互 選 句
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平成 27年3月 1日~平成 27年3月20日 投句分3
番号    投  句 & 選  句    俳 号 得 票
1 若き医師カルテはパソコン黄水仙 媛 香 2 票
( 泉 ) とても生き生きと感じます。
(石の花) 今は、どこの病院もパソコンですね。
2 黄水仙頭をたれて南向き 浩 風  
3 春の雨友の棺に花を添え そらまめ 5 票
(哲 朗) 淋しさが伝わってきます。
( 扇 ) 昨日待での笑い声が目に浮かび寂しさがひとしを
     込み上げてきますね
(峰 生) これが彼との最後の別れと皆痛切のひと時。
(菜の花) 淋しい限りですね
( 泉 ) 泣いているよな春の雨ですね。
4 かさこそと振って確かめ種袋 石の花 3 票
(哲 朗) ついしてしまう仕草です。
(そらまめ)種まきの直前まで封を切れない・・・・・もどかしさ。
( 泉 ) なんとなくほほえましい姿が浮かびます。
     美味しいお野菜、たくさんの収穫がありますように。
5 七十年花の平和よありがとう 峰 生  
6 日差し受け七折の梅訪ねゐて  
7 靄の中見下ろす街の奥消えて  
8 春の空真綿の如く飛行雲 菜の花 3 票
(石の花) 良く観察してますね。
(そらまめ)真綿ねーいい表現です。
(浩 風) 天空に一筋の雲きれいですね。
9 手作りの巣箱かけゐる親子かな 4 票
(哲 朗) 親子の睦ましさが感じ取れます。
(峰 生) 和やかな親子の微笑ましいひとこまですね。
(媛 香) 親子の微笑ましい風景ですが季語がないのが惜しいですね
(浩 風) 微笑ましい親子の作業ですね。
10 種袋ひくきささやきかさこそと 石の花 1 票
(高 越) 面白い表現です
11 ふるさとへ感謝大使伊予蜜柑 旅 風  
☆ 故郷の友へ、感謝を込めて伊予蜜を贈りました。
12 ビフテキの皿にどっかと山笑う? 哲 朗 3 票
(媛 香) どかっと大きなビフテキだったのでしょうね。
     思わず大笑い!(^o^)
(菜の花) ボリュームたっぷり・・・美味しそうですね
(石の花) 豪華なビフテキが目に浮かびます。
13 ゆるゆると目覚める朝の春うらら 3 票
(哲 朗) なかなか目覚めない時季です。
(峰 生) 何時も布団から出にくいナと思う春うららです。
(そらまめ)春眠暁を覚えず。
14 日々伸びる木の芽たくまし菜種梅雨 そらまめ 1 票
(菜の花) これからは一雨毎に草木の生長が早いですね
15 四月馬鹿メールニュースも疑いて そらまめ  
16 海風に舞っては消ゆる春の雪 媛 香 6 票
(哲 朗) 春の雪はあっという間に解けてしまいます。
(旅 風) 雲の表現が巧いですね。
(菜の花) 綺麗な景ですね
(高 越) 儚い春の雪
(浩 風) 春の雪がいいですね。
(石の花) 淡い春の雪を上手く表現しています。
17 法要を終えたるあとの桜かな 浩 風 1 票
(媛 香) 法要の始まる前は何となく気忙しく気が付かなかった桜に
     気が付いた作者さんです。
18 少年のボール追いかけ春の土 哲 朗 2 票
(媛 香) 春爛漫です春の土がいいですね。
( 泉 ) 爽やかなとても気持ちの良い句ですね。
19 筆塚にうすら椿や神の庭 高 越 2 票
(旅 風) 荘厳な状況が目に浮かびます。
(浩 風) いい景ですね。
20 彼岸参り義母の面影遠き今 2 票
(旅 風) 心境がよく分かります。
(峰 生) 遠い故人を偲びひたすらご冥福を祈るのみ。
21 しとしとと雨の中なる黄水仙 浩 風 2 票
( 扇 ) 雨の中を首をたれて淋しそうに咲いている黄水仙ですね
(旅 風) 雨のなかなる・・・に感心しました。
22 つくしんぼちょこんと顔を覗かせり 2 票
(高 越) かわいい表現です
(石の花) ちょこんとがいいですね。
23 菜の花や夢の世界で黄金波 旅 風 3 票
☆ 一面、満開の菜の花の中に居る自分の夢を見ました。
( 扇 ) 土手も一面に黄色の菜の花のじゅうたんで春を呼んで
     いますね 
(菜の花) ロマンチックですネ
(そらまめ)大洲の河川敷など見渡す限りの菜の花畑、まさに黄金波です。
24 震災の祈りに無情梅も散る 峰 生  
25 スーパーの石焼藷の匂い満つ 媛 香  
26 梅の香や巫女に授かる牛の絵馬 高 越 1 票
(媛 香) 天満宮ですね受験生が志望校を絵馬に祈りを込めて。
27 春に入る世に役立たずただ生きて 峰 生 3 票
(媛 香) その様なことはありませんでしょう?
     マイナス思考は行けませんね。
( 泉 ) 今までの人生十分に役立っていますよ!
     これからはゆっくり楽しんで下さいませ。
(石の花) 人生を振り返り懐かしむのでしょう。
28 球根の咲く花期待プランタン 石の花  
29 菜の花や沈む夕日の瀬戸の海 哲 朗 5 票
( 扇 ) 春の海と夕日の瀬戸の海素晴らしいですね
(旅 風) 沈む夕日の情景をよく捉えていますね。
(そらまめ)春だけに見るいい景色です。
(高 越) 学校唱歌に出てくる様な景
(浩 風) きれいな景ですね。
30 大輪の椿ポトリと散る哀れ 菜の花 3 票
( 扇 ) 石鎚椿でしょうか 豪華ですが急に淋しいですね
(峰 生) 最後は人に迷惑かけずこんなにポトリと行けばなどと。
(高 越) 風も無いのにぽとりと首から落ちる椿を見た感じ
31 桜餅天の母へも届けたや 旅 風 3 票
☆ 好物の桜餅を食すると、亡き母のことを思い起こします。
(哲 朗) やさしいですね。
(菜の花) 優しいお気持ちが届くといいですね
( 泉 ) お優しい気持ちがお母さまにもきっと届きますよ。
32 お城下に桜花芽や札の辻 高 越  
33 梅の香のほのかに匂う散歩道 菜の花 6 票
( 扇 ) 梅の木に色々の種類の小鳥が来て花を突いて香りも良く
     散歩が楽しみですね
(峰 生) 美しい散歩道が浮かんできます。
(そらまめ)梅は匂いも楽しめます。
(高 越) いい散歩道ですね
(浩 風) 梅の木の近くの散歩道、いいですね。
(石の花) いい散歩道があるのですよね。
第 123 回 披 講