N o. |
選 句 |
俳 号 |
得票 |
1 |
凍蠅や厨の隅で這い回り |
石の花 |
1 票 |
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(媛 香) 冬の蝿は温かい所をうろうろと煩いですね。 |
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2 |
妻の目の治療終へたる小春かな |
浩 風 |
1 票 |
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(はなぶさ)いたわりと優しさに満ち安堵されて良かったですね。 |
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3 |
木の実落つ澄みし音色ピアニシモ |
べいこう |
2 票 |
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(媛 香) 木の実が目の前にコロンと落ちてきたのです |
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耳を澄ませなければ感じないほどに。 |
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(石の花) いいところに目を付けましたね、綺麗な句です |
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4 |
庭石の影に咲きたる石蕗の花 |
扇 |
4 票 |
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(はなぶさ)私も引用したい季語でした。うまいなー。 |
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(浩 風) よく見つけましたね。 |
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(菜の花) ひっそりと可愛いですね |
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(高 越) 日本風庭園の美ですね |
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5 |
冬将軍日本列島すっぽりと |
哲 朗 |
1 票 |
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(菜の花) 今年は寒さが速いですね |
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6 |
水平線に冬の日止まる一両車 |
高 越 |
2 票 |
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(べいこう)冬の日止まる表現に感心 |
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(石の花) 綺麗な光景です。 |
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7 |
暮れが来て帰らぬ人よ巳正月 |
媛 香 |
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8 |
WEBに俳句登録ひざ布団 |
石の花 |
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9 |
廃校の庭に目立ちし蔦紅葉 |
扇 |
2 票 |
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(菜の花) 元気で存在感を守っているのでしょうね |
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(高 越) 生徒は居なくても季節の訪れを忘れない蔦の紅葉 |
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10 |
哲学路二百十日の鐘響く |
はなぶさ |
2 票 |
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(べいこう)情緒が味わい深く良い句です |
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(石の花) 本当に哲学的な句ですね。 |
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11 |
捨つるもの多くありけり古暦 |
春 生 |
2 票 |
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☆ 新しい年を迎える準備です |
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(浩 風) 私も同じです。 |
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(石の花) なかなか捨てる物に踏ん切りが付きません。 |
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12 |
齢きて独り寝の冬衣 |
石の花 |
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13 |
卓球技競う秋八年目 |
はなぶさ |
1 票 |
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(菜の花) お元気で頑張って下さい |
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14 |
隣家より風に吹かれて木の葉かな |
浩 風 |
4 票 |
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( 扇 ) 葉っぱの種類により風の強さが分かりますね |
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(媛 香) ちょっと迷惑ですね。 |
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(石の花) 木の葉はどこからと無く飛んでくる物です。 |
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(高 越) 夕方に掃いたのに朝にまた隣から |
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15 |
どの山も錦飾って惜しむ秋 |
菜の花 |
3 票 |
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( 扇 ) 秋の季節は心をはずませてくれていいですね |
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(哲 朗) 秋が去っていくのが晩秋の季節ですね。 |
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(浩 風) 本当にどの山も紅葉はきれいですね。 |
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16 |
石鎚山初冠雪や空真青 |
媛 香 |
3 票 |
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(はなぶさ)山々や真青の清々しさが感じられるようですね。 |
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(浩 風) 青と白くっきりと同じ景を見ました。 |
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(高 越) 空が真っ青が雪山を引きたてていい。 |
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今は真っ白で綺麗です |
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17 |
寒柝(かんたく)を打つてふるさと近くせり |
春 生 |
3 票 |
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☆ 寒柝を打って村を回ったのも懐かしい思い出です |
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(べいこう)寒柝を打った少年時代懐かしいです |
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(哲 朗) 年末に打ち鳴らす拍子木の音、夜回りは大変です。 |
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(石の花) こんな光景中々お目にかかれませんね。 |
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18 |
訪へば遊びを待つ孫ちゃんちゃんこ |
べいこう |
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19 |
河豚刺しや皿の絵柄を透けて見し |
哲 朗 |
3 票 |
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(べいこう)河豚刺しの透明感に見えるものの景かよく出ています |
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(媛 香) ほんとに綺麗に薄くお皿の絵柄が透けて見えますね |
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(菜の花) 河豚刺しの透けたお皿の表現がいいですね |
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20 |
寒波来る衣類あれこれあぐねゐる |
浩 風 |
3 票 |
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( 扇 ) 去年何を着たのかと探し回る今日この頃です |
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(哲 朗) 急に寒くなるとどれを着ようかと迷います。 |
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(媛 香) 爆弾低気圧が押し寄せたり将又汗ばむほど暖かったり |
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更衣に大変ですゎ |
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21 |
ふるさとの酒ソング聞き新酒酌む |
べいこう |
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22 |
岩肌に映えし紅葉の寒霞渓 |
菜の花 |
4 票 |
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(哲 朗) 寒霞渓の紅葉は大変綺麗です。 |
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(浩 風) いい景ですね。 |
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(媛 香) 寒霞渓の紅葉は素晴らしいですね。 |
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今も眼に焼き付いて居ます。 |
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(高 越) 良い時期に行かれましたね |
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23 |
村祭り帰りし家は今はなし |
はなぶさ |
2 票 |
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( 扇 ) 両親がいなくなるとふる里がなくなり寂しさを感じます |
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(菜の花) 淋しい限りですね |
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24 |
白銀の目映いまでの石鎚や |
菜の花 |
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25 |
大マスク目で口ほどに物を言う |
高 越 |
2 票 |
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( 扇 ) バスの中でも殆どの人がマスクをして眼で |
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物語っています |
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(哲 朗) 面白い句です。 |
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26 |
行く秋や人の思いのそれぞれと |
扇 |
3 票 |
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(べいこう)感慨深い句です |
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(哲 朗) 十人十色です。 |
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(はなぶさ)しのぎやすい秋もつかの間、師走も早いものですね。 |
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27 |
討入りの日の石蔵を開け放つ |
春 生 |
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☆ 討入りの灯は特別です |
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28 |
山茶花の散りては咲きし庭の日々 |
哲 朗 |
5 票 |
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( 扇 ) 綺麗ですが掃除が大変ですね |
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(べいこう)庭とて散り咲く花をとらえた句です |
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(はなぶさ)寒中に赤い花咲く山茶花のように強く |
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なりたいものです。 |
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(浩 風) いい庭ですね。 |
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(高 越) 掃いても掃いてもパラパラ。掃除が大変 |
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29 |
父母亡くし夫を亡くし冬ごもり |
媛 香 |
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30 |
今年米八分(ぶ)釦でワンコイン |
高 越 |
1 票 |
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(はなぶさ)新米を今年米と詠まれるかなーもし、 |
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やはりベテラン。 |