互 選 句
平成 24年7月 1日~平成 24年7月20日 投句分
花水木
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第 91 回 披 講
番号      選 句 & 披 講 俳 号 得 票
1 傾けし妻の日傘の影に入る まこと 8 票
(旅 風) 傾けし日傘・・・・・に合点です。 
( 泉 ) ほのぼのとする雰囲気で心和みます。
(菜の花) 熱いときは一寸でも影が良いですね、ご馳走さま・・・
(峰 生) 仲の良いご夫婦の様子が浮びます。  
(浩 風) 仲のいい情景ですね。
(哲 朗) 少しの影も暑さがしのげます。
(媛 香) この酷暑日傘の影は有り難いですね。
(楓 花) 可愛い(?)ご主人さまですね。
2 茎青し友の土産の山西瓜  楓 花 1 票
(そらまめ)つるが枯れていないのは、採れたてのスイカですね。
3 梅雨明けや空青青と鳥の声 浩 風 4 票
(旅 風) 空青青と鳥の声が好一対ですね。
( 泉 ) 真っ青な空に白い雲、鳥もさえずり気持ちの良い句ですね。
(峰 生) 梅雨から解放された晴れやかな気分がすーっときます。
(まこと) 梅雨明けの青い空に鳥も嬉しそう気持ち良い一句です
4 娘から仮鉢の薔薇とどきけり 石の花
5 あめんぼの余白だらけのからだかな 哲 朗 5 票
( 泉 ) ホント!アメンボって余白だらけ、良く気が付きましたね。
     最近アメンボも見られなくなりました。
(菜の花) 面白い観察ですね
(まこと) よく見て詠われています中七おもしろいです
(楓 花) 面白い表現ですね。
(そらまめ)余白だらけ とは面白い。
6 今更に想いを告げるほととぎす 旅 風 1 票
☆ 同窓会で、あの頃、好きだったと、告白している仲間がいました。
(浩 風) 自分のことかな。
7 船上に雪渓見えり利尻富士 1 票
(哲 朗) 雄大な情景が良く出ています。
8 おぼろ月人生すべてどんぶらこ そらまめ 3 票
( 泉 ) なんとなくおもしろい句です。
(媛 香) 人生には浮き沈みがついて回るのですね。
     人生全て?とは限らないと思うのですが…
(石の花) 人生の浮き沈みを瞑想するのですかね。
9 我が庭の薬味ニ三種冷ややっこ 楓 花 2 票
(まこと) 自家製の薬味最高ですね情景のみえる一句です
(媛 香) 庭の野菜で冷奴の薬味とは…茗荷にショウガ紫蘇
     そして奴葱かしら?良いですね。冷やしそうめんなどにも…。
10 悩みてもなお悩みても梅雨明ける 旅 風
☆ じめじめした梅雨のように、いくら悩んでも、時が来ればカラッと明けます。
11 海ホタル鳴門の渦に光りけり 3 票
(浩 風) いい景ですね。
(媛 香) 渦の中に見える海ほたる良く見つけられましたね。
(石の花) 海蛍本当に綺麗ですね。
12 ごきぶりや厨を走り驚かす 石の花
13 水田に街の灯映りロマンチック 菜の花 1 票
( 泉 ) 水をはった田に街灯りが、きれいですね。
14 梅雨明けや迷句喘ぎつボケ防止 峰 生
15 コンコンと熟れ具合聴くすいかかな そらまめ 2 票
(旅 風) 熟れ具合聴く・・・・・に感じ入りました。
(石の花) 熟れ具合、音聞いてもナカナカ判りませんが。
16 沖遠く島より高きヨットの帆 まこと 6 票
(菜の花) 壮快ですね
( 扇 ) 夏の青空に入道雲と白い帆 涼しい風景ですね
(峰 生) 大きな爽やかな風景が良いですね。
(哲 朗) そう快に走るヨットが目に浮かびます。
(楓 花) 遠近法の絵のような情景ですね。
(そらまめ)作者の眼線の位置が判り面白い句ですね。
17 収穫のかご一杯のミニトマト 浩 風 3 票
(菜の花) 取れたてのトマト美味しそうですね
(まこと) 収穫のよろこびの一句です最高です
(そらまめ)ミニトマトは、一斉になりだす、食べきれない。
18 猛暑なり飛び交う鳥も姿無く 菜の花 1 票
( 扇 ) 鳥も熱中症にならないように日陰を求めているのでしょう
19 ひまわりの迷路を駈ける子等の声 哲 朗 5 票
(旅 風) 迷路に戸惑う子供が目に浮かびます。
( 扇 ) 子供の背丈ぐらいのひまわり中で駆け回っていて
     暑さを忘れますね
(浩 風) 暑い日に迷路を駆ける子らの声、楽しそうですね。
(媛 香) 向日葵畑で声はすれどもはしゃぐ子等の声何処にいるのやら。
(楓 花) ひまわりの迷路、夏を楽しんでますね。
20 田はビルに蛙合戦何処へやら 峰 生 3 票
☆ 蛙合戦=歳時記で始めてこの言葉を見つけました。
(菜の花) 自然のものがだんだん変わり淋しくなりますね
(まこと) なつかしい蛙の合唱も昔の事になってしまったようですね
(石の花) 確かに農地が市街地に、昔の面影がなくなりましたね。
21 ほうばりし夕張メロン笑みの顔 1 票
(楓 花) 美味しい物には、自然に笑みが・・・
22 撫で下ろす心の乱れ夏の雨  楓 花 1 票
(峰 生) もやもやした気持ちがザアッと流された思いですね。
23 海の日や夏色の雲島影に そらまめ
24 オホーツクハマナスの赤夕陽台 1 票
(哲 朗) ハマナスの花の咲いている様子が出ています。
25 梅雨深く山門工事捗らず まこと 3 票
(旅 風) 梅雨深く・・・・・参考になりました。
(浩 風) お天道様には、逆らえませんね。
(楓 花) 梅雨の最中、静まり返っている、山門。
26 初生りの小玉西瓜のうまかりし 浩 風 2 票
( 扇 ) 真夏のスイカ甘く美味しいですね
(媛 香) 自家菜園の西瓜の味は亦格別でしょうね。
27 梅雨の中歌手に託すや松山の唄 菜の花
☆ 中村知事と歌手との会話、花束贈呈などで
28 夏嵐列車ストップ途中下車 媛 香 1 票
( 扇 ) 今年の雨風は例年になく怖いですね
29 遠雷や山青く近づきて
30 お待ち兼ねプール開きに子等わっと 峰 生 1 票
(菜の花) 元気な声が聞こえそうです
31 日替わりに木綿絹ごし冷奴 媛 香 1 票
(哲 朗) 私も冷奴は好きで良く食べます。
32 夕闇に蝙蝠の飛ぶ2・3匹 石の花
33 梅雨長し気になる天気旅支度 哲 朗 4 票
( 扇 )  楽しみにしていた旅行何度もカレンダーとテレビと
      にらめっこですね
(峰 生) 長雨には嫌になります困ります。
(浩 風) 旅先の天気、気になりますね。 
(石の花) 旅行には、常に転機が気になりますが梅雨時は特にね。
34 肌寒し暦めくれば夏至とあり 旅 風
☆ 夏至でしたが、肌寒むさをおぼえました。
35 縁日や下駄をカラコロ氷菓子 4 票
(峰 生) 何か昔の子供の頃 を想い起こします。
(まこと) 取り合わせ見事です
(そらまめ)下駄をはいて、涼しそうです。
(石の花) カラコロの下駄が懐かしいです。
36 小豆ほど小さきででむし目玉だし 媛 香 4 票
(旅 風) 小豆ほど・・・・・に感心しました。
( 泉 ) 小さくても一人前の体、可愛いですね。
(哲 朗) 小さいと可愛いです。
(そらまめ)赤ちゃんででむしでも、一人前に・・・よく見つけましたね。