番号 |
投 句 & 選 句 |
俳 号 |
得票 |
1 |
いとわずに米のとぎ汁花茄子 |
扇 |
1 票 |
|
(べいこう)上5の「いとわずに」が全体を締めています。 |
2 |
大輪の夕顔の白あでやかに |
菜の花 |
1 票 |
|
(そらまめ)花を愛でる気持ちが伝わります。 |
3 |
巡り来る玉音放送吾十歳 |
媛 香 |
1 票 |
|
(菜の花) 遠くなりましたけどお互いに生涯忘れる事は無いでしょうね |
4 |
山笠に命を燃やす博多っ子 |
泉 |
3 票 |
|
(べいこう)命をかける目標、行事があるっていいことです。 |
|
(哲 朗) 豪華な山笠が全速力で街を駆ける様子が目に浮かびます。 |
|
(峰 生) 豪快な山笠男達が浮かびます。 |
5 |
白いくつ鉢巻き締めて球を打つ |
石の花 |
1 票 |
|
(菜の花) 意気込みを感じます |
6 |
石鎚にもたれ湧き立つ雲の峰 |
峰 生 |
5 票 |
|
(べいこう)中七の「もたれ湧きたつ」がこの句の中心。 |
|
(哲 朗) 壮大な積乱雲の様子が良く出ています。 |
|
( 扇 ) 今年は梅雨が長く夏らしい雲もあまり見かけないですね |
|
( 泉 ) 梅雨明けになったとたんに大入道雲が張り出しましたね! |
|
(そらまめ)中7気に入りました。 |
7 |
浮いて来い迎え火焚いて妣(はは)想う |
石の花 |
2 票 |
|
(菜の花) お優しいですね |
|
(浩 風) 迎え火とともに昔を懐かしんでいるんですね。 |
8 |
梅雨荒れて大雨降らし去りにけり |
泉 |
1 票 |
|
( 扇 ) 雨の多い七月です |
9 |
ポンという音もいっしよにラムネ飲む |
哲 朗 |
5 票 |
|
(菜の花) 面白い発想・・・懐かしいですね |
|
(峰 生) 水分を大いに撮って熱中症を撃退しよう。 |
|
(媛 香) ラムネの音も一緒に飲むと言うおもしろい表現ですね。 |
|
( 泉 ) ポンという音がいいですね!ラムネも昭和の時代を思い出します。 |
|
(そらまめ)懐かしい。 |
10 |
夕涼やベールを剥がす冥王星 |
そらまめ |
2 票 |
|
(石の花) 冥王星の姿、見ました。ベールが剥がされましたね。 |
|
(べいこう)「ベールを剥がす」なかなか言葉遣いが上手。 |
11 |
生ビール悲喜こもごものお伴なる |
扇 |
|
12 |
水田に街の灯映しロマンなり |
菜の花 |
2 票 |
|
( 扇 ) ロマンチックな光景ですね |
|
(媛 香) 水田に移るネオンの灯かりは綺麗ですネ。 |
13 |
紫陽花は乙女はじかみ妍(けん)競う |
峰 生 |
1 票 |
|
(石の花) 紫陽花が乙女のように美しさを競って咲いてますね。 |
14 |
売られ行く牛を見送る凌霄花(のうぜんかずら) |
べいこう |
3 票 |
|
☆ 凌霄花の下を牛が引かれている姿。 |
|
(浩 風) 昔の景を思い出しますね。 |
|
(峰 生) 淋しい農村の別れの一コマですね。 |
|
(媛 香) 牛を飼育している家に凌霄花か満開なのでしょう。 |
15 |
友よりの桃とどきたる夕べかな |
浩 風 |
1 票 |
|
(哲 朗) 美味しく頂いたことでしょう。 |
16 |
夕蛍情けの川へ飛びにけり |
泉 |
1 票 |
|
(峰 生) 情熱を見つめる人はのんびり。思えば皮肉だね。 |
17 |
紫陽花や花火の如き花開く |
そらまめ |
1 票 |
|
(媛 香) 紫陽花は華やか花火が打ち上がった瞬間のように見えます。 |
18 |
蓮の葉に雫をのせて万華鏡 |
石の花 |
4 票 |
|
(哲 朗) 雫が光る様子を万華鏡に例えたところが良いと思いました。 |
|
(菜の花) 神秘的ですね |
|
(媛 香) 蓮の葉に雫がころころと転がっている、万華鏡のようだ。 |
|
( 泉 ) 朝早くの蓮の葉に夕べの雫が残っておいr万華鏡が美しいですね。 |
19 |
独り言引いて毟れど夏の草 |
媛 香 |
3 票 |
|
(峰 生) 独り言の間に夏草はどんどん伸びる。困るね。 |
|
( 泉 ) 年をとるとよく独り言をブツブツと、いくらブツブツ云っても |
|
すぐに草は生えてきて大変! |
|
(石の花) いくらむしっても夏草は元気がいいですね。 |
20 |
草取りに鳥の寄り来る空の青 |
浩 風 |
1 票 |
|
(そらまめ)草がなくなるとミミズなどが取りやすくなるのでしょう。 |
21 |
蓮池や語る足元鯉の群れ |
べいこう |
2 票 |
|
☆ 蓮を見入っていると足元に鯉がやってきました。 |
|
( 扇 ) 鯉も団体で泳いで水しぶきもすごいですね |
|
(浩 風) 静かな想いの景ですね。 |
22 |
酢漿草(かたばみ)の種はじけ飛び庭に咲き |
媛 香 |
2 票 |
|
(哲 朗) かたばみが庭にはびこっている様子がわかります。 |
|
( 扇 ) 予期せぬ所に可愛い花が咲いていると嬉しいですね |
23 |
声かける女鵜匠は手で合図 |
哲 朗 |
3 票 |
|
(べいこう)しぐさが可愛らしいですね |
|
(媛 香) 女鵜匠がいるのですね。鵜匠は男性ばかりと思って居ました。 |
|
(石の花) 女性の鵜匠、観光にはもってこいですね。 |
24 |
ピーナツの花の黄色く咲きにけり |
浩 風 |
1 票 |
|
( 泉 ) ピーナツの花は見たことがないのですが、黄色の花って |
|
きれいですね。 |
25 |
青山へ青田の波の続く道 |
そらまめ |
3 票 |
|
(哲 朗) 情景が良く出ています。 |
|
( 扇 ) 天気の良い日でしょうか何時までも歩きたいですね |
|
(浩 風) 田舎のいい景ですね。 |
26 |
ありし日を語り酔いしれ三尺寝 |
べいこう |
3 票 |
|
☆ 退職後尋ねてきた友人と積もる話で盛り上がりました。そのまま |
|
折り重なるように寝込んでしまいました。 |
|
(浩 風) いい昼寝時ですね。 |
|
(峰 生) いい気分ですね。へそを出してたら夏風邪ですよ。 |
|
(石の花) 楽しい一時、なんと極楽極楽。 |
27 |
生ビール気分は良いと妻も飲む |
哲 朗 |
2 票 |
|
(菜の花) 仲睦まじい事~~いつまでもご一緒に飲めますように・・・ |
|
(石の花) こんな光景にあやかりたいものです。 |
28 |
梅雨晴れ間浜辺の子らの砂の城 |
峰 生 |
2 票 |
|
(浩 風) 砂遊びの子等の作品いいですね。 |
|
(そらまめ)楽しそうですね。 |
29 |
湧くごとく入道雲のたくましさ |
菜の花 |
3 票 |
|
(べいこう)この句で暑い夏が乗り切れそうです。 |
|
( 泉 ) たくましく入道雲がわいてきますね! |
|
(そらまめ)真夏のシンボルですね。 |
30 |
冷酒を猪口でいただく老いた身は |
扇 |
|