互 選 句
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紫陽花
第 190 回 披 講
番号      選   句 俳 号 得 票
1 秋茜わらべの走る池ノ端 石の花 4 票
(べいこう)気持ちの良い句になりました
(はなぶさ)野山で遊んでいる光景が見えますね。
( 扇 ) コロナもどこ吹く風子供達は元気いいですね。
(高 越) 子供の頃に田んぼの小径での蜻蛉釣りを
     想い出しました
2 千枚の棚田黄金の風渡る はなぶさ 3 票
( 扇 ) 今年は豊作で棚田も嬉しいですね
(浩 風) いい景ですね。
(菜の花) 棚田の景が見えるようです
3 住み込みのちちろか声が厨から 高 越 2 票
(べいこう)住み込みの言葉使いがいいです
(媛 香) 蟋蟀が厨に棲み付いているのです夜が更けてくると
     綺麗な声で鳴きだすのです
4 秋めくや二人の歩み揃い行く 浩 風
5 高齢の素振りしている秋の土手 3 票
(べいこう)秋になり体もよろこんでいます
(浩 風) 元気いっぱい、健康増進、いいですね。
(石の花) 歳をとると身体が衰える、運動をして身体を
     維持していきたい。
6 二人旅昔懐かし京の秋 媛 香 2 票
( 扇 ) 京都の秋は特に紅葉が素晴らしく思い出
        深いですね
(菜の花) お二人の思い出の地ですね
7 晩秋の風をひと呑み社の樹 べいこう 2 票
( 扇 ) 大木のようですね ざわざわと音がします
(高 越) 「ひと呑み」とは凄く大きな樹木なんですね
8 エンドウの晴れ間とらえて種を蒔く 浩 風
9 天高し友と集いてバーベキュー 石の花 3 票
( 扇 ) 賑やかで楽しくしているのが目に浮かべます
(浩 風) 外でのバーベキューいいですね。
(菜の花) 美味しそうですね
10 苔むせる庭にこぼるる萩の花 はなぶさ 4 票
(べいこう)詩心が溢れています
(浩 風) いい景ですね。
(石の花) いい庭ですね、心が癒やされます。
(高 越) 緑の苔の上一面のこぼれ萩に感激したのですね
11 空高く銀杏並木の見事なり 菜の花 4 票
(はなぶさ)この季節の銀杏並木はステキですね。
( 扇 ) 銀杏並木通りは秋の季節を目で感じますね
(浩 風) 秋も終わりに近づく、いい景ですね。
(媛 香) 秋も深まると銀杏並木の紅葉は青空に映え見事です
12 木漏れ日の庭の小椅子に小鳥来る べいこう 5 票
(はなぶさ)のどかで良い句ですね。
(浩 風) のどかないい日ですね。
(媛 香) 小説に出てくるようなメルヘンチックなお句です
(石の花) 小椅子のある庭に・・・、静かな光景ですね。
(高 越) 小春日和の様な穏やかな景です
13 台風のそれて列なす菜を間引く 浩 風
14 名月や膝枕無く肘布団 高 越 2 票
(べいこう)名月の見方もいろいろ
(石の花) やはり膝枕が欲しいですね。
15 杖を突きやっと歩けて満月見 2 票
(菜の花) 杖の要らなくなる日を祈りながら・・お大事に
(石の花) 高齢になると足が不自由になります。
16 爽やかやバイク飛ばして満喫す 石の花 1 票
(菜の花) お元気ですね、お気を付けて満喫を・・
17 さんま焼く高き小膳味わえり はなぶさ 1 票
(媛 香) サンマはこの時期に豊漁なればいいのですが
     高値ですね
18 何処から暮れば蝙蝠群れ低空 媛 香 1 票
(はなぶさ)難しそうな句を良く詠まれましたね
19 黄金の敷くや絨毯実る秋 菜の花 1 票
(はなぶさ)庭も山も黄色晴れ晴れですね。
20 暮れ泥む峡の段畑蕎麦の花 高 越 3 票
(はなぶさ)穏やかで良い句ですね。
(媛 香) 蕎麦の花って綺麗ですネ見渡す限り真っ白で…
(石の花) 自分の田舎を思い出します。蕎麦を初めて見ました。
21 萩の花川面に映し踊りおる 菜の花
22 遠き日を思う瞳に落ち葉舞う 3 票
(べいこう)回顧にひたる結構です
(菜の花) 思い出に浸る綺麗な句ですね
(高 越) 遠方の山をぼーっと眺め郷愁に浸っていた処、
     風も無いのに落ち葉がひらり、季語との取り
     合わせがいい!!
23 いにしえの趣きひたる衣紋竹 べいこう 2 票
(媛 香) 昔はお嫁入り道具の一つでしたね 和服の時代でした
     古い衣紋掛けがまだ大事にあるのですね
(高 越) 随分長く使い込み、想いのこもった衣紋掛け
     なんでしょう
24 広大な空き地クレーン車鵙猛る 媛 香
令和 2年 10月1日~令和 2年10月20日 投句分