| 番 号 | 選 句 | 俳 号 | 得票 |
| 1 | 陽も月も映してあおき植田かな | 凡 | ４ 票 |
| ☆ 田んぼの少なくなった我が家周辺。自然の恩恵を受けて | |||
| 苗が育っていく。実りに至る労苦と感謝。 | |||
| ( 扇 ) 美しい景色ですね | |||
| (石の花) 陽も月も、青田の情景をうまく詠みましたね。 | |||
| (媛 香) 太陽もお月さんも青田に映えている、陽も月も | |||
| の表現が良です | |||
| (高 越) 夕焼けが写り込むのが綺麗です。成長か早いので | |||
| ちょっとの間です。 | |||
| 2 | ぴんころり願う施設の星まつり | 高 越 | ２ 票 |
| ☆ 百四歳で逝った母が短冊に書いていました | |||
| (はなぶさ)面白く詠まれましたね、そうありたいものですね。 | |||
| (石の花) 皆願っています。そうありたいものです。 | |||
| 3 | 一日をゲームで過ごす敗戦日 | 洋三 | ３ 票 |
| (はなぶさ)そんな時間が欲しいです。 | |||
| (高 越) コロナウイルス流行で家に籠るのが長い。ストレスを解消する | |||
| ためにゲームに励む。 | |||
| ( 凡 ) 戦後77年ともなると、こういう情景かな。平和の有り難さ | |||
| 4 | 佇みて紫陽花ロード瀬戸百景 | 媛 香 | １ 票 |
| ( 扇 ) 雨上がりは素晴らしいですね。 | |||
| 5 | 新緑のレトロタウンの吹屋町 | 扇 | ３ 票 |
| (べいこう)レトロタウン懐かしい言葉です | |||
| (高 越) 新緑に囲まれたレトロな町。吹屋町とはどこでしょうか？ | |||
| ( 凡 ) 緑と吹屋の街の朱色との取り合せが浮かびます。 | |||
| 6 | 機上旅天人のるる雲の嶺 | はなぶさ | １ 票 |
| (媛 香) 機上の人は天人？が乗っている？魅力はありますが難しいお句です | |||
| 7 | 男湯に聳ゆ富士山昭和の日 | 高 越 | ３ 票 |
| (べいこう)昭和の日の富士山を湯舟に想い描いた句 | |||
| (石の花) 子供の頃が懐かしく蘇りました。 | |||
| ( 凡 ) 戦後、日本の発展に尽くしたお父さん、ご苦労さま。 | |||
| しばし、疲れを癒やしてください。貴男は日本一！ | |||
| 8 | ジーパンの色落ち欲市や、夏の浜 | べいこう | １ 票 |
| ( 扇 ) 若者のジ－パンはオシャレですね。 | |||
| 9 | 夕闇に消えゆく虹や靄の中 | 石の花 | ３ 票 |
| ( 扇 ) 願いをかなえたくなります。 | |||
| (媛 香) 霧の中に消えて行く虹徐々に徐々に綺麗ですネ | |||
| ( 凡 ) 美しい虹も夕闇とともに靄の中に、、。明日も平穏な一日で | |||
| あって欲しい。儚さと希望。 | |||
| 10 | 大瀑布国と国とを結ぶ虹 | 凡 | ３ 票 |
| ☆ イグアスの滝はブラジル、アルゼンチンに接し、（水飛沫の | |||
| 中虹がかかる）。パラグアイとは「友情の橋」という | |||
| 名の橋で結ばれている。 | |||
| (べいこう)国境の虹着眼点がよい | |||
| (はなぶさ)世界三大瀑布のナイアガラの滝ですか。 | |||
| (高 越) 大きな景が見えます | |||
| 11 | 水溜まり雀水浴び梅雨晴れ間 | 媛 香 | ３ 票 |
| (石の花) 雀の水浴びよく見つけましたね。 | |||
| (高 越) かわいい風景です。 | |||
| ( 凡 ) 梅雨晴間を見逃さぬ観察眼。スズメさんよかったね。 | |||
| 12 | 道をしへ行く先きしめす夕まぐれ | 石の花 | |
| 13 | 一息で呑み干す真昼の紫蘇ジュース | 洋三 | ２ 票 |
| (はなぶさ)夏らしい一句ですね。 | |||
| (媛 香) 手作りの紫蘇ジュース一気に飲みほす爽やかで美味しいでしょうね | |||
| 14 | 田舎より一箱の枇杷届きおり | 石の花 | １ 票 |
| ( 扇 ) 楽しみですね美味しそう | |||
| 15 | サクランボ木に鈴なりと頬張りて | 扇 | |
| 16 | 雲がわく夏アルプスぞ深呼吸 | はなぶさ | １ 票 |
| (べいこう)アルプスの深呼吸素晴らしい | |||
| 17 | 夏の牧草食む牛の目のやさし | 凡 | ３ 票 |
| ☆ 緑一色の牧場に放された牛たちのなんとのどかな姿か。 | |||
| こちらを見るその眼のつぶらなことか。 | |||
| (べいこう)牧場の牛の目が生き生きしています | |||
| (石の花) 牛達の和やかさがうかがえます。 | |||
| (高 越) 夏草の茂る四国カルストの景が浮かびます | |||
| 18 | 天の川年に一度の彼の君に | 媛 香 | １ 票 |
| ( 扇 ) ロマンチックですね。 | |||
| 19 | 軒下に玉葱吊し老夫婦 | 扇 | １ 票 |
| (はなぶさ)老夫婦のおだやかな日常ですね。 | |||
| 20 | 館閉め秋の夜風にブルースを | べいこう | |
| 21 | 十二時のニュース見ながら茄子を煮る | 洋三 | |
| 22 | 遠き日の蚊帳に雑魚寝の家族かな | 高 越 | ４ 票 |
| (はなぶさ)昔々、子供の頃の懐かしい光景ですね。 | |||
| (石の花) 懐かしいですね。最近は自宅で済まします。 | |||
| (媛 香) 懐かしい～蚊帳の中で子供の頃雑魚寝をした事思い出です | |||
| ( 凡 ) 昔、こういう温かさ、賑やかさがどの家にもあったっけ。 | |||
| 核家族、個室化の今は望めない、失われた風景です。? | |||
| 23 | 外回りしながらいつも含羞草 | べいこう | |
| 24 | あえかなる縁の蛍父か母 | はなぶさ | ２ 票 |
| (べいこう)あえかなるの言葉の使い方がよいです | |||
| (媛 香) 蛍が側に飛んで来るともしや亡き父か母か夫がと思うのです | |||
| 不思議ですね、蛍って…。 | |||