莠・驕ｸ 蜿･
邏ｫ髯ｽ闃ｱ
第2１0回 披　講
令和４年 ６月１日～令和４年 ６月２０日 投句分
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番　号 　　　　　選　　　句 俳　号 得　票
1 薔薇の香の紅いキャンドルリビングに 石の花 4　票
(べいこう)リビングも楽しむ場所にされる人が増えて
(　扇　)　香りもよく明るくなっていいですね
(媛　香)　綺麗なお句ですキャンドルが良いですね
(高　越)　甘い香りのキャンドルでリビングはムードがありますね
　
2 母の日に母の形見のネックレス 媛　香 4　票
(　扇　)　素敵ですね
(はなぶさ)形見はすっと大切にですね。
(高　越)　母の形見のネックレスを付けて亡き母を偲んでいるのです
(石の花)　母の日にはいつも想い出すのですね。
　
3 薔薇の花赤い蝋燭セラピーに 石の花
　
4 沿線の紫陽花揺らし観光列車 高　越 ２　票
(　扇　)　紫陽花は豪華で元気をもらいます
(はなぶさ)紫陽花に汽車の景色は似合いマスネ。
　
5 黒猫はタンゴはやらせ今昼寝 べいこう １　票
(はなぶさ)面白く詠まれましたね。
　
6 夕立や鯖缶明ける夕餉かな 洋　三 3　票
(べいこう)サバ缶私もよくたべています
(媛　香)　夕食は鯖缶で済ませる夕立上がり
(石の花)　夕餉の鯖缶がいいですね。
　
7 裏庭の今抜けかと蛇の衣 媛　香
　
8 夏草や大の字の背にやはらかき 凡 3　票
　☆５月末、九州久住高原へ。「新緑」「山滴る」が浮かぶ
　　 草原のみずみずしい草の上に、思わず寝転びました。
(媛　香)　晴天の夏草が大の字に寝れば背中に感じたのです実感です柔らかく、
(高　越)　青々とした夏草の上に大の字。良い気分ですね
(石の花)　青い芝生の感じがよく分かります。
　
9 古き湯治銀山の夏浅し はなぶさ １　票
(高　越)　銀山だから島根を想像。古い湯治場があるのですね。
　　　　　夏涼しでも。
　
10 芝の坂馬糞紙で滑る夏遊び べいこう １　票
(石の花)　懐かしい遊びですね。
　
11 蝸牛雨の上がりの葉の裏に 石の花 ２　票
(はなぶさ)詩情豊かですね。
(高　越)　葉の裏に隠れている蝸牛を見つけたのです。
　　　　　最近は中々居ませんが
　
12 漆黒の闇の蛍火誰そ偲ぶ 凡 ２　票
　☆ほたるを変換すると、「火垂る」もあるが、歳時記にはない。
　　野坂昭如の小説は「火垂るの墓」のタイトルですね。
　　掲句は「火垂る」の光です。
(　扇　)　蛍は幻想的で色々と感慨深いですね
(媛　香)　暗闇に蛍の乱舞その中にもしや彼の君がフッと
　　　　　脳裏を掠めたのかも…
　
13 砥部焼の風鈴ちりりん城下町 高　越 １　票
(石の花)　砥部焼の風鈴やはりいい音ですね。
　
14 散歩道すいすいと飛ぶ燕かな 洋　三 １　票
(　扇　)　スピードの速いのには毎回驚きます
　
15 花園でバラの香りにウットリと 扇 １　票
(はなぶさ)薔薇は色も香りも誘われますね。
　
16 露天湯に癒す疲れや梅雨の月 高　越 ２　票
(　扇　)　夜に温泉つかり一句ですか
(媛　香)　露天湯に梅雨の月が良いですね
　
17 五十崎やりんりん上がる龍の凧　　 はなぶさ １　票
(べいこう)凧揚げは今でも楽しいです
　
18 蜘蛛の囲のまとわり付きて通せん坊 凡
　☆我が家の狭庭のウバメガシの垣に巣を張る蜘蛛。
　　歓迎しないが払っては可哀想かと、くぐって通る。　
　
19 さくらんぼ小粒なれども甘みあり 媛　香 ２　票
(べいこう)さくらんぼは山形で若い時経験しました
(高　越)　小粒でもちぎりたてのさくらんぼは張があり
　　　　　美味しいです
　
20 青若葉窓から覗き鳥の声 扇
　
21 噴水やタンゴルンバもこなします べいこう １　票
(媛　香)　高く上がる噴水がダンスをしているように見えるのです
22 青赤と紫陽花咲きて雨の音 扇 １　票
(はなぶさ)紫陽花に雨は静かでいいですね。
　
23 ビル影や青田に映る風情かな 洋　三 ２　票
(べいこう)ビル影が映る時代になりました。
(石の花)　この風景を風情と表している。いいですね。
　
24 父の日に昭和レトロなピアノ弾き はなぶさ １　票
(べいこう)父の日のピアノも結構です