紫 陽 花 の コメント |
朝夕涼しく大変気持ちのよい季節になりました。 |
これを満喫して、発句を楽しみましょう。 |
◇ 12 番 季無し 季語がありません。 |
北豪雨南青天いつ我が身 |
省略の方法 俳句は短いからこそ人の心に染み渡り、感動を多くの人に伝えることができ るのです。俳句は無駄なものを削るだけでなく、必要なものも削って削って単純化するのです。 ここで「単純化」と言いましたが、単純化というのは単純なことを、単純に表現するというのでは ありません。複雑なこと、深いことを単純に表現することが単純化なのです。 |
松田ひろむの本より |
番 号 | 特 選 5 句 | 俳 号 | |
10 | 早朝のぎんなん落つる散歩道 | 浩 風 | |
投票 6 票 | |||
11 | 鈴虫や四拍子にて歌いおり | そらまめ | |
投票 3 票 | |||
27 | 無人駅降り立つ先に曼珠沙華 | 哲 朗 | |
投票 5 票 | |||
28 | 向日葵や栄枯盛衰果てて伏す | 峰 生 | |
投票 3 票 | |||
30 | 刈田あとカラス雀や鳩群れて | 媛 香 | |
投票 4 票 | |||
番 号 | 入 選 15 句 | 俳 号 | |
1 | ちりはたき秋の風鈴おさめけり | べいこう | |
3 | 年配のグランドゴルフ秋高し | 浩 風 | |
4 | 盆の月雲の間に間に見え隠れ | 菜の花 | |
5 | 高原のコスモス揺らぎ波打って | 媛 香 | |
6 | 秋の暮一人さびしく夕餉とり | 泉 | |
8 | かき氷旗振れるだけ店終い | 峰 生 | |
9 | 秋惜む施設の部屋に車いす | 石の花 | |
13 | 長き夜やいろは唄なぞ読み明かす | べいこう | |
14 | ほろ酔いの友の足元虫の声 | 哲 朗 | |
16 | 災害に疲れ果てたる秋さびし | 泉 | |
17 | 衣被羽化の如きにむきにけり | 哲 朗 | |
18 | 爽やかに競ふ俳人高校生 | 媛 香 | |
20 | 稲木干し青空高く風にゆれ | 泉 | |
23 | 手作りの月見団子を供えたり | 扇 | |
29 | 畑仕事畦で一服曼珠沙華 | そらまめ | |