平成30年11月1日~平成30年11月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
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第 167 回 披 講
No.      選   句 俳 号 得 票
1 古岩屋崖に見事な紅葉あり 石の花 2 票
(高 越) 古岩屋の紅葉は本当に綺麗です。良い時期に
     見られたのですね
( 扇 ) 今年は特に紅葉が素晴らしいですね
 
2 秋の潮海鵜迷いし堤防に 媛 香 1 票
(菜の花) 無事帰れるといいですね
 
3 川霧や棟梁の声湿りがち べいこう 1 票
(高 越) 建物の湿りと棟梁の気持ちの湿りをかけている様に
     読みました
 
4 色変えぬ松や宮津の股のぞき 高 越 1 票
(べいこう)色かえぬ松、つまり今も昔もかわりなく股覗きができます、
   ということでしょうか
 
5 山峡に案山子の集う里があり 石の花 4 票
(はなぶさ)故郷の風景いいですね。
(媛 香) 案山子も珍しくあまり見かけなくなりました。
     懐かしいですね。
(菜の花) 賑やかでしょうね
( 扇 ) 案山子も最近は特に素晴らしい出来具合ですね
   
6 月光夜踊りたいよなチャチャチャ はなぶさ 1 票
(べいこう)踊りたくなる気分わかります
 
7 寒の朝反射板付け老夫婦 1 票
(高 越) 寒い中をご夫婦でウォーキング。反射板付けて安全に
 
8 和服着て茶髪親子の七五三 高 越 5 票
(はなぶさ)現在の親は昔と変わりつつです。
(石の花) 時代の流れですね。微笑ましいと思います。
(媛 香) 今頃の若い母親ですね。それとも外人のお母さんかしら?
(菜の花) 時代ですネ
( 扇 ) 時代も変わり親子がモデルさんみたいですね
 
9 天高くヘリコプターの轟音や 菜の花
 
10 散る紅葉煩悩さへも引き連れて べいこう
 
11 実る穂に群てもつるる赤蜻蛉 はなぶさ 2 票
(石の花) 赤蜻蛉のの光景がよくわかります。
(べいこう)赤蜻蛉がめっきり減ってきました。いい句です
 
12 難病の蜂窩織炎(ほうかしきえん)暮る秋 石の花 2 票
(媛 香) 難病と言うからにはやはり難しい病名ですね。
( 扇 ) たびたび痛むと辛いですね
 
13 古民家の軒端に割木秋深む 高 越 5 票
(はなぶさ)秋の田舎家の景色が見えてきます。
(石の花) 田舎の家では、冬支度で沢山割木を積みあげます。
(媛 香) 昔の家(古民家)なのできっと囲炉裏が有って冬の準備に軒先に
     薪を積み上げて有るのでしょう。
(菜の花) 今では殆ど見られなくなりましたね
(べいこう)何気ない光景が懐かしく見えます
 
14 満月や餅つく兎遠い過去 菜の花 2 票
(高 越) 満月のお月さんには兎の餅つきが見える。
     子供の頃の思い出か、孫たちとの思い出か
(媛 香) 昔満月が出るとウサギがお餅を搗いていると夢がありましたね。
 
15 秋深む亡き夫の靴磨き置く 媛 香 2 票
(石の花) 思いで深く、懐かしむことでしょうね。
(高 越) 胸にジーンときます。いつ帰って来てもいい様に
 
16 昼下がり現世か黄泉か三尺寝 はなぶさ 1 票
(石の花) 皆でのうたた寝の光景がよくわかります。
 
17 柿落葉万羽の雀群れゐたる べいこう 2 票
(はなぶさ)むつかしく詠まれましたね。
(媛 香) 今草叢から飛び立つ雀ほんとに万羽くらい居ますね。
     ビックリするほどに。
 
18 縁側や話の弾む小春の日 2 票
(菜の花) 賑やかで気持ち良さそうですね
(べいこう)小春日の雑談話が進みます
19 ミカン狩り山の斜面に驚くや 菜の花 1 票
( 扇 ) どのミカン山もたくさんの実をつけていてお手伝いしてあげたいです
 
20 白い息朝刊取りにデンチ着て 2 票
(はなぶさ)ほんに寒くなりましたね。
(べいこう)寒くなってきました、景が見えるようです
 
21 散紅葉一枚拾い栞とす 媛 香 5 票
(はなぶさ)この秋は空も青く紅葉が映え、とてもきれいですね。 
(石の花) 昔本をよく読んでいた時は栞をよく作りました。
(高 越) 私もやりました。やっています、歳時記に
(菜の花) 綺麗な句ですね
( 扇 ) 昔よくしてましたがいい思い出ですね