるといいですね。お大事に! | |||
| ( 泉 ) 春になると少しは楽になりましょうに、希望を持って下さい。 | |||
| (緑 風) やるせない気持ちがよく分かります。 | |||
| 13 | コーヒ飲み友と語るや春の雪 | 石の花 | 1 票 |
| (さつき) 友達の語らいは最高ですね | |||
| 14 | 紅梅を遅しと門に松(待つ)と竹 | 峰 生 | |
| 15 | 友誘い歌声喫茶春隣 | 楓 花 | 5 票 |
| (浩 風) 友と一緒に声張り上げて春隣、いいですね。 | |||
| (まこと) 若帰りの一句ですね | |||
| (髙 越) 最近歌声喫茶が復活しているのですね。春を待つ | |||
| 歌を唄いながら。 | |||
| ( 泉 ) 歌を唄っていると春もすぐそこに、楽しそうですね。 | |||
| (ゆづき) 酒でなくコーヒーの時代ですか | |||
| 16 | 絵馬吊し撫で牛なでる受験生 | 媛 香 | 2 票 |
| (そらまめ)ブロンズの牛が光っている、気持わかる・・・。 | |||
| (緑 風) 受験生の気持ちがよく分かります。 | |||
| 17 | 成人の日の幼な顔幼な言(こと) | 扇 | 1 票 |
| (旅 風) 日本の再生を託します。 | |||
| 18 | ショパン聞く妻と日だまり春遠し | 峰 生 | 2 票 |
| (媛 香) 長閑な風景奥さまと良いですね。ショパンが何とも素敵。 | |||
| (そらまめ)ガラスで囲まれたテラスがあるお家はいいですね。 | |||
| 19 | 窓明けて子犬が走る春の雪 | 石の花 | 1 票 |
| (さつき) 犬は寒くないのかしら、情景が見えてきますね | |||
| 20 | 蒲団干し母に抱かれる夢を見た | 楓 花 | 3 票 |
| ( 扇 ) 時々思い出す母 年ですね | |||
| (そらまめ)太陽の恵み、ふくよかな暖かさ、蒲団は冬の季語。 | |||
| (緑 風) 干し布団の暖かさに幼い時の母のぬくもりを感じたのでしょう。 | |||
| 21 | 小雪舞ふ山の麓に友見舞う | 菜の花 | 1 票 |
| (峰 生) 寒いある日のこと。友達も喜んだでしょう。 | |||
| 22 | 石鎚の稜線くっきり雪冠る | 媛 香 | 3 票 |
| (まこと) 遠景をうまく詠まれています | |||
| (菜の花) 雄大でワンダフルな光景が目に浮かびます | |||
| (髙 越) 今年は何度もこの景を見かけました。 | |||
| 23 | 青鬼に肩打たれいる追儺(ついな)寺 | 哲 朗 | 4 票 |
| (旅 風) 肩打たれいる、に一票です。 | |||
| (浩 風) いいですね。 | |||
| ( 扇 ) 今年も無病息災とたたいて頂いて気持ちも心もいいですね | |||
| ( 泉 ) 今年もこれで元気に暮らせますよ。 | |||
| 24 | 残り柿取る人もなく椋の群れ | 扇 | 3 票 |
| (峰 生) 住む人もないのかな。侘しい眺めだね。 | |||
| (旅 風) 廃屋の柿の木でしょうか。寂しいですね。 | |||
| (浩 風) 年取ると高いところは無理、鳥にお裾分け、いい景ですね。 | |||
| 25 | 豪雪に耐え被災地の人案じいる | 菜の花 | |
| 26 | 天平のいらか苔むす冬の古寺 | 楓 花 | 2 票 |
| (まこと) 冬の古寺の景が見えてきます | |||
| (媛 香) いらか苔むしていると言う作者古いお寺での発見だったのです。 | |||
| 27 | 春立つや鈴の音行けり白遍路 | 哲 朗 | 2 票 |
| (旅 風) 鈴の音行けり、に感じ入りました。 | |||
| (媛 香) 鈴の音聞こえるようです。ただ春の季重ねが惜しいなぁと | |||
| 思ったのですが好きなお句で頂きました。 | |||
| 28 | 四万十のシラス漁撮る底冷えに | 泉 | |
| 29 | 亡き母の手編みのセーター眼に眩し | 旅 風 | |
| ☆母の有り難さをしみじみ感じます。 | |||
| 30 | マリーナやマスト震えるもがり笛 | そらまめ | 3 票 |
| (峰 生) マリーナの冬の整備も大変でしょうね。 | |||
| (まこと) 季語が生かされています | |||
| (髙 越) 寒々としたヨットハーバーが見えて来ます。 | |||
| 31 | 母の忌や伊予路走れば山笑ふ | 媛 香 | 1 票 |
| (旅 風) 母親想いが偲ばれます。 | |||
| 32 | ふるさとはどちら向いても恵方道 | まこと | 3 票 |
| (浩 風) 古里はいいですね。 | |||
| ( 扇 ) 毎年気にかかりますね | |||
| (楓 花) ふるさとはどちらも恵方道とは言いえて妙ですね。 | |||
| 33 | 庭隅のつぼみにふわと春の雪 | 髙 越 | 3 票 |
| (哲 朗) 情景が良く出ています。 | |||
| (浩 風) いいところ見てますね。 | |||
| (ゆづき) 松山での新雪風景よく読んでますね | |||
| 34 | 石鎚に紫電一閃雪の空 | 峰 生 | |
| 35 | 賑やかに集団下校日脚伸ぶ | 哲 朗 | 4 票 |
| (峰 生) 元気な子供たちはいいね | |||
| (楓 花) 声が聞こえそうですね。 | |||
| (髙 越) 少しずつ日が長くなり寒さも緩みつつある季節、 | |||
| 下校時の元気な様子が見えます。 | |||
| (緑 風) 子供達の元気な声が活力を養います。 | |||
| 36 | 雨けむる窓より眺む寒椿 | 菜の花 | 3 票 |
| (旅 風) 寒々とした情景ですね。 | |||
| (さつき) 雨の中に咲く寒椿はひときはきれいに見えますね | |||
| (髙 越) 雨に濡れた椿がきらめいているのでしょうか | |||
| 37 | 高枝の朝日に映えの雪ぼうろ | 扇 | |
| 38 | バス止めてだるま夕日や冬かもめ | そらまめ | 4 票 |
| (哲 朗) バスを止めて見る価値はありますね。 | |||
| (菜の花) ダルマ夕日見たいですね | |||
| (さつき) 今の季節のだるま夕日はさぞ綺麗かったでしょうね | |||
| ( 扇 ) 私も気持ちよく歩いてみましたよ | |||