番号 |
投 句 & 披 講 |
俳 号 |
得 票 |
1 |
幼子とパズル競いし冬の居間 |
扇 |
7 票 |
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(哲 郎) 遊ぶ様子が良く出ています。 |
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(浩 風) 大変幸せなひと時ですね。 |
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( 泉 ) なごやかな幸せなひとこまがみえるようです。 |
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(そらまめ)お孫さんとゆったり過ごす・・・いいですね。 |
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(菜の花) 微笑ましい光景ですね |
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(媛 香) 季語が動きそうですが親子でしょうかパズルを競い |
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合ってる微笑ましい光景です。 |
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(高 越) お孫さん?とのふれあいの楽しい家庭のひと時 |
2 |
道の辺にくわりんころがる夕べなる |
浩 風 |
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3 |
石垣の古き家並みや里の秋 |
石の花 |
5 票 |
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( 扇 ) ドライブで石垣の昔の家を見るたびに懐かしく |
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季節を感じます |
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(浩 風) 山里のいい景ですね。 |
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(菜の花) 貴重な景ですね |
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(媛 香) 石垣を高く積んだ里の風景が浮かんできます。 |
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家並み(やなみ)やより家並み(いえなみ) |
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と詠む方が好きです。 |
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(高 越) 南予の海辺で見かけた様な景 |
4 |
天高く竿竹売りの声弾む |
菜の花 |
4 票 |
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(浩 風) 何ともいい声で聞こえますね。 |
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(そらまめ)元気のいい売り声、天高くとマッチしています。 |
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(媛 香) 竿竹売りも珍しくなりましたね。 |
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(高 越) 晴天下で竿売りの声がいっそうよく聞こえる |
5 |
夕暮れへ過疎の家並みやおばな路 |
峰 生 |
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6 |
散歩みち影をふみふみ落ち葉踏む |
泉 |
1 票 |
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(菜の花) 秋の感じがよく出ていますね |
7 |
急ぎ逝く女流俳人秋惜しむ |
媛 香 |
1 票 |
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(峰 生) 近頃は著名 な方が、殊のほか逐次逝かれるような |
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気がします、 |
8 |
白秋やかまぼこ板の絵ゆたか |
石の花 |
3 票 |
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(哲 郎) 私も見に行ったことがありますが良く描かれている |
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のに感心しました。のに感心しました。 |
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( 扇 ) かまぼこ板の小さな板にも秋の素晴らしさが描かれて |
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いるのですね |
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(そらまめ)楽しい絵がありますねー。 |
9 |
秋暮れて前後にライトトラクター |
そらまめ |
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10 |
秋深む幼な等と行く烏鷺の道 |
旅 風 |
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☆ 小学児童に囲碁の手ほどきを始めました。 |
11 |
主なき庭にかえでの紅葉かな |
浩 風 |
2 票 |
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(旅 風) かえでが効いていますね。 |
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( 扇 ) 荒れた人気のない家にも季節は巡ってきて自然の |
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美しさが見えます |
12 |
葉を振るい弦のたうちて葡萄棚 |
そらまめ |
4 票 |
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(旅 風) のたうちて・・・が巧いですね。 |
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( 泉 ) たくさんの収穫があり終わりを告げる、又春に |
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期待しましょう。 |
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(菜の花) 葡萄畑の名残りの感じがよく出ていると思います |
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(石の花) 葡萄棚の針金を弦に見立てたところが面白い。 |
13 |
紅葉晴れそびえる奇岩古岩屋 |
哲 朗 |
4 票 |
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( 扇 ) 古岩時の岩と紅葉は素晴らしいですね |
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(峰 生) 昔訪れた古岩屋を懐かしく思い出しました。 |
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(そらまめ)お四国の途中でしょう。 |
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(高 越) 古岩屋付近は紅葉が一番鮮やかな時期。 |
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季語「紅葉晴れ」で景がよく見える |
14 |
くちづけた柿一瞬に里の味 |
峰 生 |
4 票 |
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(旅 風) 柿一瞬・・・に感銘。 |
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( 泉 ) なんとステキな表現でしょう。 |
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(石の花) 柿にくちづけが面白い、ふと里を思い出す。 |
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(高 越) かぶりついて瞬時に感じた故郷の味 |
15 |
元気かね同窓会や神帰月 |
そらまめ |
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16 |
柿落ち葉浮いておりけり水たまり |
扇 |
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17 |
立冬の声落とし飛ぶ烏かな |
哲 朗 |
1 票 |
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(旅 風) 声落とし飛ぶ・・・巧みですね。 |
18 |
校庭に深紅の並木目を凝らす |
菜の花 |
1 票 |
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(哲 郎) 校庭の木々も色づいて綺麗でしょう。 |
19 |
三歳の晴れ姿なり千歳飴 |
泉 |
3 票 |
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(浩 風) 七五三でいいですね。 |
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(媛 香) 七五三の宮参りですね。千歳飴を引きずって可愛い。 |
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(高 越) 地面に擦れそうに千歳飴の袋をさげた可愛い振り袖姿 |
20 |
初想い遙けく偲ぶ金木犀 |
旅 風 |
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☆ 金木犀の甘い香りに、若き日の想い出が甦りました。 |
21 |
遠雷の近づく気配神の旅 |
扇 |
2 票 |
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(浩 風) 神様がいないので不安ですね。 |
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(峰 生) 紙在り月に帰られる堂々とした神々の気配。 |
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こんなふうに感じられるあたりいいですね。 |
22 |
夢うつつ花園を行く秋日和 |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 食後、うたた寝をし、夢を見ました。 |
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(石の花) いい夢を見ましたね、何か楽しいことが・・・。 |
23 |
魚市場糶終わりたる暮の秋 |
浩 風 |
4 票 |
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( 泉 ) 活気の良かった市場、今日も暮れて、又明日が来る。 |
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(峰 生) 賑わいのせり跡の市場だから、ひと際侘しいでしょうね。 |
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(そらまめ)綺麗に洗われたコンクリートの床に夕日が差して・・・。 |
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(石の花) 魚市場の閑散とした風景をよく読みましたね。 |
24 |
二の丸へ見上ぐ石垣蔦紅葉 |
高 越 |
2 票 |
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(哲 郎) 石垣の情景が目に浮かびます。 |
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( 扇 ) 蔦紅葉も石垣に沿って秋をただよわせます |
25 |
水琴窟リズミカルの音草紅葉 |
媛 香 |
1 票 |
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(石の花) 開花亭の水琴窟はいい音がしますね。 |
26 |
地蔵さん風の落葉に頬打たれ |
哲 朗 |
1 票 |
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(菜の花) 風情のある微笑ましい景ですね |
27 |
紫電改つわものどもを偲ぶ秋 |
石の花 |
4 票 |
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(旅 風) 若い命が惜しまれます。 |
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(浩 風) 零戦には触った事が有りますが、昔を思い出しますね。 |
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(峰 生) 南海の果てに散られた、遠いもの悲しい戦史の一端を |
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想い起こされます。 |
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(菜の花) 解る人がだんだん少なくなり寂しいですね |
28 |
友訃報秋思の便りつい過日 |
峰 生 |
2 票 |
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( 泉 ) 親しかった友を忍ぶ気持ちがよく表れています。 |
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(媛 香) 訃報を受け極最近体調不良の便りがあったなぁ… |
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と作者は友を偲んだのです。 |
29 |
暮早しLED(リード)の灯(あかし)藁屋にも |
高 越 |
3 票 |
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( 扇 ) LEDも節電でよく使われるようになりましたね |
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(そらまめ)イルミネーションが、簡単に飾れる様になりました。 |
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(石の花) 最近のイルミネーションはLED藁屋にもがいいです。 |
30 |
海青く小舟ゆらゆら石蕗(つわ)の花 |
泉 |
2 票 |
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(哲 郎) 海岸沿いにはよく生えていて黄色い花が綺麗です。 |
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(媛 香) 海の青さと石蕗の花の真っ黄色の対比が良いですね。 |
31 |
同窓の集ふ温泉窓紅葉 |
媛 香 |
1 票 |
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(峰 生) 窓に映る紅葉の温泉とは乙なものですね。 |
32 |
秋澄みし旧友(とも)と集ふや淡路旅 |
菜の花 |
1 票 |
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( 泉 ) さぞや楽しい旅だったことでしょう。 |
33 |
休校日銀杏黄葉も眠りけり |
高 越 |
2 票 |
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(旅 風) 眠りけり・・・情景が浮かんできます。 |
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(哲 郎) 静かな校庭の銀杏の黄葉の情景が良く出ています。 |
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