互 選 句
番号     投  句 & 選  句 俳 号 得 票
1 小春日や墓前に懺悔そっと置き 旅 風 3 票
☆ 久しぶりに故郷へ帰り、墓参りをしてきました。
(哲 朗) その気持ちはよくわかります。
(媛 香) 何方の墓前でしょうか?友人、将又兄弟?ご両親?
     何かの罪を悔いていらっしゃる。懺悔そっと置き…で。
  (峰 生) 何となく判る気持ちです。何時墓前に立ってもご同様です。
2 年の暮妻に付きそう救急車 浩 風 3 票
(哲 朗) 容態が心配ですね早く良くなられるように・・・
( 泉 ) ご心配ですね!その後いかがでしょうか?
     俳句に心配な様子がよくあらわれています。
  (峰 生) 妻に付き添うとは大変です。俳句どころではないでしょう。
3 救急車枯野に遠く音消えて 峰 生 2 票
(浩 風) 最近よく耳にします
(そらまめ)救急車のサイレンわびしいですね。
4 お互いに愚痴吐きあいておでん酒 哲 朗 5 票
(旅 風) 仲睦まじい光景ですね
(媛 香) ストレス解消?お互いの愚痴を聞き役におでん酒を
     老友と、良いですね。
(石の花) 屋台ですかおでん酒での愚痴の言い合いしんみりしますね。
(高 越) 親しい仲間の集まり
  (峰 生) 年を取るとおでん酒も自然愚痴っぽくなりますね。
5 虎落笛学童の列急ぎ足 石の花 1 票
( 扇 ) 今年は特に風の強い寒い日が多く急ぎ足の日が多いですよね
6 ぽつり立つクリスマスツリー無人駅 媛 香 2 票
(菜の花) 普段淋しい駅も癒されますね
( 扇 ) 周りが静かだと特にクリスマスツリーを見るとホットします
7 柚子湯出てホット一息虹を見て
8 伊予路訪ふ足湯の背なの小春晴れ 高 越 1 票
(旅 風) 旅の人もホッと一息ですね
9 日の匂い集めて蒲団干しにけり 哲 朗 6 票
(浩 風) 今夜は、暖かく眠れますね。
(そらまめ)ホカホカの蒲団は日の匂いですね。
(媛 香) 日の匂いを集めて干したお布団で休むのはきっと
     ぐっすり眠れますね。
( 泉 ) 今夜はふっくらとした蒲団で休まれたことでしょう。
( 扇 ) 冬は午前中だけしか太陽が照らない日が多く忙しいですね
(高 越) 今夜は暖かくて良い夢を
10 冬の朝大観望に佇みて 2 票
11 痩身に重たき羽毛今朝の冬 旅 風 2 票
☆ 歳を重ねて寒さがひときわ身に沁み、朝、起き辛くなりました。
(浩 風) 寒さが身にこたえますね。
( 扇 ) 特に寒い日だったのですね
12 パソコンのお助けマンや年賀状 そらまめ 1 票
( 泉 ) 毎年の年賀はがきには悩まされながら又、友の顔を
     浮かべながらの楽しみの一つですね、お助けマンが
        おられて良かったですね。
13 渋柿の皮むき吊す母偲ぶ 媛 香 4 票
(旅 風) 在りし日の母を思い起こします
(浩 風) 干柿も大変ですからね。
(石の花) 母の姿を思い出す光景ですか。
  (峰 生) 何処の家の渋柿を見ても里の昔の母が思い出されます。
14 風邪ひきて聞けぬままなる友の吟 浩 風 4 票
15 山茶花よピンクの顔を塀の上 菜の花 1 票
(哲 朗) ピンクの山茶花は綺麗です。
16 LED光眩しき大聖樹 哲 朗 5 票
(浩 風) ノーベル賞のお蔭ですね。
(媛 香) 今年の聖樹はLEDノーベル賞のお陰であちこちで
     賑やかですね。
( 扇 ) 今年は特にLED? に関心があり一つ買ってしまいました
(石の花) 今年はLEDが大変話題になりましたね。
(高 越) 今年は何と言っても青色ダイオード
17 寒波来る最果ての地の彼方から 石の花 3 票
18 参ったねー、3日続きの年忘れ そらまめ
19 聖夜また孫等寝入ればサンタ役 峰 生 3 票
(そらまめ)お孫さんと同居、羨ましいです。
(媛 香) サンタ役がいいですね。
( 泉 ) ほほえましいですね!サンタさんの姿を想像すると
        楽しいです。
20 長浜の開閉橋に冬あらし 3 票
(哲 朗) 肱川あらしは凄いですね。
(浩 風) 有名な景ですね。
(石の花) 地形的に素晴らしい光景が見えるようですね。
21 年の暮れ人も車も気忙しく 菜の花 1 票
22 湯上がりに冬の虹みて息を呑む 2 票
(旅 風) 息を呑む・・・そんな虹を見たいです
(菜の花) きっと素晴らしい虹だった事でしょうね 
23 一村の祈りも無念雪の寺 高 越 3 票
☆ 我が故郷の山、高越山の寺の住職が遭難凍死
(旅 風) 墨絵の世界を思わせます
(菜の花) 淋しい光景ですね
  (峰 生) 今年の雪ならではですね。
24 オフィス街黄落続き風に舞ふ 媛 香 1 票
25 時雨るるや窓うつおとに想い馳せ 石の花 2 票
(旅 風) どんな想いを馳せたのでしょうか
(菜の花) 何となくお気持ち解るような・・・
26 故郷を捨てた身を責む虎落笛 旅 風 1 票
☆ 故郷を捨て(家屋を処分)松山で身を埋める決心をしました。
( 扇 ) 亡くなった親に近い年になると 心が痛みますね
27 年忘れ昔の歌で老い元気 峰 生 3 票
(そらまめ)老いは昔の歌しか知らないのだけど・・・。
(菜の花) 益々お元気で・・・
(石の花) 昔の唄で元気よみがえる年忘れですね。
28 老夫婦焼き芋口にティタイム 4 票
(哲 朗) 焼き芋の美味しい季節ですね。
(菜の花) ご馳走様・・・お元気で仲睦まじく。
(高 越) 老いふたりの安らぎの刻
  (峰 生) 仲良くヨロシクやって下さい。
29 掘りたての里芋旨しワイン注ぐ そらまめ 2 票
( 泉 ) さぞやワインの味も美味だったことでしょう!
(高 越) 里芋とワインの組み合わせが面白い
30 ベランダに見る石鎚の寒波急 高 越 1 票
(そらまめ)いつでも石鎚が見えるお宅はいいですね。
31 ひっそりと境内染めし冬桜 3 票
(そらまめ)帰り花みると愛おしくなります。
(石の花) 帰り花を旨く詠んでいます。
(高 越) 桜とは言え寒々しい景
32 兼六園雪吊りよりも雪早く 菜の花 2 票
(哲 朗) 兼六園の雪吊りは有名ですが今年は雪が早かったようです。
(媛 香) 兼六園の雪吊りは11月1日ですが
     …今年は寒波到来が早かったのですね。
33 年の瀬や奉納吟を予約して 浩 風 1 票
( 泉 ) 良き趣味があっていいですね、楽しみなことでしょう。
   
   
平成 26年12月 1日~平成 26年12月20日 投句分
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第 120 回 披 講