| 番号 | 投 句 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | 望潮(しおまねき)に招かれ下りる干潟かな | 高 越 | 2 票 |
| (哲 朗) 干潮になると一斉に穴から出て招いているように見えます。 | |||
| (浩 風) よく景がわかります。 | |||
| 2 | 春の風今は幸せ亡母(はは)が言ふ | 旅 風 | 2 票 |
| ☆ 6人の子育ての苦労が今にして分かり、この一言が今なお忘れられません。 | |||
| (媛 香) お母様が生前口癖のように今が幸せと言われて | |||
| いたのでしょうね。 | |||
| (峰 生) お母様と優しいお話しがができて何よりですね。 | |||
| 3 | 待ちわびた桜開花のニュースあり | 菜の花 | 1 票 |
| (浩 風) 待ちに待ったニュースですね。 | |||
| 4 | 音信れもなく紅梅は池に散る | 峰 生 | 1 票 |
| ( 扇 ) サクラと違って梅の花びらは濃く一面赤や白で賑やかで | |||
| 素晴らしいでしょうね | |||
| 5 | 女学生桃の節句や媛だるま | 媛 香 | 1 票 |
| ( 扇 ) 女学生のまろやかで福やかな顔と 姫ダルマと | |||
| にてたのでしょうか | |||
| 6 | ポケットのしまい忘れし土筆かな | 扇 | 4 票 |
| (高 越) 散歩時に見つけたのでしょうか? | |||
| 土筆の初物だったのに惜しかったですね。 | |||
| (哲 朗) 私も経験があります。 | |||
| ( 泉 ) うれしい忘れ物ですね。 | |||
| (浩 風) 散歩道で摘んだ春のきざし忘れたのね。 | |||
| 7 | 紅白に滲む梅林今朝の雨 | 高 越 | 1 票 |
| (旅 風) 情景が目に浮かんできます。 | |||
| 8 | 紙雛を画鋲で留めて子供部屋 | 哲 朗 | 7 票 |
| ( 扇 ) 子供達も女の子だけの姉妹でしょうか 賑やかで明るく | |||
| いいですね | |||
| (そらまめ)自分で作ったお雛様でしょう。 | |||
| (媛 香) 幼稚園児が色紙でお雛様を作ったのです。 | |||
| 持ち帰った紙雛をお母さんが画鋲で飾ってあげたのです。 | |||
| (菜の花) 子供さんらしいさぞ可愛いお部屋でしょうネ | |||
| (峰 生) 可愛いい子供部屋が見えますl。 | |||
| (ゆづき) 孫わ可愛いね | |||
| (浩 風) 女の子の部屋かな。 | |||
| 9 | 春一番ぽかぽか陽気に誘われし | 泉 | |
| 10 | 日本一開花の便り高知城 | そらまめ | 1 票 |
| (峰 生) やはり高知。いい便りですねl。 | |||
| 11 | 搗きたての餅のごとくの春の土 | 扇 | 3 票 |
| (旅 風) 土も春の到来を待っていたのですね。 | |||
| (菜の花) 土の暖かさの表現がいいですね | |||
| (石の花) 春の土の暖かさを上手く表現しています。 | |||
| 12 | 天守閣樹木(きぎ)に抱かれ春を待つ | 菜の花 | 4 票 |
| (旅 風) 樹木に抱かれてに一票です。 | |||
| ( 扇 ) 春は柔らかい緑の新芽に守られて天守閣もいっそう | |||
| 生えるでしょう | |||
| (高 越) そして、間もなく桜の花に抱かれるのでしょう。 | |||
| ( 泉 ) 芽吹きの季節ももうすぐですね! | |||
| 13 | 風紋の上に靴跡春砂丘 | 哲 朗 | 2 票 |
| (そらまめ)綺麗な砂丘に続く足跡、絵になるねー。 | |||
| (石の花) 風紋と足跡のコラボレーション見事です。 | |||
| 14 | 春の雪石鎚の峰輝けし | 泉 | 3 票 |
| (高 越) 綺麗な景色。今年は何度も見られました。 | |||
| (哲 朗) 情景が目に浮かびます。 | |||
| (石の花) 春雪の輝き見事です。 | |||
| 15 | 満開の河津桜に鳥の群れ | 石の花 | 1 票 |
| (菜の花) 小鳥さんもさぞかし桜開花を待っていたのでしょう | |||
| 16 | ゆったりと寄せくる波や風光る | 浩 風 | 5 票 |
| ( 泉 ) うららかな海岸の様子が見えるようです。 | |||
| (そらまめ)風光るがいいですね~。 | |||
| (媛 香) 長閑な海辺、ゆったりと寄せ来る波キラキラと光り輝いている | |||
| 様が見えるようです。 | |||
| (峰 生) ひねもす春の長閑な風景という所でしょうl。 | |||
| (石の花) のたりのたりの句を思い出します。 | |||
| 17 | 花見酒飲めでも飲めぬ老年(:とし)の宴 | 峰 生 | 2 票 |
| ( 泉 ) 大丈夫、飲まなくても楽しみましょう! | |||
| (媛 香) お花見は楽しい歳を重ねるごと飲めてた酒も儘ならぬ | |||
| 飲めなく成った今我が身を振り返ったのでしょうね。 | |||
| 18 | 春動く米寿の里を訪ねばや | 旅 風 | |
| ☆ 恩師の米寿のお祝いに、故郷へ帰らねば・・・と詠みました。 | |||
| 19 | 春寒や昨日の夢の回顧録 | 石の花 | 1 票 |
| (旅 風) 昨日の夢の回顧録・・・巧いですねえ。 | |||
| 20 | 寛永の砂絵くっきり松緑 | 媛 香 | 6 票 |
| (高 越) 周囲の緑(松の芯、松の花)が砂の通宝を一層 | |||
| 引き立てている。 | |||
| (そらまめ)展望台へ上がるとこの句が出来る。 | |||
| (菜の花) 砂絵と緑の対象がいいですね | |||
| (峰 生) 観音寺の大きな砂絵を思い出しました。 | |||
| (ゆづき) 銭型をよく表現されてますね | |||
| (浩 風) 琴引公園のいい景ですね。 | |||
| 21 | 木蓮や白帆のごとく散りにけり | そらまめ | 3 票 |
| (哲 朗) 白帆のごとくがいいです。 | |||
| (菜の花) 木蓮は咲いているときも散っても綺麗ですね | |||
| (ゆづき) 木蓮の散る様を上手く表現されてます | |||
| 22 | 片頬に三月の風と日差しかな | 扇 | |
| 23 | 二つ目にそっと手が出る蓬餅 | 哲 朗 | 7 票 |
| ( 扇 ) 懐かしいよもぎ餅 一つや二つは食べた感じがしなく | |||
| ついつい手が出ます。 | |||
| (高 越) いい香りで旨そう。「そっと」出すところが、、、、、。 | |||
| (そらまめ)春の匂いですね。 | |||
| (菜の花) 摘み立ての蓬餅美味しそうですネ | |||
| (ゆづき) 美味しい蓬餅ついつい手も出ます | |||
| (石の花) よく感情が表現されています。 | |||
| (浩 風) いいですね。 | |||
| 24 | 春満月大海原に満ちあふる | 泉 | 2 票 |
| (旅 風) 芭蕉の佐渡の句を思わせる雄大な光景ですね。 | |||
| (哲 朗) 穏やかな海の情景が良く出ています。 | |||
| 25 | 潮満ちて暮春の風にほほ打たれ | 石の花 | |
| 26 | 友逝くや無為に馬齢(とし)積み春寒し | 旅 風 | |
| ☆ 同窓会の準備をしていると、また二人の同級生が旅立っていました。 | |||
| 27 | 春暁に描く航跡若田丸 | 高 越 | 1 票 |
| ☆ 日本人初の船長「若田」さんの乗った宇宙船の航跡が暁に | |||
| 見えたのでした。 | |||
| ( 泉 ) 内海曳船「若田丸」 が春の海をゆっくりと航行して | |||
| いる光景が見えます。 | |||
| 28 | 亡き母が愛でし深紅の八重椿 | 菜の花 | 2 票 |
| (旅 風) 深紅のようなお人柄の母上でしたでしょうね。 | |||
| (媛 香) 生前お母様の愛でし椿に今年も深紅の花が付きました。 | |||
| その花を見て亡きお母様を偲んだのです。八重椿が良いですね。 | |||
| 29 | 満開の河津桜や空の青 | 浩 風 | 4 票 |
| (高 越) 空と花の色の対比。糸山の桜は更に海の色にも。 | |||
| (哲 朗) 晴れた日の満開の桜は一段と綺麗です。 | |||
| (そらまめ)桜のピンクと青空、いいねー。 | |||
| (媛 香) ピンクの花弁に真っ青な空、雲一つ無くピンクが映えて | |||
| 美しく感じたのです。 | |||
| 30 | 三寒や灯油買い足す四温かな | そらまめ | 3 票 |
| ( 扇 ) 何時までも暖房か入りますね 年とともに我慢が | |||
| 出来なくて余分に買ってしまいます | |||
| ( 泉 ) 三寒四温でもうすぐ暖かになりますよ! | |||
| (ゆづき) 暑さ寒さも彼岸まですが未だストーブは要りますね | |||
| 31 | ぼたん雪坊ちゃん電車城下町 | 媛 香 | 2 票 |
| (峰 生) 城下町のお伽話と汽笛の音が聞こえてきますl。 | |||
| (石の花) 三段切れ、焦点がぼけているようです。 | |||
| 32 | もう春だ明るいニュース何処行った | 峰 生 | |
| 33 | 訪ひたれば風に散り初む梅の花 | 浩 風 | 1 票 |
| (ゆづき) 梅は咲いたか桜はまだかいなですな | |||
