互 選 句
平成 27年2月 1日~平成 27年2月20日 投句分
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第 122 回 披 講
番号 投  句 & 選  句    俳 号 得 票
1 友訪ね旅の話や春時雨 そらまめ 1 票
(峰 生) 春時雨はさて、暖かくなったら一緒に何処かへなんていいね。
2 耐ゆ北に花待つ南胸痛む 峰 生 1 票
(菜の花) 度重なる災害に心痛な重いですね
3 天ぷらの絶品という?の芽を哲 朗
4 ふくじゅ草つどふ若者晴れぎ着て 石の花
5 河豚刺身皿の模様の透けて見ゆ 哲 朗 2 票
(媛 香) 河豚のお刺し身お皿の模様が透けて見えるほど
     白く透明で何とも美味しそう。
(菜の花) 職人技でしょうか本当に綺麗ですよね
6 カープ女子スタンドに舞う春近し 旅 風
☆ 昨年、話題になったカープ女子期待のプロ野球開幕が待たれます。
7 節分や老いも若きも福は内 菜の花 3 票
(旅 風) 小生も同じです。
(峰 生) 子も孫も傍になく、昔はとても楽しい節分だったのにと思うだけ。 
( 泉 ) なごやかな一刻でしたね、今年も福が来ますように!
8 悴みて用件一つ言い忘れ 4 票
(旅 風) まったく同感です。
(媛 香) 二つ三つ以上は一度に覚えられなくなりました。
     一つ忘れが実感です。
(浩 風) 寒さで言い忘れ、わかります。
(石の花) あまり寒いと先を急ぎたくなり用件一つ忘れ、実感です。
9 焼き芋をほっこり口に冬うらら 1 票
(そらまめ)うまいっ、幸せを詠んだ句ですね。
10 鉢の中妖艶に咲く君子蘭 石の花
11 春の日や解体の音しきりなる 浩 風
12 春の波亡夫の面影見え隠れ 菜の花 3 票
(旅 風) ご主人の人柄が偲ばれます。
(峰 生) ご主人とこの浜を散歩したのになどとお淋しいことでしょう。
(石の花) もの思いに耽っているのですかね、見え隠れがいいですね。
13 節分の豆拾ひをり番鳩 浩 風 2 票
( 泉 ) たくさんの豆を撒かれたのですね!鳩も喜んでいるようです。
(高 越) 仲睦まじい雉鳩夫婦
14 まだ余生5年を見越し日記買ふ 媛 香 4 票
(そらまめ)その調子で頑張ってください。
(菜の花) まだまだご長寿日記を書いて下さい
( 泉 ) そうそう!その気持ちで頑張りましょう!
(石の花) 先が短くなると、侘びしいですね。仕方ありませんね。
15 椿さん過ぎればそこに春隣 2 票
(哲 朗) 伊予路に春を呼ぶといいますがもうすぐですね。
(峰 生) 春は椿さんがほんと春隣りとか今年は待遠おしいね。
16 目の下に広がる瀬戸や黄水仙 石の花 4 票
(旅 風) 季語がよくマッチしているのではないでしょうか。
(浩 風) きれいな景ですね。
(菜の花) 穏やかな海と水仙が映えて綺麗でしょうね
(高 越) 双海の水仙畑が目に浮かびます
17 白雪にきらめく連山夢を呼ぶ 峰 生 2 票
(哲 朗) 雄大な景色が目に浮かびます。
( 扇 ) 総合公園からも素晴らしいパノラマの石鎚が見え
     素晴らしかったですよ
18 ことことと畑を守る風車 そらまめ 4 票
( 扇 ) 最近はあまり見ないですが、いい風情ですね
(浩 風) もぐら退治でしょうかね?
(高 越) 土竜を追っ払っているのかな?
(石の花) 田舎の畑で父が土竜除けだとか、思い出します。
19 四国へと日本海越え寒戻る
20 春近し荒れ地に紅い花ひとつ 旅 風 3 票
☆ 家の近くの荒れ地で紅い花を目にしました。
(峰 生) 空に向け…若い人たちは元気でいいね。
(媛 香) 荒れ地に紅い花が目立って気がついたのでしょうネ
     其れも一つしか咲いていないのです。
(高 越) 何の花だろう、藪椿?山茶花?
21 白足袋の館長語る子規のこと 高 越 4 票
(そらまめ)白足袋、着眼点がいいですね。
(浩 風) よく観察してましたね。
(菜の花) 白足袋が物語っていますね
(石の花) 良く白足袋を取り上げましたね。
22 挨拶は「寒いですネ」と始まりぬ 媛 香 2 票
(哲 朗) まだまだこの言葉が出ます。
(そらまめ)そのとおり、同感です。
23 故郷を訪ぬる肩に雪が舞ふ 旅 風 2 票
☆ 故郷が、粉雪で帰郷を歓迎してくれました。
(浩 風) 寒空に訪れたのですね。
(菜の花) 風情がありますネ
24 空に向け拳突き出す寒稽古 2 票
(哲 朗) 気合いが入っていて寒さも吹っ飛びます。
(媛 香) 寒中に武道の稽古です寒さに耐えて子ども達の
     姿が見えます。
25 寒月夜遠くの山も照らしをり 菜の花 1 票
(高 越) :寒々とした風景
26 面取れば主任介護士年の豆 高 越 5 票
(哲 朗) 情景がよく出ています。
( 扇 ) 節分でしょうか 子供に返って楽しいですね
(媛 香) 鬼の面を取れば優しい介護士さん福は内。
(そらまめ)お疲れ様ー。
(浩 風) 思わぬ人の年の豆、いい景ですね。
27 薄氷と見しや予期せぬ厚さかな 哲 朗 2 票
(旅 風) 冬の厳しさを上手くとらえていますね。
( 扇 ) 今年は特に寒く冷たい朝がおおく氷の張ったのを見て
       いると春よこいと言いたくなりますね
28 温々のご飯に割り込む寒卵 媛 香 5 票
(哲 朗) さぞかし卵ご飯美味しそうです
( 扇 ) 熱々の卵ご飯美味しいですね
(そらまめ)こりゃうまいぞなもし。
( 泉 ) 寒卵の季語があるのを知らなかったので新鮮でした。
     さぞや美味しかったことでしょう。
(高 越) 旨そう!元気が出そう!
29 母の忌をしつらふてをり水温む 浩 風 3 票
(旅 風) 母親思いの孝行な方ですね。
(峰 生) 私も遠い昔の春母を亡くし、幾ら悔いても侘しい限りです。
(媛 香) お母様の法事の頃は春なのです。
     水温む季語が合ってるように思いました。
30 春寒や史跡訪ねて小野が里 高 越 2 票
( 泉 ) 小野地域には葉佐池古墳などあちらこちらにありますね、
     私もゆっくり訪れたいと思います。
(石の花) 私もこの度史跡巡りをすることにしました。期待しています。
31 春立つと聞くや大吉心待ち 峰 生 1 票
( 扇 ) 今年はいい年になりそうですね
32 春立つ日良き知らせありほっと息 1 票
( 泉 ) 何の知らせでしょうか?気になりますがうれしい知らせで
        良かったですね!
33 秋高し787の翼の反り そらまめ