| 番号 | 選 句 & 披 講 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | はじめての小玉すいかに実がついて | 浩 風 | 4 票 |
| (そらまめ)そりゃ嬉しいでしょう、40日後に食べられますよ。 | |||
| (媛 香) 丹精込めて出来た西瓜収穫が楽しみですね。 | |||
| ( 泉 ) 丹精込めたスイカ、実りが待ちどしいですね。 | |||
| (ゆづき) 家庭菜園の楽しみの一つですね! | |||
| 2 | 耕耘機田植え準備にふる作動 | 菜の花 | |
| 3 | 芥子の花冷気漂ふ風穴に | 泉 | 2 票 |
| (哲 朗) 私も風穴の芥子の花を見に行ったことがあります。 | |||
| (石の花) 上5と下5を入れ替えると流れが良くなると思います。 | |||
| 4 | 公園の葉桜の下深呼吸 | 哲 朗 | 2 票 |
| (媛 香) 花が終わり葉桜の青々とした公園で深呼吸気持ちが | |||
| 良かったことでしょう。 | |||
| ( 扇 ) ウオーキングの途中ですか | |||
| 5 | 銅山のトロッコ電車若葉風 | 媛 香 | 3 票 |
| (そらまめ)同感です、気持ちいいですねー。 | |||
| (高 越) 今、赤がねの山にスポットが。そのトロッコ電車に | |||
| 乗った清々しい気分が見える。 | |||
| (浩 風) いいですね。 マイントピア別子でしょうか。 | |||
| 6 | 雨恋し路地の紫陽花項垂れて | 菜の花 | 2 票 |
| (旅 風) 紫陽花をうまく詠んでいますね。 | |||
| (高 越) 梅雨入り後も空梅雨続きで、「うなじ垂れ」て | |||
| 植物は災難。 | |||
| 7 | 梅酒漬け年齢を待てるかまろやかさ | 峰 生 | 1 票 |
| (ゆづき) 梅酒は古いほどコクが出て美味しい | |||
| 8 | 紫陽花や一雨ほしいと泣いている | 泉 | 1 票 |
| (ゆづき) 空梅雨で一雨欲しかった頃でした! | |||
| 9 | 蛍狩り友のメールで満喫す | 菜の花 | 3 票 |
| (そらまめ)チョット迫力に欠けますが、夜わざわざ出かけるのは | |||
| 大変ですからねー。 | |||
| (ゆづき) 最近町中では蛍など見られません、メールで我慢しましょう | |||
| (高 越) 写メールでは少し淋しいけど、出られない方に | |||
| とっては有り難い。 | |||
| 10 | 出水川なすすべもなく農夫立つ | 石の花 | 2 票 |
| (哲 朗) 自然の力は怖いです。 | |||
| (峰 生) ただぼう然と立ち尽くすのみでしょう。 | |||
| 11 | 父母の墓碑はや幾年も梅雨に濡れ | 峰 生 | 1 票 |
| (媛 香) 灼けるような暑さには日傘を、梅雨の長雨には雨傘を | |||
| 差し掛けて上げたい父母の墓碑、そう思いつつ幾年月 | |||
| 12 | 梅雨に逝く父を超えるや七年(ななとせ)も | 旅 風 | |
| ☆ 大病を患ったが、父の年齢を七年余も越しました。 | |||
| 13 | シャッターを開けて数える蛍かな | そらまめ | 2 票 |
| (媛 香) 此のシャッターはカメラかしら?カメラに収まっている螢を | |||
| 確認しているのかなと解釈致しました。 | |||
| (ゆづき) 写真家の心境が良く判ります | |||
| 14 | 田植え時苗箱はこぶ耕耘機 | 石の花 | 1 票 |
| ( 扇 ) 雨よ降れ降れと祈りたくなりますね | |||
| 15 | 写真展想いを込めし梅雨空に | 泉 | 3 票 |
| (菜の花) お気持ちが伝わって来ます | |||
| ( 扇 ) 梅雨空にどんな写真が撮れるか楽しみですね | |||
| ( 泉 ) 梅雨空に足を運んで下さるお客様に感謝です。 | |||
| 16 | 五月雨もやがて日の照るこれも嫌 | 峰 生 | 2 票 |
| ( 扇 ) 梅雨が明けると猛暑ですよね | |||
| ( 泉 ) スパッとした句で気持ちが良い。 | |||
| 17 | 緑陰や萬翠荘へ句碑の径 | 高 越 | 3 票 |
| (旅 風) 俳都松山を感じます。 | |||
| (媛 香) 緑蔭の「句碑の径」がとても良いと思います。 | |||
| 子規、漱石?の句碑ですか? | |||
| (浩 風) いい散策道ですね。 | |||
| 18 | 讃岐路はゆる抜き田植え始まりぬ | 媛 香 | 3 票 |
| (そらまめ)このために沢山の池があるんですねー。 | |||
| (哲 朗) 満濃池のゆる抜きを見に行ったことがあります。 | |||
| (石の花) 田植えは、ゆるぬきから始まりですね。 | |||
| 19 | 父の日や瞼の裏に在りし顔 | 旅 風 | 4 票 |
| ☆ 幼き頃の、父と数々の想い出が浮かんできます。 | |||
| (哲 朗) 私も父を思い出すことがあります。 | |||
| (峰 生) 折角の父の日でも。同感の想いです。 | |||
| (高 越) 今年も又この日が来て、亡き父を想い出している。 | |||
| (ゆづき) 段々と年を取るにつれ忘れます | |||
| 20 | 雨が来る姿は見えず雨蛙 | そらまめ | 2 票 |
| (峰 生) 家の回りが田んぼだった頃は、喧しい奴等が | |||
| と思ってても、雨の始めに少しが鳴き出すと | |||
| 可愛いい勝手です。 | |||
| (浩 風) 蛙の声で雨が来るとよく言われていますね。 | |||
| 21 | 鱧料理1人の膳を持て余す | 哲 朗 | 1 票 |
| (浩 風) 豪勢な料理、いいですね。 | |||
| 22 | 姫沙羅に朝の挨拶交わしいり | 扇 | 1 票 |
| ( 泉 ) 可憐な媛沙羅は大好きです。 | |||
| 23 | ひと雨で景色が変わる夏の草 | そらまめ | 3 票 |
| (菜の花) 表現がいいですね | |||
| (高 越) 夏草の景を詠んでいるが、その裏で野菜類の | |||
| 香ってた頃の南満州が懐かしく想い出されます。 | |||
| (石の花) 山で育った私しは、夏草の勢いをよく感じます。 | |||
| 24 | 雨傘真つ赤花菖蒲花菖蒲 | 高 越 | 1 票 |
| (浩 風) 花菖蒲畑の散策の中の赤い傘、いい景ですね。 | |||
| 25 | アカシヤの花よ今なほ妣(はは)想ふ | 旅 風 | 1 票 |
| ☆ 男にとって、母はいつまでも特別な存在です。 | |||
| (峰 生) アカシヤと聞くだけで、社宅前の街路樹が延々と咲き | |||
| 香ってた頃の南満州が懐かしく想い出されます。 | |||
| 26 | 日傘さし龍馬ゆかりの鞆の浦 | 扇 | 1 票 |
| ( 泉 ) 鞆の浦、良いところですね、龍馬も歩いた道。 | |||
| 27 | 梅雨出水小川もあふれ田を埋める | 石の花 | 1 票 |
| ( 扇 ) 雨よ降れ降れ今日もよく降っていますよ | |||
| 28 | 父の日や気づかいくれし文入れて | 浩 風 | 4 票 |
| (旅 風) お父さんの背中を見て育ったのですね。 | |||
| (菜の花) お優しい気配りですね | |||
| (峰 生) 優しい心遣いがうれしいですね。 | |||
| ( 扇 ) お嫁さんでしょうか 娘でしょうか 嬉しいですね | |||
| 29 | 住し家売り家となりぬ半夏生 | 扇 | 4 票 |
| (旅 風) 拙宅もまったく同じです。 | |||
| (そらまめ)早く売れるといいですね。 | |||
| (峰 生) やっぱり侘しい想いがするでしょう。 | |||
| ( 泉 ) さみしい気持ちを半夏生に託して。 | |||
| 30 | 山里や老若男女蛍追う | 哲 朗 | 3 票 |
| (石の花) 蛍狩り、皆さん愉しそうですね。 | |||
| (媛 香) 老も若きも夏の風物詩螢に癒やされているのです。 | |||
| 季語の螢追ふ、いいですね。 | |||
| (菜の花) 蛍も見かけなくなった今時さぞ楽しかった事でしょう | |||
| 31 | せせらぎの輝く水面囮(おとり)鮎 | 高 越 | 3 票 |
| (旅 風) 涼風を感じる美しい風景ですね。 | |||
| (菜の花) せせらぎの水の音が聞こえて来そうです | |||
| (石の花) 鮎釣りですか。輝くせせらぎ涼しそうですね。 | |||
| 32 | 石鎚を逆さに映し田植え待つ | 媛 香 | 7 票 |
| (旅 風) 興味を覚える光景ですね。 | |||
| (そらまめ)代掻きの後の水鏡、絵になります | |||
| (哲 朗) 情景が良く出ています。 | |||
| (菜の花) いい景ですね | |||
| (高 越) 田掻きを終えて、代田に映る石鎚山を眺め | |||
| ひと息ついている。 | |||
| (浩 風) いい静かな景ですね。 | |||
| (石の花) 良い光景を見つけましたね。素晴らしいです。 | |||
| 33 | 庭に咲く額紫陽花の空の色 | 浩 風 | 1 票 |
| (哲 朗) 紫陽花の色と空の色との取り合わせがいいです。 | |||
