互 選 句
戻る
紫陽花
第 186 回 披 講
令和 2年 6月1日~令和 2年 6月20日 投句分
番号      選   句 俳 号 得 票                 
1 麦畑休耕田の片隅に 石の花 1 票
(べいこう)休耕田にただずむ姿に明日の未来を見る思い
 
2 雨に濡れ鮮やかさます紫陽花や 菜の花 4 票
(はなぶさ)情緒がありますね。
(高 越) 紫陽花には雨天が似合いますね
(媛 香) 紫陽花は雨が似合いますね。薄い紫も濃紫陽花に
(石の花) 紫陽花に雨を付きすぎという人も居ますが
 
3 夏座布団離して座る湯浴みあと 高 越 1 票
(べいこう)今までにない 巣籠もりの影響
 
4 長崎の聖母マリアとアマリリス はなぶさ
 
5 コロナ風癒しの花に白アジサイ 2 票
(菜の花) 白紫陽花のように早く無垢の世界になりますように。
(媛 香) コロナ感染者も徐々に減りどことなく吹く風も
     心地よいと思われたのです
 
6 二羽の鳥つき来る畑や風薫る 浩 風
 
7 矢中松武士の声聞く朝の靄 べいこう 1 票
(はなぶさ)昔は武士かも。
 
8 梅雨晴れ間真っ赤な夕日城の上 菜の花 3 票
(高 越) 城山の緑と真っ赤な太陽の美しい景が見えます
(浩 風) いい景ですね。
(石の花) 綺麗な景ですね。
 
9 短夜や施設の妻に届け物 石の花 3 票
(はなぶさ)いつも夫婦愛を感じます。
     ながい道のりですね。?
(浩 風) ご苦労様ですね。
(菜の花) お優しいですね、奥様も喜ばれた事でしょうね。
 
10 廃車してふるさと遠し夏椿 高 越 4 票
(べいこう)廃車何れ誰もが経験しますね
(浩 風) 車が無いと、思った時に動けないので、行動範囲が
     狭くなりますね。
(媛 香) 運転をを諦め廃車にしたものの不便この上無し
     遠い実家にはきっと夏椿か満開だろうなと懐かしん
        でいるのです
(石の花) 車を無くすと行動範囲が制限されますね。
 
11 ツバメの巣玄関の隅親子声 1 票
(はなぶさ)毎年昔の家にはきていました。
 
12 軒下を旋回つばめ何処へやら 媛 香 2 票
(高 越) 巣作りの下見ですかね? 気に入らなかったかな?
(菜の花) 燕の旋回は元気があって早いですね。
 
13 花菖蒲むらさきの筋際立てり 石の花 1 票
(高 越) 近づいて見ると花弁に筋が際立っていたのですね。
     この筋は葉脈でなく何と言うのでしょうか?
 
14 梅雨晴れの時を捉えて草を引く 浩 風 1 票
(石の花) この時期草もよく伸びますからね。
 
15 天守へと青葉時雨のスニーカー 高 越 2 票
(菜の花) お元気そうな姿が見えるようです。
(媛 香) 天守閣まで駆け上ったのかしら、青葉時雨が
          良いですね
16 しぐさ似て父のゆかたにサントリーはなぶさ 2 票
(べいこう)名句です
(高 越) 親子揃って呑兵衛? 面白い表現です
 
17 パライソと春の星指す大学生 べいこう
 
18 菖蒲束屋根に放り上げ厄除く 媛 香 5 票
(べいこう)厄よけに屋根に上げるって地域の
     ことでしょうか
(はなぶさ)そのような厄除けがあるのですね。
(高 越) 屋根に放り上げての厄除けは初耳。軒に吊るしたり
     菖蒲酒にし邪気を払ったとか?今は見ないですが、、、
(浩 風) 厄除け行事、いいですね。
(石の花) 何か昔聞いたことのある事のような気がします。
 
19 あかときの歌えば恋し春の歌 べいこう 1 票
(浩 風) 想い出に慕っているのですね。
 
20 思い出のラベンダーに甘き香を 2 票
(菜の花) ロマンチックですね。
(媛 香) ラベンダーの鉢植えを買われたのでしょうねふっと
     甘い香りを思い出したのです
 
21 今年もね色とりどりに葵咲き 菜の花
 
22 あめんぼう水流れつつ黄昏り   はなぶさ 2 票
(べいこう)あめんぼうの観察がいいです
(石の花) よく観察していますね。
 
23 梔の仄かに匂う散歩道 浩 風 1 票
(媛 香) どこからか梔子の香りは風に乗って良い匂いなのです
   
24 庭に咲く紫陽花雨に藍を増し 媛 香 3 票
(はなぶさ)なんと花の名の俳句は美しいですね。
     ガーデニングに凝っています。
(浩 風) 雨に打たれて藍が増しますね。
(菜の花) 雨に濡れた紫陽花は綺麗ですね。