番号	俳　　　句	俳 号	得票
1	袴を脱がす夫や土筆の卵綴じ	高　越	4 票
	(べいこう)つくしの卵とじおいしいでしょうね
	(石の花)　袴取りが面倒だが美味しいですよね。
	(逸　茶)　 ほのぼのとした料理風景が浮かんできます
	(媛　香)　袴を脱がす上手下手い表現力だと感じました
2	春告草白磁器に映え砥部の里	逸　茶	3 票
	☆　(梅に鶯、さらに砥部焼)
	(べいこう)素直な俳句
	(石の花)　砥部の白磁は素晴らしいですね。
	(媛　香)　白い花と白い花器に砥部焼きの里で判るような共感です
3	法の庭空き地に植木市開き	媛　香
4	啓蟄や笑顔で卓球活気ずき	はなぶさ	1 票
	(高　越)　暖かくなると運動も活気ずく。冬眠中の小動物も出てくる。
	季語と響き合っている
5	デイケアのパタカラ体操蝶の昼	高　越
6	昨今は御殿を持たず内裏雛	石の花	3 票
	(べいこう)例えが面白い
	(はなぶさ)雛飾りも昔に比べて簡素化されてきましたね。
	(媛　香)　そう思ってお雛祭りを見て思っていました。私の子供の
	頃は立派な御殿に内裏様は収まっておりましたね。
7	花一杯吉野の山に射す夕日	洋　三	２ 票
	(石の花)　綺麗な景色ですね。
	(はなぶさ)きれいな情景ですね。
8	城崎や咲く湯の華の涅槃かな	逸　茶
	☆　(旅の湯は天国)
9	残り餅ぼたかきなこか思案せし	はなぶさ	3 票
	(べいこう)取り合わせがたのしい
	(洋　三)　結局両方とも
	(媛　香)　ぼたが良いかでもあっさりきな粉にしましょう。
10	長考の棋士に寄り添う寒椿	べいこう	5 票
	(はなぶさ)棋士の緊張感に寒椿あいます。
	(逸　茶)　真剣勝負の雰囲気が伝わってきます
	(洋　三)　六冠とる
	(媛　香)　将棋士長時間の勝敗に脱帽です。
	(高　越)　将棋は分かりませんが、長考は字の如く長く考える事。
	寒さに耐えてやっと咲く寒椿とどこか似ているのかも。
11	蝶一羽彼の化身かと纏わりて	媛　香	1 票
	(逸　茶)　大事な人に守られているのでしょうか
12	花筏風に吹かれて池の隅	石の花	3 票
	(逸　茶)　綺麗な句ですね、情景が浮かびます
	(洋　三)　かたまって重なって
	(高　越)　満開の後に散って池に浮かび流され池の端でまたひと
	花咲かせる花筏
13	亡き母と菜の花揺らし単線に	媛　香	3 票
	(はなぶさ)菜の花を見ると思いだすのですね。
	(逸　茶)　線路と菜の花が際立っています
	(洋　三)　楽しい景
14	音もなく降る春雨の樹にやさし	洋　三	２ 票
	(石の花)　春雨のやさしがよくうかがえます。
	(はなぶさ)静寂ですね。
	(媛　香)　春雨は音もなく降り続き樹に優しく表現が良いです。
15	まだ青き穂麦の道をサイクリング	高　越
16	春光に人生百を目指すけふ	はなぶさ	4 票
	(石の花)　大いに期待したいですね。
	(洋　三)　時代の先頭を･････
	(媛　香)　人生百を目指すこれからはもっと先までも
	目指して頑張って生きましょう。
	(高　越)　百歳めざし益々頑張ってください
17	雨雲に水田広がり蛙啼く	石の花
18	雉啼いて伯耆大山目覚めけり	べいこう	3 票
	(石の花)　雉啼いての例えがいいですね。
	(洋　三)　雄大
	(高　越)　雉が突然啼き驚いた作者。大山ももびっくりして
	目覚めたのでしょう
19	薄氷や老兵の去るあしたかな	逸　茶	２ 票
	☆　(人事異動の季節)
	(べいこう)意味深な俳句
	(はなぶさ)寂しさがありますね。
20	空の青桜満開天満宮	洋　三	2 票
	(べいこう)そのままでも楽しい季節となりました
	(高　越)　天神様には梅が付きものですが、青空の下で見事に
	桜が咲いている
21	針供養吐息まじりの母偲ぶ	べいこう	1 票
	(逸　茶)　 亡き母の夜なべを思い浮かべます