
| 番号 | 選 句 & 披 講 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | 傾けし妻の日傘の影に入る | まこと | 8 票 |
| (旅 風) 傾けし日傘・・・・・に合点です。 | |||
| ( 泉 ) ほのぼのとする雰囲気で心和みます。 | |||
| (菜の花) 熱いときは一寸でも影が良いですね、ご馳走さま・・・ | |||
| (峰 生) 仲の良いご夫婦の様子が浮びます。 | |||
| (浩 風) 仲のいい情景ですね。 | |||
| (哲 朗) 少しの影も暑さがしのげます。 | |||
| (媛 香) この酷暑日傘の影は有り難いですね。 | |||
| (楓 花) 可愛い(?)ご主人さまですね。 | |||
| 2 | 茎青し友の土産の山西瓜 | 楓 花 | 1 票 |
| (そらまめ)つるが枯れていないのは、採れたてのスイカですね。 | |||
| 3 | 梅雨明けや空青青と鳥の声 | 浩 風 | 4 票 |
| (旅 風) 空青青と鳥の声が好一対ですね。 | |||
| ( 泉 ) 真っ青な空に白い雲、鳥もさえずり気持ちの良い句ですね。 | |||
| (峰 生) 梅雨から解放された晴れやかな気分がすーっときます。 | |||
| (まこと) 梅雨明けの青い空に鳥も嬉しそう気持ち良い一句です | |||
| 4 | 娘から仮鉢の薔薇とどきけり | 石の花 | |
| 5 | あめんぼの余白だらけのからだかな | 哲 朗 | 5 票 |
| ( 泉 ) ホント!アメンボって余白だらけ、良く気が付きましたね。 | |||
| 最近アメンボも見られなくなりました。 | |||
| (菜の花) 面白い観察ですね | |||
| (まこと) よく見て詠われています中七おもしろいです | |||
| (楓 花) 面白い表現ですね。 | |||
| (そらまめ)余白だらけ とは面白い。 | |||
| 6 | 今更に想いを告げるほととぎす | 旅 風 | 1 票 |
| ☆ 同窓会で、あの頃、好きだったと、告白している仲間がいました。 | |||
| (浩 風) 自分のことかな。 | |||
| 7 | 船上に雪渓見えり利尻富士 | 扇 | 1 票 |
| (哲 朗) 雄大な情景が良く出ています。 | |||
| 8 | おぼろ月人生すべてどんぶらこ | そらまめ | 3 票 |
| ( 泉 ) なんとなくおもしろい句です。 | |||
| (媛 香) 人生には浮き沈みがついて回るのですね。 | |||
| 人生全て?とは限らないと思うのですが… | |||
| (石の花) 人生の浮き沈みを瞑想するのですかね。 | |||
| 9 | 我が庭の薬味ニ三種冷ややっこ | 楓 花 | 2 票 |
| (まこと) 自家製の薬味最高ですね情景のみえる一句です | |||
| (媛 香) 庭の野菜で冷奴の薬味とは…茗荷にショウガ紫蘇 | |||
| そして奴葱かしら?良いですね。冷やしそうめんなどにも…。 | |||
| 10 | 悩みてもなお悩みても梅雨明ける | 旅 風 | |
| ☆ じめじめした梅雨のように、いくら悩んでも、時が来ればカラッと明けます。 | |||
| 11 | 海ホタル鳴門の渦に光りけり | 泉 | 3 票 |
| (浩 風) いい景ですね。 | |||
| (媛 香) 渦の中に見える海ほたる良く見つけられましたね。 | |||
| (石の花) 海蛍本当に綺麗ですね。 | |||
| 12 | ごきぶりや厨を走り驚かす | 石の花 | |
| 13 | 水田に街の灯映りロマンチック | 菜の花 | 1 票 |
| ( 泉 ) 水をはった田に街灯りが、きれいですね。 | |||
| 14 | 梅雨明けや迷句喘ぎつボケ防止 | 峰 生 | |
| 15 | コンコンと熟れ具合聴くすいかかな | そらまめ | 2 票 |
| (旅 風) 熟れ具合聴く・・・・・に感じ入りました。 | |||
| (石の花) 熟れ具合、音聞いてもナカナカ判りませんが。 | |||
| 16 | 沖遠く島より高きヨットの帆 | まこと | 6 票 |
| (菜の花) 壮快ですね | |||
| ( 扇 ) 夏の青空に入道雲と白い帆 涼しい風景ですね | |||
| (峰 生) 大きな爽やかな風景が良いですね。 | |||
| (哲 朗) そう快に走るヨットが目に浮かびます。 | |||
| (楓 花) 遠近法の絵のような情景ですね。 | |||
| (そらまめ)作者の眼線の位置が判り面白い句ですね。 | |||
| 17 | 収穫のかご一杯のミニトマト | 浩 風 | 3 票 |
| (菜の花) 取れたてのトマト美味しそうですね | |||
| (まこと) 収穫のよろこびの一句です最高です | |||
| (そらまめ)ミニトマトは、一斉になりだす、食べきれない。 | |||
| 18 | 猛暑なり飛び交う鳥も姿無く | 菜の花 | 1 票 |
| ( 扇 ) 鳥も熱中症にならないように日陰を求めているのでしょう | |||
| 19 | ひまわりの迷路を駈ける子等の声 | 哲 朗 | 5 票 |
| (旅 風) 迷路に戸惑う子供が目に浮かびます。 | |||
| ( 扇 ) 子供の背丈ぐらいのひまわり中で駆け回っていて | |||
| 暑さを忘れますね | |||
| (浩 風) 暑い日に迷路を駆ける子らの声、楽しそうですね。 | |||
| (媛 香) 向日葵畑で声はすれどもはしゃぐ子等の声何処にいるのやら。 | |||
| (楓 花) ひまわりの迷路、夏を楽しんでますね。 | |||
| 20 | 田はビルに蛙合戦何処へやら | 峰 生 | 3 票 |
| ☆ 蛙合戦=歳時記で始めてこの言葉を見つけました。 | |||
| (菜の花) 自然のものがだんだん変わり淋しくなりますね | |||
| (まこと) なつかしい蛙の合唱も昔の事になってしまったようですね | |||
| (石の花) 確かに農地が市街地に、昔の面影がなくなりましたね。 | |||
| 21 | ほうばりし夕張メロン笑みの顔 | 扇 | 1 票 |
| (楓 花) 美味しい物には、自然に笑みが・・・ | |||
| 22 | 撫で下ろす心の乱れ夏の雨 | 楓 花 | 1 票 |
| (峰 生) もやもやした気持ちがザアッと流された思いですね。 | |||
| 23 | 海の日や夏色の雲島影に | そらまめ | |
| 24 | オホーツクハマナスの赤夕陽台 | 扇 | 1 票 |
| (哲 朗) ハマナスの花の咲いている様子が出ています。 | |||
| 25 | 梅雨深く山門工事捗らず | まこと | 3 票 |
| (旅 風) 梅雨深く・・・・・参考になりました。 | |||
| (浩 風) お天道様には、逆らえませんね。 | |||
| (楓 花) 梅雨の最中、静まり返っている、山門。 | |||
| 26 | 初生りの小玉西瓜のうまかりし | 浩 風 | 2 票 |
| ( 扇 ) 真夏のスイカ甘く美味しいですね | |||
| (媛 香) 自家菜園の西瓜の味は亦格別でしょうね。 | |||
| 27 | 梅雨の中歌手に託すや松山の唄 | 菜の花 | |
| ☆ 中村知事と歌手との会話、花束贈呈などで | |||
| 28 | 夏嵐列車ストップ途中下車 | 媛 香 | 1 票 |
| ( 扇 ) 今年の雨風は例年になく怖いですね | |||
| 29 | 遠雷や山青く近づきて | 泉 | |
| 30 | お待ち兼ねプール開きに子等わっと | 峰 生 | 1 票 |
| (菜の花) 元気な声が聞こえそうです | |||
| 31 | 日替わりに木綿絹ごし冷奴 | 媛 香 | 1 票 |
| (哲 朗) 私も冷奴は好きで良く食べます。 | |||
| 32 | 夕闇に蝙蝠の飛ぶ2・3匹 | 石の花 | |
| 33 | 梅雨長し気になる天気旅支度 | 哲 朗 | 4 票 |
| ( 扇 ) 楽しみにしていた旅行何度もカレンダーとテレビと | |||
| にらめっこですね | |||
| (峰 生) 長雨には嫌になります困ります。 | |||
| (浩 風) 旅先の天気、気になりますね。 | |||
| (石の花) 旅行には、常に転機が気になりますが梅雨時は特にね。 | |||
| 34 | 肌寒し暦めくれば夏至とあり | 旅 風 | |
| ☆ 夏至でしたが、肌寒むさをおぼえました。 | |||
| 35 | 縁日や下駄をカラコロ氷菓子 | 泉 | 4 票 |
| (峰 生) 何か昔の子供の頃 を想い起こします。 | |||
| (まこと) 取り合わせ見事です | |||
| (そらまめ)下駄をはいて、涼しそうです。 | |||
| (石の花) カラコロの下駄が懐かしいです。 | |||
| 36 | 小豆ほど小さきででむし目玉だし | 媛 香 | 4 票 |
| (旅 風) 小豆ほど・・・・・に感心しました。 | |||
| ( 泉 ) 小さくても一人前の体、可愛いですね。 | |||
| (哲 朗) 小さいと可愛いです。 | |||
| (そらまめ)赤ちゃんででむしでも、一人前に・・・よく見つけましたね。 | |||