番号 |
投 句 & 選 句 |
俳 号 |
得票 |
1 |
紫陽花に露ころりんと遊びけり |
泉 |
3 票 |
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(べいこう)露ころりんの言葉の使い方が上手 |
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( 扇 ) よく見かける情景ですね |
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(菜の花) 表現が面白いですね |
2 |
方言の飛び交う足湯梅雨晴れ間 |
哲 朗 |
6 票 |
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(べいこう)足湯でのひとこま目に浮かぶようです。 |
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(浩 風) いいひと時ですね |
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(峰 生) 賑やかで楽しげな一隅がすっと浮かびます。 |
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( 扇 ) 梅雨が晴れる一時の歓びですね |
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(菜の花) 癒しの一時ですネ |
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(石の花) 観光客の故郷、まちまちで方言の品評会みたいですね。 |
3 |
校庭に諸手広げて楠若葉 |
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4 票 |
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(旅 風) 諸手広げて・・・・・巧いですねえ。 |
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(哲 朗) 楠の木は校庭によく植えられて今は大木になっています。 |
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( 泉 ) なつかしい校庭を想い出します。 |
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( 扇 ) 青々とした茂った葉っぱは涼しさを貰いますね |
4 |
片蔭のほっと一息深呼吸 |
哲 朗 |
2 票 |
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(旅 風) 中七と下五に感心しました。 |
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( 扇 ) 散歩の途中の木陰は嬉しいですよね |
5 |
しげさ節駄美声響く船祭り |
べいこう |
1 票 |
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☆ 猟師の声で元気が出ました。 |
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(石の花) 船祭で歌うのは漁師ではないですか。豪勢な光景が伺えます。 |
6 |
へんろ傘地図見入りつつ田舎バス |
峰 生 |
1 票 |
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(そらまめ)歩き遍路の描写、いいですね |
7 |
るいるいとジャンボタニシの赤卵 |
そらまめ |
1 票 |
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(哲 朗) 赤い卵を見ると気持ちが悪くなります。 |
8 |
行く末や心に懸る露曇り |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 老老介護中、この先どうなることやら。 |
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(べいこう)行く末の不安は誰にもあります。元気だして |
9 |
山肌の全面染めしよひらかな(四葩) |
扇 |
3 票 |
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(浩 風) 本当に綺麗に満開ですね。 |
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(媛 香) 山肌全体に紫陽花が咲き誇っている様が見えるようです。 |
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(石の花) 何処の山でしょう、さぞ綺麗なことでしょう。 |
10 |
昼顔や砂塵の中に住まいあり |
べいこう |
3 票 |
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☆ 鳥取砂丘で砂塵の中ピンクの浜昼顔の生命力に感動。 |
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(旅 風) 住まいあり・・・・・に座布団一枚。 |
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( 泉 ) ピンクの浜昼顔は大好きですが、砂塵のお住まいでは |
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ちょっと可哀そうですね。 |
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(石の花) 砂じんの中に住まいを見つけがいいですね。 |
11 |
咲きほこる菖蒲まつりのにぎやかに |
浩 風 |
3 票 |
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(哲 朗) 色とりどりの花菖蒲は綺麗ですね。 |
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(媛 香) 菖蒲園は今満開車いすの介護施設の方やら |
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園児たちやらとても人ひとで賑やかですね。 |
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( 扇 ) 菖蒲は豪華で美しいですね |
12 |
田植機の音に目覚める夜明けかな |
媛 香 |
3 票 |
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(峰 生) ご苦労さんと思いながらも正直未だ眠いね。 |
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( 泉 ) 百姓さんは朝早くからお仕事されますね。 |
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(そらまめ)お百姓さんは朝が早いです。 |
13 |
交差点いつもと違い更衣 |
哲 朗 |
1 票 |
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(媛 香) 行き交う交差点が更衣によって景色が何時もと違っている |
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のに作者は気が付いたのです。 |
14 |
総身で若葉風嗅ぐ山の朝 |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 山の若葉風を全身で思いきり吸いました。 |
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(べいこう)読後の爽快感、山の朝いいですね |
15 |
露涼し庭の雀は跳び走り |
石の花 |
1 票 |
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(媛 香) 露の降りている庭の景色を見ていると雀がチョコチョコ |
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飛び跳ねているのが目に飛び込んできたのです。 |
16 |
余花の雨思い出宿し仰ぎ見る |
べいこう |
3 票 |
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☆ 庭木からの雨にヒントをえました。 |
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(旅 風) 思い出宿し・・・・・に魅かれました。 |
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(峰 生) 見上げながら今年の花見はとあれこれ。 |
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(石の花) 花見の頃を思い出しですね。余花を仰ぎ見るのですか。 |
17 |
雨あがり地面すれすれつばくらめ |
そらまめ |
2 票 |
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(浩 風) よく見かけます。いいですね。 |
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(哲 朗) 燕の飛ぶ様子が良く出ています。 |
18 |
浜の風窓開け放し梅雨晴れ間 |
媛 香 |
2 票 |
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(そらまめ)ドライブでしょうか?気持ちいいですね。 |
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(石の花) 梅雨晴れ間、清々しい気分ですね。 |
19 |
夏草に旧跡の碑は見え隠れ |
峰 生 |
2 票 |
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(旅 風) 芭蕉の名句が重なりました。 |
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(菜の花) 生い茂る景が見えるようです |
20 |
梅雨冷えや寝床の中で大あくび |
石の花 |
1 票 |
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( 泉 ) とてもユーモアがあって好きな句です。 |
21 |
ミニスイカ日ごとにふとるあしたなる |
浩 風 |
1 票 |
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(菜の花) 待ち遠しくお楽しみですね |
22 |
ナツメロの茶摘み幼な日里恋し |
峰 生 |
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23 |
気忙しく田植えの準備耕運機 |
菜の花 |
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24 |
瑠璃色が雨に輝く濃紫陽花 |
そらまめ |
4 票 |
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(べいこう).色の変化をよく観察していらっしゃいます |
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(旅 風) 雨に輝く・・・・・に一票です。 |
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(浩 風) 綺麗ですね。 |
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(媛 香) この一色の紫陽花だけが雨のしずくに輝いて見えているのです。 |
25 |
隣り合う建築工事五月晴れ |
浩 風 |
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26 |
振り分けて玉葱吊す庇かな |
扇 |
4 票 |
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(浩 風) 新玉葱の収穫、よく出来たようですね。 |
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(峰 生) 静かな田舎の一こまが伝わってきます。 |
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(菜の花) 一年の収穫・・・よく見かけます |
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(そらまめ)これ結構たいへんな作業ですよネ。 |
27 |
しぼり柄(がら)花朝顔に梅雨の蝶 |
石の花 |
3 票 |
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(べいこう)名詞を三つ並べて響きがいいですね |
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( 泉 ) めずらしい朝顔に蝶がきて楽しみですね。 |
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(媛 香) しぼり柄の花朝顔って涼しげで新種かしら? |
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紫色かなと想像しています。 |
28 |
更衣心も軽く足軽く |
泉 |
2 票 |
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(哲 朗) 更衣すると活動したくなるような気分になります。 |
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(峰 生) 短い句でも心と体に爽やかな気分でしょうと。 |
29 |
陽は落ちて一声哀しホトトギス |
旅 風 |
1 票 |
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☆ 久しぶりにホトトギスの鳴き声を聞きました。 |
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(菜の花) 夕景の感じがよく出ていますね |
30 |
子ツバメに心残して駅を発つ |
媛 香 |
4 票 |
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(浩 風) もう少し見ていたい気持ち、よくわかります。 |
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(峰 生) 優しい気分がしみじみ感じられます。 |
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( 泉 ) 道後駅にも燕の巣があり雛が大きな口をあけていましたよ。 |
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雰囲気はよくわかります。 |
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(そらまめ)道後温泉駅を思い出します。 |
31 |
田の水にすいと飛び交う夕蛍 |
泉 |
2 票 |
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(哲 朗) あちこちで蛍の便りを聞きます。 |
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( 扇 ) 夕蛍見つけたときは心がワクワクしますよね |
32 |
よく動く散歩の犬よ五月晴れ |
扇 |
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33 |
水面に燕スイーと飛び交ふや |
菜の花 |
1 票 |
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(そらまめ)低空飛行が見事な鳥ですね。 |
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