平成 28年 4月 1日~平成 28年 4月20日 投句分
第 136 回 披 講
紫 陽 花 の コメント |
熊本地方の大震災お見舞い申し上げます。 |
被災された方々の悲しみお察し致します。 |
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今回は、良い句が多いので入選20句にしました。 |
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今回は、基本の基本、音数の数え方について |
少し述べてみましょう。 |
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◇ 初 夏 2音 |
☆ 小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」は、音数に |
◇ 河 童 3音 |
数えない。 |
◇ 集会所 5音 |
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◇ チュ-リップ 5音 |
☆ 小さい「っ」や「-」は、一音に数える。 |
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本句会 巻頭の俳句の作り方を参考にして下さい。 |
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番 号 |
特 選 5 句 |
俳 号 |
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10 |
蓮華(れんげ)田や寝転んでみる我が宇宙 |
投票 8 票 |
そらまめ |
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5 |
四月馬鹿嘘と知りつつ嘘を聞く |
投票 5 票 |
哲 朗 |
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30 |
行く春や続く余震にいつ我が身 |
投票 5 票 |
菜の花 |
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17 |
見あげたる余生幾ばくこの花と |
投票 4 票 |
峰 生 |
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25 |
揚げ雲雀せわしく鳴くも姿なし |
投票 4 票 |
そらまめ |
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番 号 |
特 選 20 句 |
俳 号 |
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29 |
山笑うわんぱく坊主秘密基地 |
哲 朗 |
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8 |
天守より花の松山俯瞰(ふかん)して |
扇 |
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12 |
春うらら北の国まで新幹線 |
泉 |
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3 |
もらったよ虎杖(いたどり)抱え妻帰る |
そらまめ |
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4 |
妻とみる千本ぼたん鐘一打 |
浩 風 |
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1 |
春風や堀めぐり行く手こぎ舟 |
浩 風 |
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7 |
陽炎に足取られたる親子連れ |
哲 朗 |
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13 |
公園のベンチに二人花筏 |
石の花 |
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15 |
山道に道案内の雲雀鳴く |
べいこう |
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20 |
はらはらと川面を埋める桜かな |
媛 香 |
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21 |
昼間より一人静かに花見酒 |
扇 |
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31 |
雀の鉄砲鳴らす少女のおちょぼ口 |
高 越 |
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6 |
春泥をひょいと跨いで気にかかる |
べいこう |
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18 |
桜咲く満面笑みの花見会 |
菜の花 |
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19 |
桜散る流れに沿いし花筏 |
泉 |
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22 |
門前に妻とパンジー植えて嬉々 |
峰 生 |
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23 |
花びらのかさをふみつつ登りゆく |
浩 風 |
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26 |
南窓全開すれば目に青葉 |
媛 香 |
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27 |
緑陰や我が一生のたたずまい |
石の花 |
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33 |
鑑賞を終えし窓辺の楠若葉 |
高 越 |
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