紫 陽 花 の コメント
     残暑まだ厳しい時候です。油断をせずに
       体調を整えて元気でおりましょう。
     ◇ 6 番  季重ね。(青嵐)夏 (遍路道)春
     ◇ 15 番  季重ね。(盆)秋 (墓掃除)秋
     ◇ 27 番  季重ね。(かなかな)秋 (昼寝)夏
     ◇ 28 番  季重ね。(暑さ)夏 (夾竹桃)夏
  季語と省略 俳句は省略の詩であります。俳句は十七字であってその中に季語が含まれて
 いなければなりません。その季語が何十字にも等しい働きをしているのであります。
 言いかえると、一つの季語は何十字にも相当意味を省略したものと言えます。
 松本巨草の本より  
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平成 27年8月 1日~平成 27年8月20日 投句分
番 号 特 選 5 句 俳 号  
さりげなく会話途切れしソーダ水 哲 朗  
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手花火のじいじもはしゃぎ時忘れ 媛 香
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子ら帰り居間広々と法師蝉 そらまめ
   投票 5 票
無音なる昼のひととき大暑なる  
   投票 4 票
14 ゆるゆると風に吹かれし案山子かな  
   投票 5 票
番 号 入 選 15 句 俳 号  
山百合や法面に咲く松山道 媛 香  
霧深し引き揚げ船で母国の地 石の花  
青嵐妻の手を引く遍路道 べいこう  
11 炎天下自転車通学ヘルメット 媛 香  
12 家族旅金魚も連れて高速路 そらまめ  
15 盆供養まご黙々と墓掃除 菜の花  
16 緋メダカの泳ぐ池なり陰つれて 浩 風  
17 クマゼミの末法知らず絶叫か  
19 金魚鉢置けば懐かし古机 べいこう
22 水を打つ静かな露地に風ひとつ べいこう  
24 物忘れ夏の暑さになお増せり 峰 生  
25 竹婦人夢で逢いたい過去の人 石の花  
26 熊蝉のひとしきり鳴き消えにけり  
29 朝風やつくつくぼうし札所寺 そらまめ  
30 昼食のカレーライスや秋暑し 哲 朗  
 
紫陽花
互 選 句
第 128 回 披 講