
| 番 号 | 選 句 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | 春風や堀めぐり行く手こぎ舟 | 浩 風 | 2 票 |
| (哲 朗) 情景がよく出ています。 | |||
| (峰 生) 静かな船の様子が美しく目に浮かばようです。 | |||
| 2 | 胸に舞う天女の姿春夕焼け | 扇 | |
| 3 | もらったよ虎杖(いたどり)抱え妻帰る | そらまめ | 3 票 |
| (哲 朗) 奥さんの笑顔が浮かびます。 | |||
| ( 泉 ) いたどりは美味しいですよね、私も大好きです。 | |||
| (高 越) 奥様の嬉々とした顔が、、、 | |||
| 4 | 妻とみる千本ぼたん鐘一打 | 浩 風 | 3 票 |
| (べいこう)千本と一打の取りあわせがいいですね。 | |||
| (石の花) どこかの寺院でしょうか、ボタンの名所を、鐘一打の | |||
| とり合わせがいいですね。 | |||
| (高 越) 下五で分かる牡丹寺 | |||
| 5 | 四月馬鹿嘘と知りつつ嘘を聞く | 哲 朗 | 5 票 |
| (そらまめ)エイプリルフールを楽しんでいますね。 | |||
| (媛 香) 滑稽で分かるようなお句です。 | |||
| (菜の花) 嘘と知りつつ・・・楽しい一日でしたネ | |||
| ( 泉 ) 楽しくなりました。 | |||
| (石の花) ユーモアたっぷりの句ですね。 | |||
| 6 | 春泥をひょいと跨いで気にかかる | べいこう | 1 票 |
| ( 泉 ) 春ですね。 | |||
| 7 | 陽炎に足取られたる親子連れ | 哲 朗 | 2 票 |
| ( 扇 ) 賑やかに歩いている様子が見えます | |||
| (そらまめ)陽炎に足とられたる・・・・見事です。 | |||
| 8 | 天守より花の松山俯瞰(ふかん)して | 扇 | 3 票 |
| (浩 風) 高所から見る松山市内 いい景でしょうね。 | |||
| (哲 朗) 天守閣から城下町眺めている様子がわかります。 | |||
| ( 泉 ) 天守からの眺めはさぞや爽快で美しかったことでしょうね。 | |||
| 9 | 囀りて雑草揺らし飛び立ちぬ | 媛 香 | |
| 10 | 蓮華(れんげ)田や寝転んでみる我が宇宙 | そらまめ | 8 票 |
| (べいこう)大変懐かしい句です。今蓮華もあまり見かけなくなりました。 | |||
| ( 扇 ) ゆっくりと昼寝がしたくなりますね | |||
| (浩 風) のんびりと寝転ぶいいですね。 | |||
| (哲 朗) 寝転んでのんびりと空を眺めている様子がうかがえます。 | |||
| (媛 香) 我が宇宙と言うスケール大の表現が良いですね。 | |||
| (菜の花) 自然の風景の中、空想もいいですネ | |||
| ( 泉 ) レンゲ草の中で寝転んで、アルプスの少女?少年?のようですね! | |||
| 自分だけの世界でしたでしょう。 | |||
| (高 越) スケール大 | |||
| 11 | 菜花雨や雨の岩戸も上機嫌 | べいこう | |
| 12 | 春うらら北の国まで新幹線 | 泉 | 3 票 |
| ( 扇 ) テレビの人々の笑顔私達まで嬉しくなります | |||
| (峰 生) 北海道まで便利になったですね。松山も早く生きてる間に何とか。 | |||
| (菜の花) 四国はいつの事でしょう? | |||
| 13 | 公園のベンチに二人花筏 | 石の花 | 2 票 |
| (そらまめ)、いいスケッチです。 | |||
| (浩 風) いい景ですね。 | |||
| 14 | 天地人花に紛れて仁王門 | 峰 生 | |
| 15 | 山道に道案内の雲雀鳴く | べいこう | 2 票 |
| (そらまめ)鳴き続ける雲雀、道案内のように。 | |||
| (菜の花) のどかな風景ですネ | |||
| 16 | 陽炎やバイク飛ばして消えて行く | 石の花 | 1 票 |
| (媛 香) 陽炎の中ゆらゆらと走り去るバイク、消えて行くようだと | |||
| 情景を詠でいるところが良いですね。 | |||
| 17 | 見あげたる余生幾ばくこの花と | 峰 生 | 4 票 |
| (べいこう)しんみりとしたいい句です。花からいろいろ人世が読み解かれます。 | |||
| (浩 風) ちょっと寂しい気がしますが 思いは同じです。 | |||
| (菜の花) これからもお元気でまだまだ眺めて下さい | |||
| (石の花) 感無量ですね。 | |||
| 18 | 桜咲く満面笑みの花見会 | 菜の花 | 1 票 |
| (峰 生) 家族と一緒の花見が良いですね。 | |||
| 19 | 桜散る流れに沿いし花筏 | 泉 | 1 票 |
| (菜の花) 綺麗な句ですね | |||
| 20 | はらはらと川面を埋める桜かな | 媛 香 | 2 票 |
| ( 扇 ) 毎年ながら良い光景ですね | |||
| (哲 朗) 桜の花の散る情景がよく出ています。 | |||
| 21 | 昼間より一人静かに花見酒 | 扇 | 2 票 |
| (そらまめ)一人の花見、ちびりちびりと。 | |||
| (高 越) 花見の場所取り番人か? | |||
| 22 | 門前に妻とパンジー植えて嬉々 | 峰 生 | 1 票 |
| (石の花) 二人で楽しく植田のですね。嬉々がいいです。 | |||
| 23 | 花びらのかさをふみつつ登りゆく | 浩 風 | 1 票 |
| ( 扇 ) 桜の花絨毯でしょうか幸せそうですね | |||
| 24 | 緑風に白きお城も見え隠れ | 菜の花 | 1 票 |
| (媛 香) 新緑の緑と白きお城のコントラストが風に揺れて美しい。 | |||
| 25 | 揚げ雲雀せわしく鳴くも姿なし | そらまめ | 4 票 |
| (浩 風) 今頃 あまり見ませんね。 | |||
| (哲 朗) 天高く揚がった雲雀の姿はなかなか見つけられないです。 | |||
| (峰 生) 揚げひばりの長閑な声はともかく姿や巣は全く見たことないです。 | |||
| (石の花) 近頃は麦畑も少なく雲雀の囀りもあまり聞かなくなりました。 | |||
| 26 | 南窓全開すれば目に青葉 | 媛 香 | 1 票 |
| (べいこう)素敵な場所にお住まいですね。 | |||
| 27 | 緑陰や我が一生のたたずまい | 石の花 | 1 票 |
| ( 泉 ) どっしりと重みを感じる俳句ですね。 | |||
| 28 | 城山の桜の下で舞い扇 | 泉 | |
| 29 | 山笑うわんぱく坊主秘密基地 | 哲 朗 | 4 票 |
| (峰 生) 山笑うの季語そのもの。童心一筋の思い出は皆同じでしょう。 | |||
| (べいこう)少年時代は誰でも遊びの場所がありました。懐かしい。 | |||
| (媛 香) 微笑ましく腕白坊主良いですね。今でも秘密基地が。 | |||
| (高 越) 秘密基地やりました。私も子も孫も | |||
| 30 | 行く春や続く余震にいつ我が身 | 菜の花 | 5 票 |
| ( 扇 ) いつまでも元気でいましょう | |||
| (そらまめ)熊本、大分気の毒です。 | |||
| (媛 香) ほんとに怖いですね。 | |||
| いざとなったら着の身着のままで飛び出すでしょうね。 | |||
| (峰 生) 南海大地震なんて絶対こんなことならないように。 | |||
| (高 越) 断層続きの伊方原発が心配 | |||
| 31 | 雀の鉄砲鳴らす少女のおちょぼ口 | 高 越 | 2 票 |
| (浩 風) 懐かしいですね。 | |||
| (石の花) めずらしい光景ですね。どんな音がしたのでしょう。 | |||
| 32 | 義母(はは)見舞う留守家に凛と松の芯 | 高 越 | |
| 33 | 鑑賞を終えし窓辺の楠若葉 | 高 越 | 1 票 |
| (べいこう)鑑賞を終えて感性を宿したところでの一句。結構です。 | |||