平成29年 3月1日~平成29年 3月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
番 号      選   句 俳 号 得 票
1 水仙花海を見下ろし咲き誇り 菜の花 4 票
(そらまめ)いい景色です。
(哲 朗) 情景がよく出ています。
(浩 風) いい景ですね。
(高 越) 双海の水仙畑でしょうか?
2 黄水仙ドクター机に背を向けて 媛 香
3 海棠の紅薄くして君忍ぶ 石の花 1 票
(媛 香) 昔歩いた散歩道溢れるように海棠か咲き誇っている
     きっと思い出深い所だったのでしょうね。
4 桜守卓を囲めば好々爺 べいこう 2 票
(媛 香) サクラが咲けばサクラ談義に花が咲く桜守達。
(高 越) 幸せそうな御爺さん
5 煎餅を二人取りあう春炬燵 2 票
(菜の花) 微笑ましい光景ですね
(石の花) どんな関係の二人でしょう。
6 畑隅の黄水仙みなうつむけり  浩 風 1 票
(春 生) 素直な表現です。
7 暮れ遅し革ジャンぬいで友見舞う 石の花
8 水温む小川の淵に鯉二匹 そらまめ 4 票
(媛 香) 小川に鯉が迷い込んで来たのかしら?水温むが良いですね。
(菜の花) 春ですね
(春 生) 情景が見えるようです。
(浩 風) のどかないい景ですね。
9 君がいて尋ねしことの朧なり 石の花 1 票
(哲 朗) ぼんやりした様子がうかがえます。
10     欠 番 高 越
11 木々の色動いて山は笑いけり 哲 朗 1 票
(春 生) 春の訪れがうまく捉えられています。
12     欠 番 高 越
13 留守宅の白木蓮のみごと咲く  浩 風 4 票
(そらまめ)たのしませていただきましょう。
(媛 香) 留守宅とは人棲まぬ空家なって入るのでしょうね、
     なのに木蓮は生き生きと見事に咲いているのです。
(菜の花) 散歩中などに見かけます
( 扇 ) 空き家になっているのでしょうか少し気持ちが暖かくなりますね
14 陽炎の中泥んこの馬洗ふ 春 生 1 票
☆ 今では珍しい農耕馬を見ました。
(石の花) 確かにめずらしい光景ですね。
15     欠 番 高 越
16 鶯のもう一声を待つ窓辺 べいこう 6 票
(そらまめ)耳を澄まして・・・・・。
(菜の花) 待ち遠しいですね
(浩 風) 鶯の声に聞き惚れる気持ち、いいですね。
( 扇 ) 静かにじっと待っている長さ わかります
(高 越) 窓で鶯の声が聴けるとは羨ましい
(石の花) 気長く待つのも楽しみですね。
17 鶯や俳人めきぬ人の顔 1 票
(高 越) 吟行のご老人グループ?
18 山桜大磐石を抱へこむ 春 生 4 票
☆ 大きな桜でした。
(そらまめ)スゴイねー。
(哲 朗) 情景がよく出ています。
(媛 香) 大きな山桜なのでしょうね、大岩盤抱え混んでいる。
( 扇 ) 何年もの大木の素晴らしい桜でしょうね
19 菜の花や伊予物語徐行する そらまめ 2 票
(浩 風) 私も乗ってみたい列車です。いいでしょうね。
( 扇 ) 列車の中から見ても外から見ても絵になりますね
20 青空や彼岸桜の満開に   浩 風 1 票
(春 生) 色彩豊かです。  
21 沈丁花風に誘われ香りよく 菜の花 2 票
(哲 朗) 香りが漂ってくるようです。
( 扇 ) 沢山の花の中で沈丁花はひとしを香りがいいですね
22 春霞近くの山も朧なり 菜の花 1 票
( 扇 ) 春らしい全体が朧ですね
23 菜の花を揺らして過ぎる一輌車 哲 朗 5 票
(そらまめ)一輛車がいいね。
(菜の花) 菜の花と電車の景がマッチして言い表現ですね。
(春 生) 牧歌的雰囲気です。
(浩 風) よくテレビに出る景、いいですね。
(石の花) 菜の花畑の中を走る一輛車田舎の光景ですね。
24 小児科医胸にブローチ小さき雛 べいこう 3 票
(哲 朗) 小児科の先生らしいですね。
(菜の花) 小児科医ならでのお気遣い伺えます
(高 越) 心配りのある先生。それをよく見つけましたね
25 春ショール見送る人に手を振つて 春 生
☆ 別れの季節になりました。
26 菜の花や巡回バスの通り過ぐ 媛 香 1 票
(春 生) 雰囲気が出ています。
27 春風を部屋いっぱいにティータイム 媛 香 3 票
(哲 朗) 春らしい季節を感じられます。
(高 越) 心地よい春風とお茶の香りにリラックス
(石の花) のんびりした光景ですね。
28 日本晴れ空にとけこむ揚雲雀 哲 朗 4 票
(そらまめ)鳴き声は聴こえるけど・・・・。
(媛 香) 真っ青のそらに雲雀が吸い込まれるように見えたのでしょうね。
(浩 風) いい表現ですね。 
(石の花) 揚げ雲雀の空に溶け込むがいいですね。
29 強風にユッサユッサと花ミモザ
30 サングラス歩行訓練春の風 そらまめ
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第 147 回 披 講