平成28年 2月1日~平成28年 2月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
番 号      選   句 俳 号 得 票
1 永らえて孫から貰ふお年玉 媛 香 4 票
(べいこう)孫からのお年玉情景が良く出ています。
(そらまめ)いいですねー。
( 泉 ) うれしいお年玉、いつまでもお元気でいて下さいませ。
(石の花) 孫から歳玉もらう嬉しいことですね。
2 手拍子で熊手が売れる椿さん そらまめ
☆ 椿祭りの縁起笹、売れるたびに大きな手拍子が響きます
3 紅梅の向こう白梅山の径 3 票
(べいこう)紅白の梅の対比が良いと思います。
(哲 朗) 観梅の様子がうかがえます。
(浩 風) いい景ですね。
4 冴返る物置き整理すませたる 浩 風 1 票
(媛 香) 冴え返る日々整理済ませてホット一息ですね。
5 重ね着や喋る廊下の血圧計 高 越 1 票
(峰 生) 廊下の病友を血圧計 でまとめる面白さ上手いですね。
6 きさらぎやまだ黒々と遠木立 哲 朗 1 票
(高 越) 近づけば冬木に芽かも知れないが、遠く離れて
     眺めると未だ黒々とした寒そうな景が見えます
7        マテガイ
飛び出した馬刀貝つかみエイと抜く
そらまめ 4 票
☆ 引き潮の馬刀貝の穴に塩を振ると馬刀貝が出てきます、その瞬間に
捕まえて引き剥きます、馬刀貝取りの醍醐味です
(べいこう)馬刀貝をエイと抜く感じが分かりやすい。懐かしい貝ですね
(哲 朗) 素早い動作が目に浮かびます。
( 泉 ) まて貝はきれいな貝ですよね。活きの良い貝の様子がわかります。
(石の花) 馬刀貝の取り方子供の頃聞かされました。懐かしいですね。
8 病む人の齢(よわい)かさねて寒椿 石の花 1 票
( 泉 ) 病む人と寒椿の取り合わせがお上手ですね。
     早く回復なされますようにお祈りいたします。
9 春祭り賑わいよそに月下弦  峰 生 1 票
(べいこう)祭りと月取り合わせが良いですね。
10 マラソンや寒さ吹き飛ぶ走り込み 2 票
(哲 朗) 盛り上がりが感じ取れます。
(浩 風) 愛媛マラソン素晴らしかったですね。
11 春風に雀群飛び旋回す 媛 香 2 票
( 扇 ) 散歩をしていた雀の群衆によく会いますすさましいですね
(そらまめ)最近は雀が少なくなったと言われていますが。
12 春の川小さき魚のゆらぎをり 浩 風 2 票
( 扇 ) 何の魚でしょうかお昼は少し河も暖かくなっているのでしょうか
( 泉 ) のどかな春のせせらぎが目に浮かびます。
13 ありし日の人偲ばせて水仙花 べいこう 3 票
(浩 風) 心に残る想い出の花,いいですね。
(峰 生) 水仙lとだけであの人をジーンと偲ぶ。ロマンですね。
(石の花) 初恋の人ですか、懐かしいですね。
14 しもやけの靴を嫌がる小指かな 高 越 3 票
(哲 朗) その気持ちはよくわかります。
( 泉 ) ちょっとこっけいですね!
(石の花) 小指の擬人化面白いですね。
15 山径の梅の古木の咲きほこる
16 蝋梅や足弱くなり散策す 石の花 3 票
(峰 生) 春先。この蝋梅を見付けた頃は足も元気だったよ。と。
( 扇 ) 梅の花と香りに誘われて元気をもらいますね
(媛 香) 探梅に足腰の衰えに気づくこの頃です。
17 一歩ずつ踏む霜の道老い未だじゃ 峰 生 1 票
(高 越) 「老い未だじゃ」が元気で面白い!
18 鈴の音の巫女選りくれし熊手かな べいこう 2 票
(浩 風) いい熊手が手に入りましたね。
(媛 香) 縁起物の熊手を巫女さんが選りぬいて渡してくれたのですね。
19 春あらし健やかにして暮らしゆく 石の花 1 票
(峰 生) 早春の風は時に荒れるね。でも皆元気で頑張ろう。
20 立春や昨夜おかれた辻の豆 哲 朗 2 票
(そらまめ)節分の風物詩
(媛 香) 節分に厄落としのために辻に豆を置くと昔教えられました。
21 妻と行くぼけの花咲く散歩道 浩 風 4 票
(べいこう)妻との散歩の仲むつまじいとこがいいですね。
( 扇 ) 何か身近に感じる私達です
(そらまめ)花の少ない時期、赤々と目立ちます。
( 泉 ) 仲良くお散歩とはごちそうさま。
22 練り上げし秀句(?)一瞬大嚔(くさめ) 高 越 2 票
(哲 朗) 風邪の前触れかも要注意。
(媛 香) どんな俳句でしょう繰り上げし秀句がいいですね。
     驚いて大くさめですか?
23 山男夜明けの頂上雪景色 2 票
(峰 生) 若い頃は、あれがブロッケン現象だとか石鎚山頂の
        朝明けでした。
(石の花) 頂上からの景色素晴らしいことでしょう
24 燦々と畑一面に光る霜 媛 香 2 票
(そらまめ)朝日を浴びてきれいですね。
(高 越) 霜の朝のキラキラ光る美しい景が見えます
25 待ち切れぬ春待たされし遠き日々 峰 生 1 票
(べいこう)待ちきれぬ春への思いが伝わります。
26 梅の香を胸いっぱいに山下りる 哲 朗 4 票
(浩 風) いい景ですね。
(そらまめ)梅の香り、いいですね。
(媛 香) 梅の香を深呼吸しながら下山をしたのでしょう。
(高 越) 観梅を堪能した下り道。実際は帰り道の様ですが
     私的には香を楽しみながら登る方が前・先が有るのではと?
27 お忍びの渡御の神輿や宵椿 そらまめ 1 票
☆ 境内を出るまでは、一切物音をたてません。椿祭り中日の夜の行事です。
(浩 風) いい行事、いい景ですね。
28 鶯宿(おうしゅく)と名のつく梅の三分咲き 1 票
(高 越) 鶯が宿る梅とはどんな梅の木だろうか?
29 豆撒きや鬼にメールで帰路急げ べいこう 4 票
(哲 朗) 我が家も豆撒き始まるよ。
(峰 生) 豆まきも今はメールの題材で、変わったものだと思います。
( 扇 ) 鬼もメール読んでいるのでしょうか
(石の花) 鬼にメールがいいですね。お父さんですか。
30 渓谷のつらら青々陽の光 2 票
( 扇 ) 今年は写真やテレビでも見るようにツララもダイナミックで
        綺麗でしょうね
(高 越) 以前に訪れた滑川渓谷の氷柱の景が浮かびました。
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第 134 回 披 講