平成28年 9月1日~平成28年 9月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
番 号      選   句 俳 号 得 票
1 其処此処に小さい秋の転がりて 媛 香 4 票
(べいこう)秋の転がりての表現から動きを感じ取れます
(峰 生) 小さい秋は大空の星のように様々に輝いてますね。
(そらまめ)猛暑が続いただけに、秋の気配がうれしいものです。
(石の花) 漸く秋がやってきましたか。転がりてが情景よく見せてます。
2 暮れなずむ出窓の外の虫の声 2 票
(哲 朗) 秋の情景を感じられます。
(そらまめ)虫の声はよくとおりますね。
3 焼き芋や樹影ひそひそ女生徒ら 峰 生 1 票
(べいこう)我々もこんな時がありました
4 台風過全て流した土石流 石の花 2 票
(哲 朗) 被害に遭われた所を見ると気の毒で言葉も出ません。
( 扇 ) 雨水の強さに毎回驚かされます
5 公園の誰も拾はぬ銀杏の実 浩 風 1 票
(峰 生) 公園では私も欲しいとj思っても、多分皆と同様に教養?
     とやらが邪魔をして知らぬ顔。人情を突いてますね
6 秋祭り竿灯支える力瘤 べいこう 2 票
(浩 風) いい景ですね。
( 扇 ) 老いも若きもたくましい力強いのに驚かされます
7 青空に似合うが如く桔梗咲く 哲 朗 5 票
(べいこう)青空と桔梗の取り合わせかいいです
( 扇 ) 桔梗の青さと秋空の青さすがすがしくていいですね
(媛 香) 空の青さと桔梗の紫の隣り合わせを上手く表現されて
     居ると思いました。
(高 越) 碧さの競い合いですね
(石の花) 桔梗と青空の対比がいいですね。
8 漣の小(ち)さき湖沼や萩の花 高 越 2 票
( 扇 ) 散歩の道筋に淡い萩の花秋らしくていいですね
(石の花) 湖沼の漣小さい湖沼萩の花取り合わせがいいですね。
9 指数え投句近づく秋の夜 菜の花 1 票
(そらまめ)20日が近づくと気になります。
10 夫看取り車窓開ければ虫すだく 媛 香 2 票
(峰 生) つま看取りは強烈です。その後 如何でしょうか。
(菜の花) 心中お察しいたします
11 秋刀魚焼く隣も同じ夕餉かな 哲 朗 7 票
(べいこう)秋刀魚のシーズンはどこの家もそうでしょう
(浩 風) 勝手口で七輪で秋刀魚を焼いているのかな、いいですね。
( 扇 ) 秋刀魚の季節臭いが漂ってきて美味しそうですね
(媛 香) 秋サンマの美味しい季節ちょっとお高いですが夕餉には最高
     ですね。両隣も今夜は同じメニュウ(^o^)
(菜の花) サンマ独特の親しみでしょうか唄にもありましたネ
(高 越) 季節到来
(石の花) いい匂いですね。秋到来ですね。
12 盆踊り一人向き替え苦笑い べいこう 5 票
(峰 生) 困りものすね。昔ふざけてよくやったものですが…。 
(哲 朗) その時の心境がよくわかります。
(そらまめ)あっ間違った、いいですねー。
(菜の花) 一人位は愛嬌があって良いですネ
(石の花) よくある光景ですね。愉快ですね。
13 菊の香や白寿を前に世の無常 高 越 2 票
(媛 香) もう少し元気で居てほしかったと百歳を目前に残念でした。
     お悔やみ申し上げます。
(菜の花) 白寿おめでとうございます、益々お元気で・・
14 颱風過呆然として田畑無く 石の花 1 票
(べいこう)台風の被害に負けず頑張ってください
15 朝の窓開けてひんやり秋が来た そらまめ 1 票
(哲 朗) 朝晩は秋めきを感じられます。
16 おくる夜の無情の雨や酔芙蓉 高 越
17 新米を一粒毎にかみにけり 1 票
(哲 朗) 新米の美味しさが感じ取れます。
18 空高く日々健闘のパラピック 菜の花 1 票
(そらまめ)パラピック、うまく表現しましたね。
19 リーンリン籠の鈴虫元気なり そらまめ
20 散歩道かりんのいびつ色づきぬ 浩 風 1 票
(石の花) 確かに花梨はいびつですね。よく見つけましたね。
21 パソコンをネットにつなぎ虫時雨 そらまめ 1 票
(浩 風) 画面の中の虫の声を聞いているのかな。
22 盆過ぎの暮れの色風の音
23 颱風や避難勧告父母を連れ 石の花 4 票
(浩 風) 大変な作業だったのですね。
(峰 生) 大雨となると、父母や先祖の墓が土石流に流され
     ないかと、何時も案じてます。
(媛 香) 今年の台風は荒れまくり大変でしたね。ご両親を連れて
     避難されたのですね。何事も無く良かったですね。
(高 越) 早い目の避難が大事
24 河砂漠警護ものかわ雷雨待つ 峰 生
25 皓皓と十六夜の月庭照らす 浩 風 1 票
(哲 朗) 庭が月に照らされて白く輝く様子がよく出ています。
26 敬老日へそくりの場所忘れおり 哲 朗 5 票
(べいこう)老母がいますのでよくわかります
(峰 生) 敬老日だけではまだしも。忘れ物やそれらの宝物探し0
     に日々明け暮れです。二人米寿の私達はその傷を
     擦り付け合い、たーまには舐め合ってまーす。
(媛 香) それは一大事(^o^)早く思い出さなくては折角のへそくりが
     水の泡と消えます。
(菜の花) 寄る年波には勝てず・・お互い様です
(高 越) 隠し場所のメモも何処かへ?
27 新米を丁寧に磨ぎ塩にぎり 媛 香 1 票
(浩 風) 美味しいおにぎりだったんて゛しょうね。
28 スイスイと水に群れ飛ぶ赤とんぼ 菜の花
29 だんだんと祭り太鼓に勇み肌 峰 生 1 票
(高 越) 勇壮
30 別れ行く愛車にお神酒今朝の秋 べいこう 6 票
(浩 風) 事故もなく長年使った車との別れ、感謝の気持ちですね。
( 扇 ) 何年乗ったのですか 愛おしいですね
(媛 香) もう免許証を返上ですか?ちょっと不便を感じますね。
     都会であれば交通機関が良いのですがね。
(そらまめ)車手放すのですか、さみしいですね。
(菜の花) 愛車との別れ難いご心境がうかがえます
(高 越) 想い出の沢山ある愛車に感謝
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第 141 回 披 講