互 選 句
平成 27年1月 1日~平成 27年1月20日 投句分
番 号 特 選 5 句 俳 号  
箱根路に涙の襷雪が舞う 旅 風  
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10 孫の顔崩れし笑う福笑い 哲 朗
   投票 4 票
13 小春日や巡礼果たし結願寺 哲 朗
   投票 8 票
17 冬茜ビルの谷間を染めにけり  
   投票 4 票
20 初夢やセーラー服の似合う友 高 越  
   投票 5 票
番 号 入 選 15 句 俳 号  
寒空に入所を嫌う妻のこと 石の花  
竹組みの炎天までどんど焼き 媛 香  
廃屋の落ち葉一面物寂し 菜の花  
12 凍る夜終の棲家と入所する 石の花  
14 左義長のはてたる後のふるまはる 浩 風  
15 高砂やOB仲間の初謡い 峰 生  
16 遠き師の声懐かしく初電話 媛 香  
19 冬帽子被りて並ぶうどん店 哲 朗  
22 年老いて子のもとに行く水仙花 浩 風  
23 寒空にラッパ響くや豆腐売り 菜の花  
25 邪気払い損ね八日の薺粥 高 越  
27 宿題の書き初め婆の手ほどきで  
30 ポケットに懐炉忍ばせ散歩する 媛 香  
31 三人も咳するバスに乗り合わす  
33 旅先の足湯ほっこり冬の陽に  
 紫 陽 花 の コメント
     (3) 除夜の鐘心に刻み春を待つ
       季重ね(除夜の鐘:冬)(春を待つ:春)

    
(11) あかね雲柚子湯に浸かる冬至かな
       季重ね(柚子湯:冬)(冬至:冬)
     俳句をまとめるときの三つのポイント(黒田杏子の本より)
       ① 俳句はしゃべりすぎないこと
       ② 俳句はやわらかいことばづかいで
       ③ 一句の中に切れ字は一つ、季語も原則として一つ

        今回の特選は得票の多い方から選択しました。
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第 121 回 披 講