番号 |
投 句 & 選 句 |
俳 号 |
得票 |
1 |
山百合や法面に咲く松山道 |
媛 香 |
1 票 |
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(峰 生) 私も山百合を見ながら、お盆の里帰りです。 |
2 |
さりげなく会話途切れしソーダ水 |
哲 朗 |
4 票 |
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(そらまめ)若いアベックでもよし、ジジババでもよし、 |
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ほのぼのする句です |
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(媛 香) ちょっと話題に詰まったときにソーダー水を |
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ゴックンとね、 |
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(峰 生) 何となく間が持てなくてソーダ水。判るね。 |
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( 泉 ) ソーダ水がきいてますね。 |
3 |
霧深し引き揚げ船で母国の地 |
石の花 |
1 票 |
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(媛 香) 敗戦から70年今はもう遠い思いで深き事ですね。 |
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初めて踏む母国の地何十万人の人々が外地からです。 |
4 |
手花火のじいじもはしゃぎ時忘れ |
媛 香 |
5 票 |
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(哲 朗) 光景が目に浮かびます。 |
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( 扇 ) お孫さんとの夏の楽しい一時ですね |
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(そらまめ)童心にかえり、楽しいです。 |
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(菜の花) 年齢も忘れお孫さんとの楽しいひと時でしたネ |
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( 泉 ) 楽しかったお孫さんとの夏休みの様子がうかがわれます。 |
5 |
子ら帰り居間広々と法師蝉 |
そらまめ |
5 票 |
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(べいこう)帰省子の帰った後の寂しさとホッとした気分 |
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伝わってきます。 |
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(哲 朗) 淋しさを感じます。 |
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(浩 風) やっと落ち着いた感じですね。 |
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(菜の花) 静かな元の生活に戻られ、ホッとしたような |
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寂しいような・・・ |
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(石の花) 急に寂しくなりますね。ホッとしますがね。 |
6 |
青嵐妻の手を引く遍路道 |
べいこう |
2 票 |
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☆ 遍路道での出来事です。 |
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(浩 風) 森林の中の風、妻の手を引く・・・・・いいですね。 |
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(菜の花) 仲睦まじい事、お大師様も微笑んで居られる事でしょう・・・ |
7 |
蓮の実にネットかけある寺苑かな |
浩 風 |
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8 |
赤とんぼ川辺すいすい飛び交うや |
菜の花 |
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9 |
無音なる昼のひととき大暑なる |
扇 |
4 票 |
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(浩 風) 昼のひととき無音になるがいいですね。 |
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(そらまめ)あまりにも暑いので、時が止まっている感じですね。 |
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(峰 生) ともかく暑いですわ。 |
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(石の花) 無音なるで夏の暑さを倍増で感じますね。 |
10 |
明日には散るらし蓮の花に立つ |
浩 風 |
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11 |
炎天下自転車通学ヘルメット |
媛 香 |
4 票 |
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(哲 朗) 学生の元気な様子が出ています。 |
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( 扇 ) ヘルメットをつけて自転車に乗っている高校生を |
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見ると安心します |
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(そらまめ)自転車のヘルメット急に増えました。 |
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( 泉 ) 暑い夏ですがヘルメットは必須ですね。 |
12 |
家族旅金魚も連れて高速路 |
そらまめ |
3 票 |
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(媛 香) 金魚も連れて旅行に行と言う。金魚も家族の |
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一員なのですね。 |
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(菜の花) 金魚も波打つ水槽に喜んだことでしょう |
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お優しいですね |
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( 泉 ) 優しい家族ですね、金魚も喜んでいるかな? |
13 |
夕焼けや母国に向かう船の旅 |
石の花 |
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14 |
ゆるゆると風に吹かれし案山子かな |
泉 |
5 票 |
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(べいこう)案山子も少なくなりました。ゆるゆるの表現が |
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いいです。 |
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(哲 朗) 田んぼの番人ご苦労さん。 |
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( 扇 ) 最近の案山子もこっていて素晴らしくどんな格好を |
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している案山子かと思ってしまいます |
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(菜の花) 案山子も珍しくなり、のんびりとした景が |
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浮かぶようです |
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(石の花) 案山子も余り見かけなくなりましたが秋風ですか。 |
15 |
盆供養まご黙々と墓掃除 |
菜の花 |
4 票 |
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(べいこう)祖父と孫さんの微笑ましい姿に投票。 |
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(浩 風) 孫が墓掃除、いいですね。 |
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( 扇 ) なかなかよくできたお孫さんですね |
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( 泉 ) 小さいお孫さんもお墓掃除を一緒にできることはうれしいですね。 |
16 |
緋メダカの泳ぐ池なり陰つれて |
浩 風 |
3 票 |
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( 扇 ) きれいな川でしょうね 可愛い光景です |
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(そらまめ)陰つれてが面白い |
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(峰 生) 陰が傘になってくれたら、もっと涼しいのにね。 |
17 |
クマゼミの末法知らず絶叫か |
扇 |
1 票 |
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(媛 香) 蝉の一生涯の短きこと蝉は知らず哀れですね。絶叫す。 |
18 |
立秋と聞けばにんまりばてた身に |
峰 生 |
1 票 |
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(べいこう)猛暑はもう結構よくわかります。 |
19 |
金魚鉢置けば懐かし古机 |
べいこう |
1 票 |
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☆ 普段盆栽が乗せてありますが、金魚鉢を |
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置いたところ急に学生時代を思い出し |
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一句作りました。 |
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(峰 生) 小道具が揃えば自ずから昔が偲ばれるでしょう。 |
20 |
せせらぎの波音ちかし夾竹桃 |
泉 |
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21 |
朝夕に夏の峠は無事越えて |
峰 生 |
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22 |
水を打つ静かな露地に風ひとつ |
べいこう |
4 票 |
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☆ 早朝の水撒きにそよと風を感じ取りました。 |
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(哲 朗) 一時の涼しさを感じます。 |
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(そらまめ)風ひとついいです。 |
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(菜の花) 清涼感がありますね |
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(石の花) 懐かしい涼しさですね。風一つがいいですね。 |
23 |
餅肌を鳥肌にして海水浴 |
哲 朗 |
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24 |
物忘れ夏の暑さになお増せり |
峰 生 |
2 票 |
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(べいこう)人の名前が出ずに困っています。 |
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(媛 香) 全くその通りですね。暑さに脳の回線が変になります。 |
25 |
竹婦人夢で逢いたい過去の人 |
石の花 |
3 票 |
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(哲 朗) いい夢を見ましたか。 |
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(媛 香) 竹婦人艶めかしい季語。抱いて寝ると涼しいらしく |
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フット過去のことを思い出したのでしょうね。 |
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(峰 生) 古婦人での夢抱き。悪くないですナ。 |
26 |
熊蝉のひとしきり鳴き消えにけり |
扇 |
2 票 |
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(浩 風) 蝉の鳴き声がぱたっと止む、ほんと不思議ですね。 |
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(石の花) まさか命が尽きたのではないでしょうね。 |
27 |
かなかなと耳にし昼寝今日も暮れ |
泉 |
1 票 |
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( 扇 ) この夏は暑くてごろ寝で一日が過ぎます |
28 |
校門に暑さ負けじと夾竹桃 |
菜の花 |
1 票 |
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(べいこう)夾竹桃の強さがわかります |
29 |
朝風やつくつくぼうし札所寺 |
そらまめ |
1 票 |
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(浩 風) 寺の境内も、もう秋ですね。 |
30 |
昼食のカレーライスや秋暑し |
哲 朗 |
2 票 |
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( 泉 ) 辛めのカレーライスが暑さを増します。 |
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(石の花) 秋暑しとカレーライスがよくあっています。 |
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