
| 番号 | 投 句 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | 雨に濡れ枇杷の実たわわ黄金色 | 菜の花 | |
| 2 | 鉢植えのイチゴ摘み取り食卓へ | 扇 | 1 票 |
| (媛 香) 鉢植えの苺が食卓に…新鮮でさぞ美味しかったこと | |||
| でしょうしお句も新鮮ですね。 | |||
| 3 | 夫の耳何時しか遠く梅雨に入る | 媛 香 | 7 票 |
| (哲 朗) 梅雨のせいでもないでしょう。 | |||
| ( 泉 ) そのとおり、よく表現されていますね。 | |||
| (浩 風) お互いに老いていくのですね。 | |||
| ( 泉 ) 難聴が進むのは意外と早いものです。 | |||
| (峰 生) 勝手つんぼもたまには良いもんだよ。 | |||
| (石の花) 人生の道のりには、いろいろなことがありますね。 | |||
| (そらまめ)難聴が進むのは意外と早いものです。 | |||
| 4 | クーラ-を替えて思うは後の歳 | 峰 生 | 1 票 |
| (そらまめ)新型は省エネですよ。 | |||
| 5 | 母の日や墓前に詫びて花を置き | 旅 風 | 2 票 |
| ☆ いまさら言わずもがなです。 | |||
| (媛 香) 墓前に何を詫びたのでしょう?亡くなって初めて | |||
| 知る母の恩ですネ。孝行したくても居ない寂しさ | |||
| 後悔有るのみですネ。 | |||
| (峰 生) 私も早くから白いカーネーションで淋しいです。 | |||
| 6 | 青若葉目に染みいる峡のみち | 石の花 | |
| 7 | 池の杭塩辛とんぼ一休み | 哲 朗 | 6 票 |
| (浩 風) よく見かける静かな景ですね。 | |||
| (菜の花) のんびりとした景が見えるようです | |||
| ( 泉 ) トンボの季節、情景が浮かびます。 | |||
| (そらまめ)絵になる風景です。 | |||
| (石の花) 長閑な光景ですね。 | |||
| (高 越) クリクリ頭を振る姿が見えます | |||
| 8 | 通し鴨空港横の川にみて | 扇 | 1 票 |
| ( 泉 ) 主のように一年中いるのですね。 | |||
| 9 | ひと株のがく紫陽花の太りかな | 浩 風 | 2 票 |
| (旅 風) 紫陽花を上手く詠んでいますね。 | |||
| (菜の花) 山の紫陽花は本当に見事ですね | |||
| 10 | 年老いて衰えを知る端居かな | 石の花 | 2 票 |
| (哲 朗) ただぼんやりするのもいいのでは・・・。 | |||
| (峰 生) 近頃は足元が危ないね。お互い気を付けようや。 | |||
| 11 | 青々と蛍ひかりて水の音 | 泉 | 2 票 |
| (菜の花) 静かな夜景の感じが良く出ていると思います | |||
| ( 扇 ) 蛍の青みを帯びた光とせせらぎとで涼しそうですね | |||
| 12 | 畑打つ鍬軽やかに風光る | そらまめ | 5 票 |
| (旅 風) 清々しく、美しい田園風景ですね。 | |||
| (哲 朗) お元気ですね。 | |||
| ( 扇 ) 風のある涼しい畑仕事にあった日だったのでしょうか | |||
| ( 泉 ) いつまでもお元気で畑仕事で鍬を握れるのは | |||
| すばらしいですね!頑張ってください。 | |||
| (石の花) いつまでも元気で鍬を振れるのは幸福ですね。 | |||
| 13 | 今年こそ止めた妻また梅を干す | 峰 生 | 1 票 |
| (菜の花) 同感です、私もそう思いながら今年も又漬けました | |||
| 14 | 松葉散る級友(とも)逝くと風が言ふ | 旅 風 | |
| ☆ 同窓会の直前、心筋梗塞で級友が旅立ちました。 | |||
| 15 | 父の日に遠き娘の声届く | 泉 | 7 票 |
| (旅 風) 父娘の濃密な間柄が羨ましいです。 | |||
| (哲 朗) いつも声を聞くと嬉しいものです。 | |||
| (浩 風) 久しぶりの娘の声、嬉しいですね。 | |||
| (菜の花) お優しい・・何よりのプレゼントですね | |||
| ( 扇 ) 父の日は 娘の声のブレゼント目尻が下がったままです | |||
| (そらまめ)覚えていてくれたかと、ほっとする。 | |||
| (高 越) 電話口の嬉しそうな父の姿 | |||
| 16 | 薔薇一輪遺影に手向け若き父 | 媛 香 | 1 票 |
| (旅 風) 若きお父さんに感心しました。 | |||
| 17 | 青鷺の哲学の顔くずさざる | 扇 | 4 票 |
| (旅 風) 哲学の顔をじっくり見たいです。 | |||
| (そらまめ)哲学の顔、旨い表現ですね。 | |||
| (峰 生) 友達も餌も減って来たね。つい小難しい顔にもなるね。 | |||
| (石の花) 青鷺の何か難しそうな貌、よく観察していますね。 | |||
| 18 | 原爆のドームの夜明け楠若葉 | そらまめ | 1 票 |
| (峰 生) 戦争は絶対嫌だと言ってるのに聞いてないのか。 | |||
| 19 | 梅雨も飛ぶサッカー試合世界沸く | 菜の花 | 4 票 |
| (媛 香) サッカーの応援人口驚きです。日本は残念でしたね。 | |||
| ( 扇 ) 日本の試合の時は目もグッタリと疲れますね | |||
| ( 泉 ) サッカー日本は残念でしたが興奮しました。 | |||
| (峰 生) 日本が沸かなくて残念です。 | |||
| 20 | 最果ての岬訪ねむ夏初め | 泉 | 3 票 |
| (浩 風) いい旅ですね。 | |||
| (石の花) このような旅をしてみたいです。 | |||
| (高 越) 梅雨が無いと言われるこの時期、北海道への旅。いいですねー! | |||
| 21 | 挿し木した紫陽花今年咲きにけり | 哲 朗 | 2 票 |
| (浩 風) 私も同じ経験をしました。 | |||
| (媛 香) 挿し木した紫陽花が咲いたという。何年振りに… | |||
| 待ちに待って今年咲いたのですね。 | |||
| 22 | 飛石は雨の青石提燈花 | 高 越 | 1 票 |
| (旅 風) 季語がピッタリのように思いました。 | |||
| 23 | 麦刈りの後に群がるカラスたち | そらまめ | 3 票 |
| (媛 香) 麦の落穂にカラスたちは群れ餌に有り付けると | |||
| よく知っているのです。 | |||
| ( 扇 ) カラスも一羽 二羽 三羽 と見ていると友が友を | |||
| 呼び増えています | |||
| (高 越) 麦狩りのコンバインを恐れずに色んな鳥がやって来ます | |||
| 24 | 梅雨晴やどんでん寄席に笑たる | 浩 風 | |
| 25 | 五千歩間近植田に揺るる皿が嶺 | 高 越 | 2 票 |
| (哲 朗) 植田の水面に映る皿ヶ嶺の情景が良く出ています。 | |||
| ( 泉 ) 皿が嶺に近づきながらのお散歩、気持ちの良い汗ですね。 | |||
| 26 | 庭先の額紫陽花に真白あり | 石の花 | 1 票 |
| (高 越) 紫の中に目立つ白い紫陽花 | |||
| 27 | 故山捨つ亡父母(ふぼ)の嘆きや五月雨るる | 旅 風 | |
| ☆ 故郷の家屋敷と田畑を一切譲り、松山で骨を埋める決心をしました。 | |||
| 28 | 鮎釣りや流れの中に陣を取り | 哲 朗 | 3 票 |
| (浩 風) よく釣れましたか。 | |||
| (媛 香) 腰まで浸かって鮎を釣っている釣り人流されないかと | |||
| 冷や冷やしますね。 | |||
| (菜の花) 待ちに待った鮎釣り・・沢山釣れますように・・ | |||
| 29 | 梅雨晴れ間遠くより子等の弾む声 | 菜の花 | |
| 30 | 夏萩やあっあの鳴き声牛蛙 | 高 越 | |
| 31 | 連れだちて声あげてゆく夜店かな | 浩 風 | 1 票 |
| (哲 朗) 子供たちにとっては興味と食欲をそそる物で溢れていて | |||
| 楽しいものです。 | |||
| 32 | 駅ホーム一直線に燕飛ぶ | 媛 香 | 2 票 |
| (そらまめ)器用に飛びますね。 | |||
| (高 越) 郊外の駅での情景 | |||
| 33 | 高枝のびわ取るジイと駄目よババ | 峰 生 | 1 票 |
| (菜の花) 楽しそうで素敵なご夫婦・・いつまでもお元気で・・ | |||