| 番号 | 選 句 | 俳 号 | 得票 |
| 1 | 昨夜雨今朝は晴天風は秋 | 媛 香 | １ 票 |
| (高 越) 下五の季語でふと風に秋を感じた。心境が良く分かります。 | |||
| 2 | 徒花（あだばな）も虫呼ぶ囮茄子の花 | 高 越 | ２ 票 |
| (媛 香) 虫呼ぶ囮茄子の花の表現が徒花も…面白い！ | |||
| (石ノ花) 茄子にはあだ花ナシと言われますが囮花ですかね。 | |||
| うまく詠みましたね。 | |||
| 3 | 夏猛ける感涙メダル光りけり | はなぶさ | ２ 票 |
| (べいこう)選手の目標ですから | |||
| ( 扇 ) 感動を沢山貰い暑さも飛んで行きましたね | |||
| 4 | 夏野菜朝の楽しみボウルもち | 扇 | ２ 票 |
| (べいこう)夏野菜の収穫楽しみです | |||
| (高 越) 家庭菜園でしょうか？毎朝ウキウキして通う楽しみが見えます | |||
| 5 | 病床に妻逝かむとす居待月 | 石の花 | ２ 票 |
| ( 扇 ) お元気になられることをお祈ります | |||
| (媛 香) 中七の 妻逝かむとす と詠む作者の心配が伝わってくるお句です | |||
| お大事にご回復をお祈りします。 | |||
| 6 | 寝返れば浴衣の糊の音たちぬ | べいこう | ４ 票 |
| (はなぶさ)夏に浴衣を着ることも余りなくなりました。 | |||
| ( 扇 ) 夏は特に気持ちいいですね | |||
| (高 越) よく糊の効いた浴衣で寝た時の気持ちを「音たちぬ」と音で表現 | |||
| (石ノ花) 糊のきいた浴衣、昔を思い出します。 | |||
| 7 | アイスキャンデー最後の一本に「あたり」 | 高 越 | ２ 票 |
| (べいこう)アイスキャンディーと当たり少年時代が懐かしい | |||
| (媛 香) 何本目が立ったのでしょう 最後の1本があたり ヤッタァと | |||
| 喜ぶ表情が見えるようです | |||
| 8 | 空暗く銀杏並木は実付け重そう | 菜の花 | |
| 9 | 夏の風手作コオロギササの上 | 扇 | |
| 10 | 地球儀で探す国の名夏五輪 | 高 越 | ２ 票 |
| (媛 香) 解りますね五輪に出る国を地球儀を回して探すのですどのあたり？ | |||
| (石ノ花) 確かに最近はよく国名が変わります。昔人間には困ります。 | |||
| 11 | 浴衣着ていつしか母の顔となり | べいこう | ３ 票 |
| (はなぶさ)親子は年々よく似てきますね。 | |||
| (高 越) 簡明な表現でさらりと詠まれていますが、想像が出来、 | |||
| 余韻があると思います | |||
| (石ノ花) 親子ですね。特によく似た子供さんがおられますね。 | |||
| 12 | 濁流や崖の崩れて秋出水 | 石の花 | １ 票 |
| (べいこう)濁流に困ります | |||
| 13 | 今日も雨コロナはびこる立秋や | 菜の花 | ３ 票 |
| (はなぶさ)本当に早く終息を願っています。 | |||
| ( 扇 ) コロナも日々増えて心配です | |||
| (媛 香) 雨続きコロナも終息どころか蔓延していますもう秋の足音も | |||
| そこまで来ていますのに… | |||
| 14 | 孫の手にセミの抜け殻怖くない | 扇 | １ 票 |
| (高 越) 蝉殻でも爪の先は痛いが「怖くない」と強いお孫さんです | |||
| 15 | 聖花火炎の闘志オリンピア | はなぶさ | １ 票 |
| ( 扇 ) さあ始まったと気持も前向きになりましたね | |||
| 16 | はまゆうや熱砂のなかで詩ごよみ | べいこう | ２ 票 |
| (はなぶさ)詩情豊かですね。 | |||
| (石ノ花) 下5でこの俳句が引き立ちます。 | |||
| 17 | 露の玉狭庭の草に一滴 | 石の花 | ２ 票 |
| (べいこう)露を俳句に上手く取り入れ結構 | |||
| (はなぶさ)露の玉よく観察されていますね。 | |||
| 18 | 迎え火や焚くけば我が家に亡夫着きし | 媛 香 | ２ 票 |
| (はなぶさ)迎え火送り火にそりお盆には本当に帰ってくるそうです。 | |||
| (高 越) コロナ禍でなかなか行事や墓参も出来なかったが、 | |||
| お盆で帰りを待つ家族 | |||
| 19 | 汗や涙柔一本国旗揚げ | はなぶさ | |
| 20 | 傘さして墓に手合わせ曾孫たち | 菜の花 | １ 票 |
| (媛 香) 傘を差し掛けて墓参をしている曾孫さん達まだ小さいでしょうに… | |||
| 21 | 苧殻焚き燃え尽きるまで独り言 | 媛 香 | ３ 票 |
| (べいこう)独り言は私も同様です | |||
| ( 扇 ) 在りし日の思い出を思い出しながら | |||
| (石ノ花) 送りですか迎えですか、いずれにしても話しかけるのですね。 | |||