互 選 句
平成 26年 7月 1日~平成 26年 7月20日 投句分
番号 投  句 & 選  句 俳 号 得票
1 難聴は聞こえなくなる蚊の羽音 そらまめ 2 票
(菜の花) お互い老いの身いつ私にも・・・
(石の花) 難聴はつらいですよね、身に沁みます。
2 芦ノ湖の海賊船や半夏生 1 票
(哲 郎) 雄大な景色が目に浮かびます。
3 父の日や虚しさの満つ独り酒 旅 風 1 票
☆ 父の日、独り侘しく過ごしました。
(峰 生) 何となく虚しさが解るような気がします。
4 夏の暁霊峰富士を海辺より 3 票
(哲 郎) 富士山の情景が良く出ています。
(峰 生) 小学3年まで静岡に居りました。何度か三保の
     松原からの富士を見て、今だにその美しさが胸に
     浮かびます。
(高 越) 雄大な眺め
5 学童の誘拐犯や心無き 石の花
6 飛行機の爆音はるか青田風 そらまめ 1 票
(旅 風) 青田の季語が効いていますね。
7 七月や附録句帳に神野沙希 高 越 1 票
(媛 香) 種々の俳誌の付録句帳はよく利用させて頂きます。
     季語も例句も載っていて良いですね。
8 恒例のビヤガーデンに誘われし 4 票
(哲 郎) なごやかな一時を過ごされたことでしょう。
(菜の花) 夏のお楽しみですネ
(媛 香) 早々にビヤガーデンに誘われて一杯のビールの旨さ
     あ~五臓六腑に染み渡るぅこの暑さです。
( 扇 ) 久しぶりのビヤガーデンビールが一入美味しかったでしょう
9 泥田にも蓮の茂れる花三つ 石の花 1 票
( 扇 ) この暑さと対象に涼しく感じてホットしますね
10 でで虫も生きた跡捨てなお明日へ 峰 生 2 票
(旅 風) 生まれた跡捨て・・・が巧いですね。
( 泉 ) でで虫に負けないように私達も今日より明日へ!
11 水田に燕スイーと飛び交うや 菜の花 2 票
(そらまめ)燕はスイーッと飛びますねー。
( 扇 ) 水田が少なくなってこんな情景はあまり見られなくなりましたね
12 故郷や遙けく思ふ梅雨曇 旅 風 2 票
☆ 墓参りに帰郷出来なくて、松山から先祖を偲びました。
(浩 風) 故郷への想い梅雨曇りいいですね。
(峰 生) 故郷も今頃は曇り空だろうかなどと思いますね。
13 ほうき草こんもり育つ庭にかな  浩 風 1 票
(哲 郎) 昔は植えた記憶があります。
14 青田風子犬を連れて畔散歩 石の花 4 票
(菜の花) 青田道を子犬と散歩いい景ですね
(峰 生) 可愛いい子犬の様子が浮かびます。
( 泉 ) 夏の良き景が浮かびます。
(そらまめ)犬を連れた散歩、いいですね~。
15 紫陽花は雨に重たく咲きそろう 峰 生 4 票
(旅 風) 雨に重たく・・・に感心しました。
(媛 香) 紫陽花は雨が重たいと…でも満開に咲いている。
(そらまめ)雨に重たく・・・いい表現ですね。
( 扇 ) 今年は雨が多く紫陽花の花が良く咲いたのですね
16 蒸し暑き夜もしらじら明けにけり 3 票
(浩 風)  ほんと蒸し暑い夜が続きますね。
(媛 香) 蒸し暑さに睡らないうちに白々と夜が明けて実感ですね。
(高 越) 厳しい熱帯夜で寝不足
17 風薫るカナも嬉しや青い波 旅 風
☆ ワールドカップで、日本サポータの青一色に、
  伊予絣の鍵谷カナも喜んだでしょう。
18 季節毎替へる暖簾や茄子の花 高 越 1 票
(石の花) 暖簾をどのように替えるのでしょう。
     茄子の花がいいですね。
19 垣根越し花咲かせくる立葵 哲 朗 3 票
(浩 風) 塀越しに見せてくれる花、いいですね。
(菜の花) 暑さに強く背の高い葵が見えるようです
(峰 生) 隣りの家の花が伸びてくる。それでもいいね。
20 カラスよけ小玉西瓜にネットかけ 浩 風 1 票
(菜の花) しっかり守って上げて下さい
21 笹百合や藁屋の土間に竈(かまど)座し 高 越 4 票
(旅 風) 竈座し・・・情景が目に浮かびます。
(そらまめ)古民家の風情いいですね~。
( 扇 ) 笹百合と藁屋とで静かな山のおもむきがでていいですね
(石の花) 懐かしい土間に竈、懐かしいですね。
22 雷鳴や夜の静寂を掻き乱し 菜の花 4 票
(浩 風) びっくりしますね。
( 泉 ) ひどい雷鳴で目が覚めましたねぇ~
     パソコンの電源をあわてて抜きました。
(媛 香) 寝静まったところに。闇を引き裂く雷鳴に吃驚です。
(石の花) 今年は、よく雷鳴を聞きました。怖いですね。
23 夏やせにボケはせぬぞと腹くくる 峰 生 2 票
(哲 郎) おもしろい句です。
( 泉 ) その調子です、元気で夏を乗り切りましょう!
24 すっぽりと青田を包む網揺れて 媛 香
25 山の端に赤くいずるや夏の月 菜の花 4 票
(旅 風) 赤くいずる・・・に共鳴しました。
(そらまめ)赤い月、いいですね~。
(高 越) 昇ったばかりのお月さん、大きく赤く見えた
(石の花) 夏の月の表情がよく出ています。
26 水汲みに青田の中の風にゆれ
27 石鎚や風興し来る青田まで 媛 香 3 票
(菜の花) 涼しそうな田園風景ですね
(峰 生) はるばると涼しい青田風がなびいてくる。
     そんな風景を思って見てます。
(石の花) 青田風の状態がよく出ています。
28 ひまわりの一気にのびて孫の丈 哲 朗 4 票
(浩 風) 孫の丈がいいですね。
(そらまめ)孫の丈がいいです。
(高 越) 灼熱の太陽もひまわりにとってはエネルギー源
( 扇 ) 本当に孫の成長には驚きます
29 草いきれ茂る早さや日めくりに そらまめ
30 鈴なりのミニトマトなり収穫す 浩 風 1 票
(高 越) 今年は生り年でしょうか?どこの家でも見かけます
31 江ノ電の右に左に額の花 4 票
(哲 郎) 情景が良く出ています。
(浩 風) 狭い電車道の両側に紫陽花の花いいですね。
( 泉 ) 電車の窓から見える額の花、風情があってよいですね!
(高 越) かつて見た風景。ゆっくり走る車窓の左右に、、、
32 球場の歓喜こだます夏の空 哲 朗 3 票
(旅 風) 歓喜にこだます・・・野球ファンなら納得。
( 泉 ) 夏は高校野球ですね!
(媛 香) 高校野球も闌この高温多湿にもめげず流石若人よ
     頑張ってと応援しているこの頃です。
33 海開き人工砂浜焼けつきて 媛 香
戻る
第 115 回 披 講