互 選 句
番号      選 句 & 披 講 俳 号 得 票
1 真っ白に畠一面花大根 媛 香 2 票
(哲 朗) 大根の種でもとるのでしょうかでも綺麗でしょうね。
(石の花) 花大根、種を取るのでしょうか、珍しい光景ですね。
2 現役を引いて楽しむ朝寝かな 石の花 4票
( 泉 ) 長い間お疲れさまでございました。ゆったりした
     気分が良くわかります。
(媛 香) 何時まで寝ていようと気の向くまま…あぁ~幸せだなぁ~。と
     気分が良くわかります。
(そらまめ)大いに楽しみましょう。
(高 越) 同感です。永年御仕事ご苦労さまでした。
   
3 耕しのあとにつき来る鳥二三 浩 風 2 票
(旅 風) 濡れ手で粟?利口な鳥ですね。
(そらまめ)人を恐れず、すぐ近くまで来ますね。
4 母と手を希望輝く新入生 峰 生 3 票
(まこと) 可愛い新入生の姿見えます
( 扇 ) 今は父母と三人での微笑ましい姿をよく見かけました
(哲 朗) ういウイらしさが感じられます。
5 風無くて揺るる吊り橋藤の花 高 越 3 票
(浩 風) いい景ですね。 
(まこと) 季語がぴったりです山あいの景をきれいに詠まれています
(石の花) 橋の上歩いて揺れているのでしょうか、静かな景ですね。
6 葉桜に群れ飛び遊ぶ坂の道 石の花 1 票
  ☆ 葉桜と群れ飛ぶで子鳥と分かるので子鳥を省略しました。
    坂の道を歩きながらの光景でした。
(媛 香) 好きなお句でしたが.…群れ飛び遊ぶ 「坂の道」が
     解りませんでした。葉桜と言う季語がありますので
     小鳥たち と詠みたいのですが。無理
7 リクエスト夫のお好み蜆汁 2 票
(まこと) 旬の味しじみ汁最高です
(媛 香) ご主人様は蜆汁がお好きなのですね。肝臓に良いとか?言いますね。
8 麦踏みを機械でこなすしばし見る  そらまめ 1 票
( 扇 ) のどかな風景ですね
9 散る桜宴に舞うや満面笑み 菜の花
10 八十路来て過ぎし過去見る遅き春 石の花 1 票
(旅 風) 悔いのない人生でしたか。
11 葉桜を仰ぎて妻と散歩する 浩 風 3 票
(まこと) みずみずしい葉桜の下のお二人で一句ですか
(媛 香) 花も散り葉桜となり奥さまと散歩の話題は?…お幸せそう!
(菜の花) 仲睦まじく、お元気で・・・
12 年重ねいつまでこいし春炬燵 6 票
(旅 風) 同感です。
( 扇 ) 今年は特に寒い日が多いですよね
(哲 朗) 今年はなかなか炬燵をはなせられませんね。
(菜の花) 今年は寒暖のせいでしょうか
(そらまめ)三寒四温、片付けるには勇気が要ります。
(高 越) 今年は特に遅くまで寒い日が続きました。
   
13 とりどりの色の行きかふ街薄暑 まこと 3 票
( 泉 ) 初夏の候、街着もカラフルになり気持ちも明るくなりますね。
(浩 風) 暖かくなって道行く人の服装もカラフルになったですね。
(石の花) 良い季候になり身も心も軽やかになるでしょうね。
14 名札見て思い巡らす椿園
15 散る花も見る人共にありがとう 峰 生 2 票
( 扇 ) 何時までも寒くサクラも他の花も楽しませて頂きました
(菜の花) 感謝ですね
16 寄り添いて池の片隅花筏 菜の花 3 票
(旅 風) さながら、仲の良いご夫婦ですね。
(石の花) 睦まじい事ですね。羨ましいことです。
(高 越) きれいな景。「寄り添いて」がいいです。
   
17 竿さして下る釣り舟柳絮(りゅうじょ)とぶ 高 越 7 票
(旅 風) 一幅の絵画を思わせます。
( 泉 ) 柳?飛ぶとは情緒があっていいですねぇ~
(浩 風) いい景ですね。
(まこと) すばらしい一句です景が見えます
(哲 朗) 柳のわたが飛ぶ様子が良く出ています。
(菜の花) 川下りの光景が良く現れていますね
(峰 生) 風流な釣り人の風情が描がかれてますね。
18 桜舞い旅立ちし子や母寂し 旅 風 1 票
☆ 子供が、県外校へ進学した知人の胸中を詠みました。
( 扇 ) 子供の成長は嬉しくて寂しいものですね
19 男めくむらさき濃いし花菖蒲 まこと 3 票
( 泉 ) 中々、オシャレな句だと思います。
(峰 生) 恋しいを濃いしと上手に絡ませたよう。違います?
(そらまめ)男めく・・・いい表現ですね。
20 声変わりせし子も混ざり入学す 高 越 3 票
(浩 風) 中学校の入学式でしょうかね。
(哲 朗) 中学生ともなると大人ぽさを感じます。
(そらまめ)中学校かな、よく観察されていますね。
21 目は先へ先へと走る蕨狩 哲 朗 1 票
  (高 越) 焦る気持ちがよく分かります。  
22 草刈りの鎌を休めて土筆採り そらまめ 3 票
(浩 風) 土筆がたくさん出ていたのでしょうね。
(媛 香) 良いなぁと思って採らせて頂きましたが?気がつけば、
     夏と春の季重ねが惜しい。
23 手を前によちよち歩き飛花落花 2 票
(峰 生) 可愛いいお孫さんかな。いいですね。
  (高 越) 桜の花散る下で歩く幼児の可愛いい様子がよく分かります。
24 腰曲げてしばし眺めし蕨摘む 哲 朗 3 票
( 扇 ) 腰も痛くなるぐらい沢山あったのですね
(峰 生) そうです。休み休みやりましょう。
  (高 越) 面白い。先へ先へと急ぐ人も居れば、じっくり見定めて
25 挿し木せし紫陽花の芽の育ちかな 浩 風 1 票
(哲 朗) 挿し木が付いての喜びが伝わってきます。
26 土筆摘む袴取る指灰汁に染む 媛 香 2 票
(そらまめ)でも、これやらないと食べられないから。
(石の花) 今頃はそんな機会も少なくなりましたね。
   
27 椿咲く庭にたたずみ亡父母(ふぼ)偲ぶ 菜の花 1 票
(媛 香) 幾つになっても親って懐かしい!
     椿の咲く頃になると懐かしさがこみ上げてきます。
28 お花見を桜吹雪の舞う中で 1 票
(峰 生) 満開でも吹雪でも桜は美しく良いですね。
29 イヤホンに体おどらせ春の街 まこと 1 票
( 泉 ) 自転車に乗りながらの若者でしょうか、春ランランですね。
30 生かされし後期の吾に梅白し 旅 風 1 票
☆ 三月に後期高齢者の仲間入りをしました。
(まこと) 梅白し同感です
31 俳人は静かに愛でる花仰ぎ 媛 香
32 肩越しに伊予も南の座敷雛
33 古里や土筆探して帰る旅 旅 風 1 票
☆ 久しぶりに懐かしき故郷へ帰りました。
(浩 風) 古里はいいですね。
34 親子連れお喋り弾み蕨狩 哲 朗
35 木戸くぐり甘き香りの芝桜 そらまめ 4票
(旅 風) 甘き香りに一票です。
( 泉 ) 庭先の芝桜、きれいでしょうね
(菜の花) さぞ綺麗でしょうね
(石の花) 何処の庭でしょう、芝桜が咲いているのは。持ち主が偲ばれます。
   
36 餓え分けを盗人口惜しが咲いてくれ 峰 生
平成 25年 4月 1日~平成 25年 4月20日 投句分
花水木
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第 100 回 披 講