平成31年 1月1日~平成31年 1月20日 投句分
互 選 句
紫陽花
No.      選   句 俳 号 得 票
1 年齢忘れ新年会の楽しきや 菜の花 2 票
(はなぶさ)平素一人だと食事会はさぞ楽しいですね。
(媛 香) 久しぶりに会った友人達歳も忘れて賑やかな新年会
   
2 雑煮食ふ我が家は阿波の合せ味噌 高 越 3 票
(はなぶさ)日本の味、お袋の味いいですね。
(媛 香) お雑煮はその土地柄の風習によって色々あるのですね
     因みに我が夫の実家のお雑煮はお善哉でした。
     チョット驚きました。遠い昔の思い出です。
     我が家はお清ましです。
(石の花) 雑煮は、地方により色々あるようですね。
     我が家は、おすましであっさりしたものです。
     でも具にお煮染めや何かを乗せて美味しいですよ。
 
3 大寒や中華店から湯気出ずる 石の花 2 票
(高 越) 季語にて寒さを感じ、店頭の湯気の白さに
    「シュウマイ」の匂か?
( 扇 ) 寒さが厳しいと暖かいものがいいですね
 
4 人日の待合室の病院に
 
5 寒椿咲けば母の忌近づけり 媛 香 2 票
(高 越) 寒椿の咲く頃に亡くなられたのですね。
     花の時期が来ると忌日を思い出す。
(石の花) 咲けばでなく咲く頃になると母の忌を思い出すですね。
 
6 初詣かき分けてゆき鈴鳴らす 石の花 2 票
(はなぶさ)年頭にあたりやはり行きますね。
(高 越) 初詣の混雑の様子が見えます。元日などは
     鈴のしたまで中々行き着きません。
 
7 百の石段老いに鞭打ち初詣 高 越 2 票
(菜の花) ますますお元気で・・・
( 扇 ) 今年も頑張ろうといゅう前向きな姿勢が良く
     表れています 
 
8 あふれしむ小春にゆれる母の部屋 べいこう
 
9 山郷の露天湯浸り今年も暮 はなぶさ 1 票
( 扇 ) 優雅な一時ですね
 
10 七草や一家団欒息災に 石の花 3 票
(媛 香) 一年の無病息災を祈って七草がゆで厄払いですね。
(菜の花) 暖かそうですネ
( 扇 ) 今年は卓球の後コミュニティセンター
     食べて嬉しかったです。
 
11 天気良く孫に手ひかれ初詣 菜の花
 
12 寒すずめさえづる場所を猿がとり べいこう 4 票
(はなぶさ)よく観察されていますね。
(菜の花) 面白い情景ですね
(高 越) 毛を膨らせて温そうに並ぶ雀と一匹の猿が枝で
     寒そうにいる対比が滑稽
(石の花) 面白い景を、良く見つけましたね。いい句dす。
 
13 初日記末尾に今日の一句添へ 高 越 4 票
(媛 香) 初日記にお句を一句きっと今年は良い俳句が
     沢山詠まれる事でしょうね。
(菜の花) 一年の計ですね
( 扇 ) 今年は良いことがありますよ
(石の花) 毎日日記に一句を、いいですね。私もそうしたいと
     思いますが中々出来ません。
 
14 門松にしらさぎ天舞吉しらせ はなぶさ 2 票
(菜の花) いい兆しのお知らせですね
( 扇 ) 珍しい光景ですね 楽しみがありますよ
 
15 山茶花の垣根繕う6日かな
 
16 冬晴れや移動図書館親子連れ 媛 香
 
17 成人式よそゆき顔の揃ひたり 4 票
(はなぶさ)着物きて、新成人おめでとうございます。
(媛 香) 普段の顔と違い緊張感が現れて居る新成人ですね。
(菜の花) 若さと希望にもえて幸せなときですね
(高 越) 「よそゆき」の顔とはどんな顔? 緊張から
        なのか作り顔なのか
 
18 初日の出今年も元気祈願かけ 菜の花 1 票
(石の花) 初日の出に対し今年の祈願を、頑張りましょうね。
 
19 聖夜便カサブランカに降りたちぬ はなぶさ
(石の花) 景はよく見えますが、句にはちょっと。
        聖夜便は季語には鳴りませんね。
 
20 古木とて影の息づく冬晴れ間 べいこう 4 票
(はなぶさ)古木も年輪を重ね生きておりますね。
(媛 香) 古木とは人間に例えれば老齢ですね、まだまだ元気
     一杯です。
(高 越) ◎冬場の枯れ木の細やかな様子を上手く表現されて
     いると思いました。
(石の花) 古木の荘厳さをよく詠まれていますね。
 
21 歳は初め深夜に走る消防車 媛 香
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第 169 回 披 講