互 選 句
番 号      選   句 俳 号 得 票
1 コロナ禍も峠越したか秋暑し 石の花 3 票
(媛 香) 大分コロナも落ち着いて来ているようででもまだまだ
     油断は出来ないし季節は春から秋に変わってもね
(菜の花) そうあって欲しいですネ
( 扇 ) やっとコロナも愛媛県は落ち着いてきたようですね
 
2 蚯蚓鳴く夜中のトイレ増えしこの頃 高 越 2 票
(べいこう)確かにトイレが近く実感です
(石の花) 歳のせいですかね。夜中のトイレ忙しいですね。
 
3 雲脱いで出でて大山天高し べいこう 3 票
(浩 風) いい景ですね。
(石の花) 雲脱いでが変わった表現ですね。
( 扇 ) 秋の大山素晴らしいですね 
 
4 夕立の太鼓のごとき葉音かな 2 票
(はなぶさ)詩情豊かですね。
(高 越) 今年の雨の降り様。スコールの様に降りサッと止む
 
5 梅を干す狭庭に酸味匂い満 媛 香 6 票
(べいこう)晴天に干す梅の匂いは格別です
(高 越) 思うだけで酸っぱい! 唾液が出てきます
(菜の花) 甘酸っぱい独特の匂いがいいですネ
(浩 風) 我が家も妻が干しています。いいですね。
(石の花) 梅の酸味の匂いはきついものです。
( 扇 ) 昔ながらの美味しい梅が楽しみですね
 
6 頭(こうべ)垂れ波打つ稲穂事なきや 菜の花 1 票
(高 越) 颱風も外れて無事に実った稲穂を見て、
     良かった!と感歎
 
7 無観客で競技再開赤とんぼ 高 越 4 票
(媛 香) 観客のいない競技場に赤トンボが群れ飛んで
     いたのでしょうか
(浩 風) チョット寂しい感じですね。
(石の花) やるせない感じですね。
( 扇 ) 赤トンボも遠慮がちに飛んでいるのでわ
 
8 パプリカと踊ふ孫らの夏座敷 はなぶさ
 
9 稲の花農夫の動き緩びなし べいこう
 
10 秋茄子や嫁は最近太り気味 高 越 4 票
(はなぶさ)面白く詠まれましたね。
(べいこう)アイロニーを感じます
(媛 香) 秋茄子は大好きな野菜です。どの様な料理をしても
     美味しいですものね食が進みますね
(菜の花) 発想が面白く愉快ですね
(石の花) いい感じを詠んでいますね。ユーモアたっぷり。
 
11 ビヤガーデンバラバラ座席耳遠き 2 票
(高 越) 今年はほとんどが中止。開いていても席はバラけて
     声が見えない
(菜の花) コロナのせいで何処へ行ってもお話が遠いですね
 
12 句作りに句集を広げ夜長かな 石の花 4 票
(はなぶさ)季語を検索して俳句にいきずまりを感じています。
(媛 香) 私も同じです歳時記と句集などででもやはり写生ですね
     よく見て景色を観察してですね
(浩 風) よく勉強しているのですね。
( 扇 ) 句集を広げいい句を作って下さい
 
13 帰還兵ほたるになりて母に逢ふ はなぶさ 2 票
(菜の花) 何かジーンときますね
(浩 風) テレビで見る映像ですね。
 
14 一夜明け季節変わりぬ秋の風 菜の花 5 票
(はなぶさ)秋風を感じ涼しくなりました。
(べいこう)秋風を飲み込みたくなります
(高 越) 今の季節感がよく出でいて、季語もぴったりと思います
(媛 香) 前日まで猛暑だったのに季節は夜明けと共に秋に
     変わっていたのです窓を開ければ秋の風が肌に心地
     良かったのです。
(石の花) 暑さが急に遠のきましたね。
 
15 秋近しフレンチトースト コーンスープ 媛 香
 
16 喉渇き悶えて起きる夜長かな 石の花 1 票
( 扇 ) 今年は残暑厳しくてコップを置いて寝ていました
 
17 城山(しろ)の上秋の夕焼け燃えるよう 菜の花 1 票
(はなぶさ)写真のような情景がみえます。
 
18 縁に座し色なき風に母偲ぶ べいこう 2 票
(媛 香) 縁側で庭を眺めていたのでしょうフッと在りし日の
     お母さまとの事を懐かしく思ったのです
(石の花) 色のない風が句にぴったりです。
 
19 ひぐらしも声はりあげし網の中 1 票
(はなぶさ)そんな季節になりましたね。
 
20 安穏を祈りし仏に彼岸餅 はなぶさ 1 票
(べいこう)おはぎでなく餅ですか地方によりますか
 
21 独り居の窓を開ければ星流る 媛 香 4 票
(べいこう)流星に何を思っていらっしゃいますか
(高 越) 今年は何度かニュースで見ましたが、
     グッドタイミングでしたね
(菜の花) ご心境解るような気がします
(浩 風) チョット寂しい感じですね、静かな夜ですね。
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紫陽花
第 189 回 披 講
令和 2年 9月1日~令和 2年 9月20日 投句分