
| 番 号 | 選 句 | 俳 号 | 得 票 |
| 1 | あおがえるきょとんと首をかしげたる | 石の花 | |
| 2 | 頂きし初そら豆に舌鼓 | 菜の花 | 3 票 |
| (哲 朗) 私もいただき物のそら豆を食べました。 | |||
| ( 扇 ) さぞかし美味しく頂けたのですね | |||
| ( 泉 ) 青々としたもぎたてのソラマメはさぞや美味し | |||
| かったことでしょう! | |||
| 3 | バラ園に碧き海原輝けり | 泉 | 4 票 |
| (べいこう)バラ園の観察眼が効いた句。 | |||
| (哲 朗) 薔薇の花は綺麗ですね。 | |||
| (峰 生) 青々とした海景をバックにしたバラ園ていいですね。 | |||
| 因島の植物園もよかったけれど、今度は吉海へ行って見ましょう | |||
| (浩 風) いい景ですね。 | |||
| 4 | 恙なき昭和生まれの昭和の日 | 扇 | 3 票 |
| (媛 香) 昭和も遠くなりにけりですね。恙なく過ぎて今は安泰昭和の日です。 | |||
| ( 泉 ) 昭和が懐かしくもあり物悲しい感じもします。 | |||
| (石の花) 昭和生まれも一桁は少なくなりました。恙なくがいいですね。 | |||
| 5 | 水都なる水の流れや芹の花 | 浩 風 | |
| 6 | 讃岐路や溜池多し新樹光 | 媛 香 | 1 票 |
| (浩 風) 本当に讃岐はため池が多いですね。 | |||
| 7 | 揚雲雀下校の子らもよくしゃべり | 哲 朗 | 4 票 |
| (高 越) 揚雲雀と喋る子供らの取り合わせが良いですね | |||
| (そらまめ)揚げ雲雀も結構さわがしい、子供と対比が面白い。 | |||
| (媛 香) 雲雀の囀りも掻き消されるほどに賑やかに通学児達です。 | |||
| (菜の花) のどかで微笑ましい光景ですね | |||
| 8 | コンバインしばし見とれる麦の秋 | そらまめ | 6 票 |
| (べいこう)農夫の仕草にしばし佇むとても良い句。 | |||
| (高 越) つい見取れてしまったが、眼と鼻アレルギーが怖いです | |||
| (哲 朗) 麦畑の広々とした光景を感じ取れます。 | |||
| (浩 風) いい景ですね。 | |||
| ( 扇 ) 麦畑が風でたなびく風景とコンバインいいですね | |||
| ( 泉 ) 黄金色の麦秋、きれいですね! | |||
| 9 | 妻と訪ふ香りのシャワー桐の花。 | べいこう | 3 票 |
| (高 越) 高所の花を見上げていて、光のシャワーでなく | |||
| 香のシャワーとはラッキー! | |||
| (峰 生) 香りのシャワーって面白いですね。 | |||
| (媛 香) 香りのシャワーがいいですね。 | |||
| 10 | 夏の風水にかこまる礼拝堂 | 浩 風 | |
| 11 | 五月雨に盛衰空し古戦場 | 峰 生 | 1 票 |
| (石の花) 何処の古戦場でしょう。盛衰空しがいいですね。 | |||
| 12 | 幽玄の闇に引き込み薪能 | 哲 朗 | 4 票 |
| (峰 生) 薪能で地謡をやらされた日のことなど思い出されます。 | |||
| (媛 香) 松山城での薪能きっと松明の炎に幽玄の世界に浸ったことでしょう。 | |||
| ( 扇 ) 心も身体も目も引き込まれていきますね 楽しみですね | |||
| (菜の花) まさに幽玄の一時ですね | |||
| 13 | 撫子(なでしこ)やまな板の音リズミカル | そらまめ | |
| 14 | 葉桜もまたよし社庭のすみ | 石の花 | |
| 15 | 雑然と本積み重ね夏来る | 媛 香 | 4 票 |
| (浩 風) 身体がだるしい夏日だったんて゜しょうね。 | |||
| ( 扇 ) 読みたい本がたくさんあるんですね | |||
| ( 泉 ) 日々の生活の様子がわかりますね、また暑い夏がやってきます。 | |||
| (石の花) 我が書斎を顧みます。 | |||
| 16 | 遊歩道老鶯の声谷渡り | 哲 朗 | 1 票 |
| ( 扇 ) 山道を歩いているんでしょうか なかなか見つかりませんよね | |||
| 17 | 赤頭巾にんまり地蔵の衣替え | 峰 生 | 4 票 |
| (べいこう)お地蔵さまも喜ばれていると思います。 | |||
| (高 越) 夏が近いのでお地蔵さんにも涼しいものと | |||
| 替えてあげるのですね | |||
| (そらまめ)地蔵の新しい赤ずきん、地蔵さんが喜んでいる、いいね。 | |||
| (菜の花) お地蔵さんもさっぱりして喜んでおられる事でしょう | |||
| 18 | 緑陰や轍に残る今朝の雨 | 高 越 | 2 票 |
| (峰 生) 何か殊更に爽やかな思いのする情景です。 | |||
| (石の花) 最近は轍の残る道も少なくなりましたね。いい景です。 | |||
| 19 | 山笑う風に流れし心の塵を | 泉 | 1 票 |
| (べいこう)人は積もった心の塵を始末したいことがあります。 | |||
| 20 | ベンチャーズかけて蕗味噌作る妻。 | べいこう | 4 票 |
| (高 越) リズムに乗って楽しく調理をされてる様子! | |||
| ベンチャーズの世代の齢が、、、 | |||
| (そらまめ)軽快なBGMですね。 | |||
| ( 泉 ) ベンチャーズを聴きながら作る蕗味噌はリズムにのって | |||
| さぞや美味しくできたでしょうね! | |||
| (石の花) 厨の風景とベンチャーズ、現代の風景ですね。 | |||
| 21 | 麦秋や昨夜の夢が正夢に | 高 越 | 2 票 |
| (媛 香) 正夢は良い夢でしたか?きっと良い夢だったのでしょう。 | |||
| (菜の花) 何かきっと良い事が・・ | |||
| 22 | 緑さす石段登り大山寺 | 扇 | 2 票 |
| (そらまめ)気持ちいいお四国ですね。 | |||
| (峰 生) 大山寺への道筋を思い出してます。 | |||
| 23 | 薫風や梛の木橋にもたれいる | 浩 風 | |
| 24 | 軒先に下見の会話つばくらめ | 高 越 | 4 票 |
| (べいこう)何気ない光景を観察。 | |||
| (哲 朗) 巣つくりをはじめるのでしょうか。 | |||
| (菜の花) 燕の下見とは微笑ましい季節になりましたね | |||
| ( 泉 ) 今年も燕があちこちに、近くのスーパーの軒下の巣が | |||
| 落とされてしまい悲しいです。 | |||
| 25 | マンションに知る人もなく栃の花 | 峰 生 | |
| 26 | 沖縄は梅雨に入りしとラジオ聞く | 泉 | |
| 27 | 薫風や古刹の庭に身をゆだね | 石の花 | 2 票 |
| (峰 生) 静かな古いお寺の侘しさが感じられます。 | |||
| (浩 風) 涼しい風いいですね。 | |||
| 28 | 甘い香の真紅の薔薇に歩を休め | 菜の花 | 3 票 |
| (べいこう)美しい花に歩を止める作者の気持ち分かります。 | |||
| (そらまめ)きれいな薔薇だとわかります。 | |||
| ( 扇 ) 薔薇の甘い香り どこまでも続いてほしいですね | |||
| 29 | 藁焼きの煙たなびく麦の秋 | そらまめ | 2 票 |
| (高 越) 写真になる景。この景で「読者の写真」 | |||
| 3席を貰ったのを思い出しました | |||
| (菜の花) 珍しい光景になりましたね | |||
| 30 | さわさわと道後平野の麦熟るる | 媛 香 | 3 票 |
| (哲 朗) 麦の色付いた情景が出ています。 | |||
| (そらまめ)裸麦の生産量は日本一だそうです。 | |||
| (浩 風) 一面麦の黄色いい景ですね。 | |||
| 31 | 海芋咲く友の知らせに感動す。 | べいこう | 1 票 |
| (石の花) 海芋咲く便りいいですね。白い大きな花は幻想的ですね。 | |||
| 32 | 公園を蔽うが如く楠の樹よ | 菜の花 | 2 票 |
| (哲 朗) 鮮黄色の若葉は綺麗です。 | |||
| (媛 香) 大樹の楠の木が想像出来ますね。 | |||
| 33 | 名の知らぬ小鳥の声よ緑さす | 扇 | |