番号 |
選 句 & 披 講 |
俳 号 |
得 票 |
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1 |
苦しみの一つ乗り越え花は葉に |
扇 |
5 票 |
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( 泉 ) 苦しみを一つ乗り越えたら次はきっと良いことがあるでしょう。 |
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(菜の花) 世の常でしょうか、感じが良く出ていますね |
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(媛 香) 何か苦しい事柄があったのでしょう?一つ乗り越えた時間の |
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経過が花は葉と詠まれていますので分かりますね。 |
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(楓 花) 花が終わってしまったけれど苦しみを一つ乗り越えられたとは、 |
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よかったですね。 |
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(まこと) 季語が効果的です |
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2 |
鯉のぼり横一列に泳ぎけり |
石の花 |
1 票 |
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( 扇 ) 元気に泳いでいる鯉のぼり心が躍りますね |
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3 |
かずら橋ズボンに緑の風入りぬ |
髙 越 |
2 票 |
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(さつき) 谷底からの吹き上げる風をよくよまれています。 |
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(そらまめ)スカートならもっと涼しいかもねー。 |
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4 |
葉桜になりし二人の散歩道 |
まこと |
2 票 |
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( 泉 ) 二人の散歩道がステキですね。 |
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(楓 花) お二人の姿が目にうかびますね。 |
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5 |
牡丹咲き傘数多差し掛けて |
媛 香 |
1 票 |
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( 扇 ) 牡丹の花が咲く頃はよく雨が降り傘の花ですね |
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6 |
石楠花に心和ます札所かな |
髙 越 |
3 票 |
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(哲 朗) 横峰寺の石楠花でしょうか。 |
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(さつき) 石楠花の咲く札所何処でしょう巡拝の疲れが癒されますね。 |
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(媛 香) 札所ではよく見かけますね石楠花園と言いたいような |
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見事に咲いています。 |
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7 |
優勝のグランドゴルフ風薫る |
浩 風 |
2 票 |
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(髙 越) 薫風が優勝の良い気分を称えているように感じます |
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(峰 生) 優勝のすがすがしい喜びが伝わってきます。 |
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8 |
翡翠の雛の巣立ちを見守りぬ |
泉 |
1 票 |
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(哲 朗) 良く観察されましたね。 |
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9 |
雨止むか老鶯の声夢うつゝ |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 久しく耳にしなかった鶯のさえずりに、心地よい眠りから覚めました |
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(さつき) 長閑な昼下がりでしょうか、夢うつつに聞くいいですね。 |
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10 |
石手川白くアカシヤ咲き誇り |
菜の花 |
1 票 |
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(峰 生) この時季になると昔の街や校庭など思い出します。 |
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11 |
鯉のぼり泳ぐ校庭賑やかに |
媛 香 |
3 票 |
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(髙 越) 児童や園児が自ら作った鯉幟が万国旗の様に泳いでいる様です |
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(浩 風) 多くの鯉のぼり、いい景ですね。 |
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(そらまめ)昼休みでしょう。 |
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12 |
四国三郎堰のせせらぎ稚鮎飛ぶ |
髙 越 |
3 票 |
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( 泉 ) 鮎解禁、吉野川の雄大な景がうかびます。 |
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(まこと) 実景見えてきます |
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(そらまめ)元気な魚たち。 |
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13 |
五月雨に集う傘寿の友と友 |
さつき |
8 票 |
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(哲 朗) 友人との再会楽しまれましたか。 |
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(旅 風) 雨にもめげず、ますますおげんきで。 |
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(浩 風) 同窓会ですかね。 元気でいいですね。 |
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(菜の花) お友達はいつまでも良いですね |
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(楓 花) 傘寿とはおめでとうございます。雨なんか怖くない!! |
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(まこと) 外は五月雨むかしも弾んで |
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(峰 生) 少々の雨でも皆集まって来るでしょう。 |
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(石の花) 長年の友どうしさぞ懐かしかったことでしょう・ |
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14 |
とりどりの芍薬園の色香かな |
浩 風 |
2 票 |
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(哲 朗) 園内の咲き満ちている情景が良く出ています。 |
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(旅 風) 色香に一票です。 |
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15 |
睡蓮を眺めて思うモネの絵を |
哲 朗 |
1 票 |
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(さつき) モネの素晴らしい絵を思い出します。 |
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16 |
エゴの花川沿ひ歩く夕曇り |
扇 |
1 票 |
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(石の花) この辺ではめづらしいですね。何処でしょうか。 |
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17 |
清流の川面に泳ぐ鯉のぼり |
菜の花 |
2 票 |
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(髙 越) 川を跨いで多くの鯉幟が泳ぐ景が川面にも映る綺麗な川 |
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(浩 風) いい景ですね。 |
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18 |
花散れど人それぞれに歌うたう |
峰 生 |
1 票 |
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( 泉 ) 歌を唄うことは健康にいいですね。 |
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19 |
端午の日昔の遊び懐かしむ |
石の花 |
2 票 |
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(浩 風) ビー玉か、パッチンか、懐かしいですね。 |
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( 扇 ) 昔の遊びは素朴でいいですね |
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20 |
軒かすめ古巣うかがう初燕 |
まこと |
5 票 |
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(旅 風) 近年、ツバメも巣作りに苦労されている由、愛鳥精神に拍手。 |
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(菜の花) スイスイ飛ぶ燕の様子がよく伺えます |
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(媛 香) 一年経って古巣を覚えていたのですね。 |
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何時も思うことですが昨年飛来してきた燕が毎年元気に… |
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燕の寿命って何年あるのでしょうね。 |
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(楓 花) 最近は燕もあまり見かけなくなりましたね~ |
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(峰 生) 時が来ました。先ず安全確認でしょうね。 |
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21 |
吹く風に揺れる茅花の白い波 |
泉 |
2 票 |
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(さつき) 昔は池の土手などに、手のひらに丸めて遊んだものです。 |
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(石の花) 茅花手で丸めてオーにかジャーかと遊んだものです。 |
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22 |
人のきて話の合間花南瓜 |
浩 風 |
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23 |
賑やかに鮎の放流園児たち |
そらまめ |
3 票 |
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(菜の花) 可愛いですネ鮎も早く大きくなるように・・・ |
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(媛 香) 恒例になった園児達の鮎の放流何時も微笑ましく |
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テレビで見ています。 |
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( 扇 ) 子供達の笑顔が目に浮かびます。 |
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24 |
故里もつばくろの影うすくなり |
峰 生 |
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25 |
隣々のつつじの色をもらいけり |
さつき |
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26 |
何もかも投げ出すごとく牡丹散る |
まこと |
7 票 |
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(哲 朗) 一瞬に散る様子を良くとらえています。 |
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(髙 越) 上5中7がすごい。ドサッ! バサッ!とですね |
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(旅 風) 投げ出すごとく、に感動しました。 |
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( 泉 ) 表現がお上手ですね。 |
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(楓 花) 面白い比喩ですね! |
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(石の花) 牡丹の散りぎはを辛辣によく読めています。 |
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(そらまめ)散り際がいさぎよいですね。何もかも投げ出すごとく・・・気に入りました |
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27 |
青嵐孤城落日(こじょうらくじつ)主を待つ |
泉 |
2 票 |
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(峰 生) 立ち止まり腕を組み昔のことを様々に想像されてますね。 |
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(石の花) 昔の事に思いを馳せているのでしょう。 |
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28 |
五月雨や遅れたバスに安堵して |
峰 生 |
1 票 |
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(そらまめ)雨降りは足元が悪くバス停の時間が気になる。 |
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29 |
金環の目の鯉のぼり雲を飲む |
そらまめ |
2 票 |
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(旅 風) 雲を飲む、に一票です。 |
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(石の花) 鯉のぼりの泳ぐさまを上手く表しています。 |
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30 |
菖蒲湯にひたりて癒し香りよし |
石の花 |
3 票 |
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(髙 越) 良い香りの菖蒲湯に浸かり幸せな気分 |
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(さつき) 菖蒲の香りで癒されますね。 |
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(菜の花) ゆったりと、幸せの一時ですね |
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31 |
明易し朝市の立つ八幡浜 |
哲 朗 |
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32 |
麦わらの煙くぐりて車来る |
そらまめ |
1 票 |
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(まこと) 取り合わせがよいです |
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33 |
新緑に埋まるが如く天守閣 |
菜の花 |
7 票 |
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(哲 朗) 新緑の情景が良く出ています。 |
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(髙 越) 松山の城山も木々が大きくなり、お城が見えにくくなりました |
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(旅 風) 埋まるがごとく、がうまいと思いました。 |
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(浩 風) いい景ですね。 |
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(媛 香) 松山城に限らず新緑の頃はほんとに天守閣が見え隠れしています。 |
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下から眺めるとですね。 |
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(まこと) 景が見えてきます |
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(そらまめ)まさに山笑うですね。 |
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34 |
野に遊ぶ三角にぎりに苦戦する |
さつき |
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35 |
目に痛し色とりどりのつつじ燃ゆ |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 団地内の色とりどりのつつじが溢れんばかりに咲き誇っていました。 |
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( 扇 ) ツツジの花もも色とりどりでうっとりします。 |
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36 |
新緑やしきりとキリン首伸ばし |
哲 朗 |
4 票 |
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( 泉 ) 新緑の季節、キリンさんもきっと気持ちがよいのでしょう。 |
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(媛 香) キリンが新緑の葉っぱを首を伸ばして食べているのでしょうか? |
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ただ「しきりと」が分かりません。 |
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(楓 花) ユーモアがあっていいですね。 |
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( 扇 ) キリンも柔らかい新芽がおきにいりでしょう |
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37 |
花水木通り抜ければ子規の街 |
媛 香 |
2 票 |
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(浩 風) いい街並みですね。 |
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(峰 生) 明るく爽やかな気持ち感ぜられます |
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38 |
幾年か故郷恋し初鰹 |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 故郷で食した大好きなカツオの刺身、あの味が恋しくてなりません |
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(まこと) 季節感がよく出ている一句です |
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39 |
病み上がり馴れた坂道ツツジ燃ゆ |
扇 |
1 票 |
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(菜の花) いつもより余計綺麗に見えられた事でしょう、お大事に |
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