紫 陽 花 の コメント
        (9) 焼き芋をほっこり口に冬うらら
             季重ね(焼き芋:冬)(冬うらら:冬)

       
(20) 春近し荒れ地に紅い花ひとつ
             季重ね(春近し:春)(花:春)
      俳句を作ったときのチェック項目
         ① 5・7・5 になっているか。特に中7になっているか
           (指を折って数えてみる)
         ② 季語はあるか(歳時記を見て季語の意味を良く理科いする)
         ③ 季重ねになっていないか。
          ④ 切れ字(名詞切れ)はあるか。
         ⑤ 物(植物・動物・風など)はあるか。
         ⑥ 物が多すぎないか。
          ⑦ あれもこれも言いすぎていないか。
      これだけをチェックしただけで俳句はよくなるものです。
                       大串 章の本から 
互 選 句
平成 27年2月 1日~平成 27年2月20日 投句分
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第 122 回 披 講
番 号 特 選 5 句 俳 号  
悴みて用件一つ言い忘れ  
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16 目の下に広がる瀬戸や黄水仙 石の花
   投票 4 票
21 白足袋の館長語る子規のこと 高 越
   投票 4 票
25 面取れば主任介護士年の豆 高 越  
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28 温々のご飯に割り込む寒卵 媛 香  
   投票 5 票
番 号 入 選 15 句 俳 号  
河豚刺身皿の模様の透けて見ゆ 哲 朗  
節分や老いも若きも福は内 菜の花  
12 春の波亡夫の面影見え隠れ 菜の花  
13 節分の豆拾ひをり番鳩 浩 風  
14 まだ余生5年を見越し日記買ふ 媛 香  
15 椿さん過ぎればそこに春隣  
17 白雪にきらめく連山夢を呼ぶ 峰 生  
18 ことことと畑を守る風車 そらまめ  
20 春近し荒れ地に紅い花ひとつ 旅 風
22 挨拶は「寒いですネ」と始まりぬ 媛 香  
23 故郷を訪ぬる肩に雪が舞ふ 旅 風  
24 空に向け拳突き出す寒稽古  
27 薄氷と見しや予期せぬ厚さかな 哲 朗  
29 母の忌をしつらふてをり水温む 浩 風  
30 春寒や史跡訪ねて小野が里 高 越